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共依存カップルが続かない3つの理由!現状の克服法も解説

[最終更新日]2023/11/07

こんにちは、伊庭和高です。

 

恋愛の相談はよく寄せられますが、

共依存に悩んでいる人は多いです。

 

「恋人と共依存になってしまう…」

「いつも関係が続かない…」

 

この様に共依存のまま付き合っても、

最終的には幸せになれません。

 

付き合っている時も苦しいですし、

幸せな関係が築けないのです。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

恋愛における共依存の心理背景を解説します。

 

その上で共依存の恋愛を克服する方法を、

独自の切り口でお伝えします。

 

共依存カップルの末路

 

共依存のまま付き合い続けると、

3つの結末が待っています。

 

どれか1つに該当することもあれば、

複数に当てはまることもありますが、

いずれにせよ良い未来ではありません。

 

常に不安を抱いている

お互いに相手に依存しているので、

相手がいないと不安になります。

 

あるいは相手の言動が想像と違うと、

不安に襲われてしまうのです。

 

一時的には愛情を確かめられても、

次の瞬間には不安になってしまうので、

メンタル的にも苦しい状態です。

 

一緒にいても不安を感じたり、

離れている時にやたら不安になったりと、

不安を感じない日がなくなってしまいます。

 

足の引っ張り合いを繰り返す

お互いに依存し合っているので、

足の引っ張り合いをしてしまいます。

 

相手に時間を割かれることも多いですし、

一緒にいても疲れてしまうかもしれません。

 

お互いが何かやろうと思っても、

依存心からネガティブな反応をするかもしれません。

 

新たな目標を見つけて進もうにも、

相手が不安になってしまい足を引っ張るのです。

 

恋愛以外の日常が崩壊する

そして共依存状態が続けば、

恋愛以外の日常に悪影響が出ます。

 

友達との付き合いが悪くなったり、

疲れて仕事にも支障が出てしまいます。

 

一緒にいる時間だけでなく、

離れていても相手に気を取られてしまいます。

 

スマホでのやり取りも増えるでしょうし、

お互いに不安や寂しさをぶつけ合い、

他のことに集中できなくなってしまいます。

 

共依存してしまう根本原因

そもそも依存が悪いわけではありません。

 

私たちが人間が生まれた時は、

誰しも親に依存しないと生きていません。

 

ですが大人になっても依存を続けては、

幸せな関係は築けません。

 

相手がいないと不安を抱く関係なので、

常に相手に負担をかけてしまいます。

 

しかも共依存なので、

お互いが負担をかけ合っており、

どちらも疲れ果ててしまうのです。

 

そして限界を迎えた時に、

別れが待っています。

 

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの根本原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

恋愛で共依存になってしまうのも、

自信のなさが根本原因です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自信があれば依存しません。

 

自立した関係を築けるのです。

 

ですが自信がないことで、

相手に依存してしまいます。

 

お互いの自信のなさを埋める中で、

共依存になってしまうのです。

 

相手を変えても悩みは繰り返される

「相手が悪かった…」

「次は大丈夫…」

 

この様に付き合う相手を変えることで、

現状を好転しようと思う人は多いです。

 

ですが相手を変えても自分が変わらないと、

新たな相手に依存してしまいます。

 

依存的な関わりをしてしまい、

関係が上手くいかなくなるでしょう。

 

あるいは相手も依存してくるので、

共依存が繰り返されてしまいます。

 

もし共依存のまま結婚しても、

結婚後も共依存は続きます。

 

「結婚すれば大丈夫…」

 

この様に思い込む人もいますが、

結婚してもお互いが依存し合い、

結婚前と似た様な問題が発生します。

 

その意味で恋愛での共依存は、

時間が解決してはくれません。

 

自信のなさと向き合いながら、

依存心を手放すことが大切です。

 

共依存の恋愛を克服する方法

次にぬいぐるみ心理学の視点で、

共依存の恋愛を克服する方法をお伝えします。

 

相手の行動を変えることはできませんが、

自分の行動は自分次第で変えられます。

 

まず自分が変わることに集中することで、

関係性も早く変化が生まれます。

 

2つの方法を順番に実践することで、

依存的な関係を築かなくなります。

 

自分で自分の気持ちを声に出すこと

まず最初の方法が、

自分で自分の気持ちを声に出すこと。

 

依存心が出てくる時ほど、

自分の気持ちを声に出せていません。

 

声に出さず、頭の中で考え続けてしまうのです。

 

私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が増大する傾向があります。

 

声に出さず頭の中で考えていると、

不安や寂しさに襲われやすいです。

 

相手の反応が気になったり、

つい相手に求め過ぎてしまいます。

 

一説では1日に考えることの9割が、

ネガティブな事柄だと言われています。

 

どんな気持ちでもOKです。

頭に浮かんだことを声に出していきましょう。

 

いきなり相手に吐き出すのではなく、

独り言をぶつぶつとつぶやくのが重要です。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、

ぬいぐるみを活用するのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

ぬいぐるみと意識して関わることで、

自分の気持ちに気づきやすくなります。

 

「どうしたいのか?」と問いかける

自分の気持ちを声に出した後は、

「どうしたいのか?」と問いかけます。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

 

共依存に悩む人ほど、

自分を主語に問いかけていません。

 

自分よりも先に相手のことを考えるので、

依存心が強くなってしまうのです。

 

・した方がいい

・するべきだ

・しなければいけない

・して欲しい

・してあげる

・してくれない

 

たとればこれら6つの言葉は、

自分を主語にできていない時に浮かびます。

 

相手の言動に心が乱され、

依存心が強くなってしまう言葉なのです。

 

「どうしたいのか?」と問いかけ、

自分を主語に考えることは、

共依存を克服するために不可欠です。

共依存に悩むカップルの方は多いですが、

現状を放置しても幸せな未来は待っていません。

 

関係がギクシャクしたり、

どちらかが苦しくなったりと、

悪影響ばかり発生するのです。

 

恋愛の共依存に悩む状況は、

今から変えられます。

 

根本原因の自信のなさと向き合い、

2つの方法を実践することで、

現状を好転していきましょう。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば自信のない状況を変えられるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。