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実家依存症の末路は2つ!特徴と治し方を徹底解説!

[最終更新日]2024/05/14

こんにちは、伊庭和高です。

 

結婚生活についての相談は、

私の元によく寄せられます。

 

その中でも、実家に頼り過ぎてしまう悩みは多いです。

 

結婚している夫や妻が精神的や経済的に自立できず、

実家に頼りきりになっている状態のことを、

実家依存症とも呼びます。

 

実家に頼れば一時的には良い面もありますが、

頼りすぎるとどこかで上手くいかなくなります。

 

夫婦関係に悪影響が出てしまったり、

実家との関係もネガティブなものになるかもしれません。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

実家依存症の原因や特徴と治し方を解説します。

 

実家依存症の末路

 

実家依存症のままだと、

待ち受ける未来は3つです。

 

どれも幸せな未来ではないですが、

どれか1つに当てはまることもあれば、

複数に該当することもあります。

 

自分で何もできなくなる

「ご飯も勝手に出てきてありがたいな」

「経済的にも援助してくれるな」

 

実家の親に何でも頼るうちに、

自分で何もできなくなってしまいます。

 

親が色々とやってくれれば、

その分だけ楽ができます。

 

実家なので居心地も良いでしょうし、

気づけば何もしなくなってしまうのです。

 

パートナーに愛想を尽かされる

実家に依存すればするほど、

パートナーから愛想を尽かされます。

 

自立した結婚生活を送れていないと思い、

次第に嫌気が差してしまうのです。

 

何かにつけて親の意見を聞いたり、

親の顔色をうかがう様になるので、

パートナーとしても思う所が出てきます。

 

最終的に離婚につながることもあるので、

決して良いことだとは言えません。

 

自分の人生を歩めなくなる

何より実家に依存するほど、

自分の人生を歩めなくなります。

 

親が望む選択をしたり、

「このままでいいか…」と妥協しやすくなります。

 

何がしたいかわからなくなったりと、

将来のビジョンも見えにくくなります。

 

実家にいることで無意識のうちに、

親の影響を受けやすくなります。

 

また実家にいれることに安心感を抱き、

新たな挑戦をしなくなるのです。

 

実家依存症の根本原因

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

実家依存症になってしまうのも

自分の自信のなさが根本原因です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自信があれば必要以上に実家に依存しません。

 

一時的に実家を頼ることはあっても、

長く実家に依存することはありません。

 

親は親、自分は自分と思えており、

自立した関係を築けるのです。

 

ですが自分に自信が持てないと、

気づけば実家を頼ることが多くなります。

 

親に甘え過ぎてしまったり、

自分で何もしなくなってしまうのも、

自信のなさが背景にあります。

 

ですが先ほど紹介した様に、

実家に依存し続けても幸せな未来は待っていません。

 

自信のなさと向き合いながら、

現状を変えるために行動する必要があります。

 

実家依存症の治し方

 

次にぬいぐるみ心理学の視点で、

実家依存症の治し方をお伝えします。

 

2つの方法を繰り返し実践することで、

現状を今から好転できる様になります。

 

自分で自分の気持ちを声に出す

まず最初に取り組むのは、

自分で自分の気持ちを声に出すこと。

 

実家依存症になる時ほど、、

自分の気持ちを声に出していません。

 

声に出さず、頭の中で考えがちなのです。

 

私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まる習性があります。

 

一説では1日に考えることの9割が、

ネガティブな事柄だと言われています。

 

頭の中で考えていると、

実家を出なくていい理由が浮かんだり、

実家を頼った方が楽だと考えやすいのです。

 

どんな気持ちでも大丈夫です。

まずは自分で自分の気持ちを声に出すことが、

現状を変える第一歩です。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、

ぬいぐるみと関わるのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

意識してぬいぐるみと関わるほど、

自分の気持ちを声に出せる様になります。

 

「どうしたい?」と問いかける

そして自分の気持ちを声に出した後は、

「どうしたい?」と問いかけます。

 

「どうしたい?」の主語は自分自身。

 

実家依存症になる時ほど、

自分を主語に問いかけていません。

 

自分以外の誰かのことを考えています。

 

「した方がいい」

「するべきだ」

「しなければならない」

「してあげる」

「して欲しい」

 

たとえばこれらの言葉は、

自分以外の誰かのことを考えている時に浮かびます。

 

誰かに何かをしてもらおうと考えたり、

周りの反応や評価を気にするうちに、

実家に甘え過ぎてしまうのです。

 

また「どうしたい?」ではなく、

「どうすればいい?」と考えがちなのも、

実家に依存する人の特徴です。

 

「私はどうすればいいの?」という様に、

答えを周りに求めてしまうので、

いつまでも自分の意思で決めようとしません。

 

「どうしたい?」と自分を主語に問いかけるのは、

実家依存症を克服するために不可欠なのです。

実家に依存した状態では、

幸せな未来は待っていません。

 

パートナーとの関係が悪化したり、

自分の人生が歩めなくなったりと、

状況は悪くなる一方なのです。

 

実家依存症の根本原因は自信のなさ。

 

自信のなさと向き合い、

2つの方法を実践することで、

現状を好転していきましょう。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば自信が持てる様になるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。