16Jul
[最終更新日]2024/07/16
こんにちは、伊庭和高です。
恋愛についての相談は毎日の様に、
私の元に寄せられます。
「好きな人に本音が言えない…」
「恋愛が上手くいかない…」
こうした悩みも多いのです。
好きな人に本音が言えないままでは、
幸せな恋愛はできません。
今回はぬいぐるみ心理学の視点で、
好きな人に本音が言えない原因と克服法を解説します。
目次
好きな人に本音が言えないのはなぜ?
好きな人に本音が言えない時は、
3つの心理背景が影響しています。
どれか1つに該当することもあれば、
複数に当てはまることもあります。
早速見ていきましょう。
相手の反応を気にしている
相手にどう思われるかを気にすると、
本音が言えなくなります。
「変に思われたらどうしよう…」
「引かれてしまうのでは…」
自分の気持ちよりも先に、
相手にどう思われるかが気になるのです。
これでは本音を我慢し、
自分の気持ちを偽ってしまいます。
嫌われるのを怖がっている
「嫌われたらどうしよう…」
「関係が終わってしまうかも…」
この様に嫌われるのを怖がるほど、
好きな人に本音が言えなくなります。
関係が悪化するくらいなら、
何も言わない方がいいと考えるのです。
相手に合わせる場面が増えますし、
自分の気持ちを犠牲にしてしまいます。
嫌われるのを怖がっていれば、
相手は自分のことがわからなくなります。
「この人の本音がわからない…」
「当たり障りない話しかしてこない…」
この様に思われれば次第に相手も不信感を抱き、
最終的には関係が冷え切ってしまうのです。
頭の中で考えがち
私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、
ネガティブ思考が強まる習性があります。
一説には1日に頭の中で考える事柄の、
9割がネガティブな内容だと言われています。
相手の反応を気にしたり、
嫌われるのを怖がってしまうのも、
頭の中で考えている時です。
言いたいことがまとまらず、
自分の気持ちもわからなくなったりと、
頭の中で考え続けてもいいことはありません。
恋愛以外でも本音が言えないケースも
仕事や友達関係など恋愛以外の場面でも、
本音が言えずに悩んでいるケースがあります。
人間関係は恋愛だけでなく、
さまざまな場面で発生します。
それこそ子供の頃から大人になるまで、
本音が言えずにいたかもしれません。
その意味で本音が言えないのは、
恋愛だけに限らず根本的に解決する必要があるのです。
好きな人に本音が言えない根本原因は自信のなさ
私はぬいぐるみ心理学において、
すべての悩みの根本原因は自信のなさだとお伝えしています。
好きな人に本音が言えなくなってしまうのも、
自分の自信のなさが根本原因です。
詳細は無料メール講座でも解説していますが、
自信があれば言いたいことが言えます。
相手の反応を気にしたり、
嫌われるのを怖がらず、
自分の本音を素直に言えるのです。
お互いに素直な気持ちを伝えながら、
関係を深めていけるのです。
一方で自分に自信がないことで、
相手にどう思われるかを気にしたり、
あれこれ頭の中で考え続けてしまいます。
また私は12個の質問に答えるだけで、
診断結果の画面では、
恋愛の悩みを克服した方のエピソードも紹介しています。
こちらも合わせてやってみてください。
幼少期の経験も影響している
私たちの自信のなさは幼少期の経験も影響しています。
生まれた時から自信がない人はいません。
泣きたい時に泣き、
笑いたい時に笑い、
本音が言えていたのです。
それが成長し大人になる過程で、
少しずつ周りの目を気にし始め、
自分の本音が言えなくなるのです。
また私たちは親との関係が、
すべての人間関係のスタートです。
親と関わる中で自信がなくなり、
本音が言えなくなる人も多いです。
「親の顔色をうかがっていた」
「良い子を演じて生きていた」
「親も本音が言えなかった」
たとえばこうした場合は、
子供である自分自身にも影響が及ぶのです。
悩みは形を変えて繰り返される
付き合う相手を変えたり、
結婚して環境が変われば、
気分もリセットされるでしょう。
ですが周りを変えても自分が変わらないと、
新たな環境でも同じ悩みを繰り返すのです。
「新しい恋人の前でも言いたいことが言えない…」
「結婚しても言いたいことが言えない…」
こうした相談は多いです。
つまり本音が言えない悩みは、
時間が解決してはくれないのです。
特に結婚しても本音が言えないと、
毎日の様に一緒にいるのでストレスも蓄積します。
自信のなさと向き合いながら、
自分自身が変わることへ意識を向けることで、
好きな人に本音が言える様になります。
好きな人に本音が言えない現状を好転する方法
次にぬいぐるみ心理学の視点で、
好きな人に本音が言えない現状を変える方法をお伝えします。
2つの方法を実践することで、
現状は今から好転できます。
自分の気持ちを声に出す
最初の方法が「自分の気持ちを声に出すこと」
好きな人に本音が言えない時ほど、
自分の気持ちを声に出していません。
先ほどもお伝えした様に、
普段から声に出さず頭の中で考える癖があります。
どんな気持ちでもOKですので、
頭の中で考えていることをブツブツ声に出しましょう。
ここでポイントになるのが、
「まず自分で声に出すこと」
恋人や友達など周りの人に、
いきなり気持ちを吐き出さないでください。
自分の気持ちを吐き出せば、
確かにスッキリするでしょうが、
相手は良い気分になりません。
「また同じ悩みを聞かされている…」
「自分で何とかしてよ…」
最初は親身になってくれても、
何度も続けば相手も嫌な気持ちになり、
関係が悪化する可能性があるのです。
独り言で構いません。
どんな気持ちでも良いので、
まずは自分で自分の気持ちを声に出すことが、
幸せな恋愛をするための第一歩です。
ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、
ぬいぐるみを活用するのが効果的です。
詳細は無料メール講座でも解説していますが、
意識してぬいぐるみに触れることは、
自分の気持ちを声に出す上でも効果的です。
「どうしたいのか?」と問いかける
そして声に出した後は、
「どうしたいのか?」と問いかけること。
「どうしたいのか?」の主語は自分自身。
好きな人に本音が言えない時ほど、
自分を主語にして問いかけられていません。
自分より先に相手のことを考えてしまうのです。
「した方がいい」
「するべきだ」
「しなきゃいけない」
「して欲しい」
「してあげる」
たとえばこれらは自分を主語にできておらず、
相手のことを先に考えている状態です。
相手のことを先に考えるほど、
相手の反応が気になったり、
相手に嫌われるのを怖がってしまいます。
自分軸と他人軸という言葉がありますが、
まさに他人軸で恋愛をしてしまうのです。
語尾を「〜したい」の形で問いかけることが、
幸せな関係を築く方法です。
「どうしたいのか?」という問いかけは、
本音が言える自分に変わるために不可欠なのです。
本音が言えないまま恋愛をしても、
幸せな未来は待っていません。
好きな人の言動にモヤモヤしたり、
不安や寂しさに襲われたり、
いつも関係が上手くいかなくなったりと、
良いことはないのです。
好きな人に本音が言えない根本原因は自信のなさ。
自信のなさと向き合い、
2つの方法を実践しながら、
現状を好転していきましょう。
「自信のなさとは何なのか?」
「どうすれば現状を変えられるのか?」
詳細は無料メール講座でも解説しているので、
合わせて学んでみてください。
本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
このコラムの執筆者
伊庭 和高(いば かずたか)
千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。