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子供の前で夫婦喧嘩がやめられない!原因と改善策を紹介

[最終更新日]2024/06/05

こんにちは、伊庭和高です。

 

子育てや夫婦関係についての相談は、

毎日の様に私の元へ寄せられます。

 

「子供の前に夫婦喧嘩をしてしまう」

「夫婦喧嘩がやめられない」

こうした相談も多いです。

 

子供の前で夫婦喧嘩をしても、

良いことは何もありません。

 

子供にも悪影響を及ぼしますし、

夫婦関係もギクシャクするだけです。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点から、

子供の前で夫婦喧嘩をしてしまう原因と改善策をお伝えします。

 

なぜ子供の前で夫婦喧嘩をしてしまうのか?

そもそも夫婦関係の悩みを振り返る上で、

非常に重要な視点があります。

 

夫婦喧嘩がやめられない原因は、

自分とパートナーの両方にあります。

 

この点に気づいておらず、

自分だけのせいだと考えたり、

パートナーだけのせいにしてしまうと、

いつまでも悩みは解決しないのです。

 

つまり夫婦喧嘩がやめられないのも、

自分と相手のそれぞれに振り返る点があります。

 

夫婦関係の悩みの根本原因は自信のなさ

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

夫婦喧嘩がやめられないのも、

自信のなさが背景にあります。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自信があれば喧嘩にならずに解決できます。

 

自分で気持ちを落ち着けながら、

建設的な話ができるのです。

 

普段は自信のある人でも、

夫婦関係になると自信がなくなる人も多いです。

 

そして子供の前で夫婦喧嘩がやめられない人には、

共通点もあります。

 

「具体的にはどんな自信のなさがあるのか?」

代表例を3つ紹介します。

 

我慢の限界を迎えている

「子供の前で喧嘩するのは悪影響だ…」

 

普通なら冷静に考えられるものの、

日頃からモヤモヤを溜め込んでいると、

衝動的に怒りをぶつけてしまいます。

 

私はよく「心の便秘」という言葉を使いますが、

まさに心の中が便秘状態になっているので、

我慢の限界を迎え感情が爆発してしまうのです。

 

子供の前であっても関係なく、

ついモヤモヤをぶつけてしまいます。

 

勝ち負けや優劣を気にしている

「パートナーに負けない様に…」

「パートナーに劣っているのでは…」

 

この様に勝ち負けや優劣を気にする人は、

夫婦関係でも悩みを抱きやすいです。

 

ついパートナーにマウントを取ったり、

パートナーの前で素直になれなかったり、

見栄を張ってしまうことがあるのです。

 

ちなみにこれは夫婦関係だけでなく、

仕事や友達関係でも勝ち負けや優劣を気にする人はいます。

 

ただし勝ち負けや優劣を気にするほど、

常に相手と闘っている様なものなので、

定期的に喧嘩や言い争いが生まれるのです。

 

子供を味方に引き入れようとしている

一緒にいたいと思って結婚したのに、

気づけば夫婦喧嘩がやめられなくなることがあります。

 

子供の前で夫婦喧嘩をしてしまうのは、

子供を自分の味方に引き入れようとしているから。

 

「悪いのは相手だ」

「私はかわいそうだ」

「私が正しい」

 

喧嘩しているところを子供に見せて、

子供に味方になって欲しいと考えているのです。

 

子供を味方に引き入れることで、

家庭内でのパワーバランスを優位にしようとしています。

 

子供の前で夫婦喧嘩を続けるとどうなるのか?

子供の前で夫婦喧嘩を続けても、

幸せな未来は待っていません。

 

両親が喧嘩している姿を見て、

子供は複雑な感情を抱くでしょう。

 

「自分のせいで両親が喧嘩しているのでは…」

「どちらかの味方になるのがつらい…」

「両親に仲良くして欲しいのに…」

 

こうした葛藤を抱くことで、

子供の自信のなさも形成されます。

 

親に気を使いすぎたり、

親の前で本音が言えなくなったり、

親に反発する気持ちが強まったりと、

子育てに悪影響が及びます。

 

何より子供の前で喧嘩をする自分自身に、

自己嫌悪してしまうかもしれません。

 

自信のなさと向き合いながら

まず自分自身が変わることは、

今この瞬間からできます。

 

現状を改善する2つの方法

 

次にぬいぐるみ心理学の視点で、

現状を改善する方法をお伝えします。

 

2つの方法を実践することで、

子供の前で夫婦喧嘩をすることがなくなります。

 

自分の気持ちを声に出す

最初の方法が「自分の気持ちを声に出すこと」

 

子供の前で夫婦喧嘩をする人ほど、

自分の気持ちを声に出していません。

 

普段から声に出さず、

頭の中で考える癖があります。

 

私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まる習性があります。

 

ネガティブに考えるほど、

勝ち負けや優劣を気にしていたり、

子供を味方に引き入れようとしたり、

自分の気持ちを我慢してしまうのです。

 

喧嘩を引き起こすのは、

決まって頭の中で考えている時なのです。

 

ここでポイントになるのが、

「まず自分で声に出すこと」

 

パートナーや友達など周りの人に、

いきなり気持ちを吐き出さないでください。

 

自分の気持ちを吐き出せば、

確かにスッキリするでしょうが、

相手は良い気分になりません。

 

「また同じ悩みを聞かされている…」

「自分で何とかしてよ…」

 

最初は親身になってくれても、

何度も続けば相手も嫌な気持ちになり、

関係が悪化する可能性があるのです。

 

独り言で構いません。

どんな気持ちでも良いので、

まずは自分で自分の気持ちを声に出すことが、

幸せな家庭を築くための第一歩です。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、

ぬいぐるみを活用するのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

意識してぬいぐるみに触れることは、

自分の気持ちを声に出す上でも効果的です。

 

「どうしたいのか?」と問いかける

そして声に出した後は、

「どうしたいのか?」と問いかけること。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

 

子供の前で夫婦喧嘩をする人ほど、

自分を主語にして問いかけられていません。

 

自分より先に相手のことを考えてしまうのです。

 

「した方がいい」

「するべきだ」

「しなきゃいけない」

「して欲しい」

「してあげる」

 

たとえばこれらは自分を主語にできておらず、

相手のことを先に考えている状態です。

 

相手のことを先に考えるほど、

相手の反応が気になったり、

相手に求め過ぎてしまったり、

優劣や勝ち負けを気にします。

 

自分軸と他人軸という言葉がありますが、

まさに他人軸で生きているのです。

 

語尾を「〜したい」の形で問いかけることが、

幸せな関係を築く方法です。

 

「どうしたいのか?」という問いかけは、

子供の前で夫婦喧嘩をやめる上で不可欠なのです。

子供の前で夫婦喧嘩をしてしまう状況を放置しても、

幸せな未来は待っていません。

 

夫婦関係も上手くいかないですし、

子供にも悪影響が出てしまいますし、

ストレスも増大するだけです。

 

子供の前で夫婦喧嘩をしてしまう根本原因は自信のなさ。

 

自信のなさと向き合い、

2つの方法を実践しながら、

現状を好転していきましょう。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば現状を変えられるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。