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好きな人への依存をやめたい人は必見【心理背景と原因】

[最終更新日]2025/01/17

こんにちは、伊庭和高です。

 

恋愛についての相談は、

毎日の様に私の元へ寄せられます。

 

好きな人に依存してしまい、

悩んでいる人も多いです。

 

一時的に上手くいくことがあっても、

どこかで関係が上手くいかなくなります。

 

依存してしまう恋愛は、

すぐにでもやめる必要があります。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

好きな人に依存する心理背景と克服法をお伝えします。

 

好きな人に依存する心理

 

一体なぜ好きな人に依存してしまうのか?

 

4つの心理背景がありますが、

どれか1つに該当することもあれば、

複数に当てはまることもあります。

 

自分で自分を満たせていない

自分で自分を満たせていないと、

誰かに心を満たしてもらおうとします。

 

好きな人に心を満たしてもらおうとするのです。

 

好きな人がいないと心を満たせない、

依存した状態を作り出してしまいます。

 

たとえるなら栄養ドリンクで、

飲んだ瞬間は一時的に元気になりますが、

次第に効果が切れてしまうのです。

 

相手の反応を気にしている

「嫌われたらどうしよう…」

「相手が喜ぶ自分を演じなきゃ…」

「都合が良い存在でいた方がいい…」

 

この様に相手の反応を気にしていると、

好きな人に依存しやすいです。

 

自分の気持ちを抑え込んで、

相手に合わせてしまうのです。

 

自分軸と他人軸という言葉がありますが、

他人軸で恋愛をしている状態です。

 

寂しがり屋(かまってちゃん)

寂しがり屋やかまってちゃんな人は、

好きな人に依存しがちです。

 

寂しさを埋めてもらうために、

好きな人と関係を持つのです。

 

好きな人と一緒にいたり連絡すれば、

一時的に寂しさも埋められますし、

かまってもらうこともできます。

 

寂しさに悩まされている人は、

好きな人に依存しやすいのです。

 

現実逃避

仕事や私生活のストレスで、

好きな人に現実逃避する人もいます。

 

お酒やタバコやショッピングやSNSなど、

現実逃避の対象は人それぞれです。

 

ただし現実逃避をしても、

現状が好転するわけではありません。

 

一時的にストレスを解消できても、

悩みの原因は解決していないので、

再びストレスを感じてしまいます。

 

結果的に現実逃避の対象に依存するのです。

 

自信のなさが根本原因です

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

好きな人への依存も自信のなさが原因です。

 

そもそも自信があれば依存せず、

自立した自分でいられます。

 

好きな人と依存した関係を築かないのです。

 

先ほど紹介した4つの心理も、

自信のなさが背景にあります。

 

悩みは繰り返される

好きな人への依存をする状況は、

時間が解決してくれません。

 

もし別れたり付き合う相手を変えても、

自分が変わらないと依存を繰り返します。

 

何より好きな人に依存しても、

幸せな関係は築けません。

 

一時的に心が満たされることはあっても、

長期的に良い関係は築けないのです。

 

自信のなさと向き合いながら、

好きな人への依存をやめる必要があります。

 

好きな人への依存をやめる方法

 

次にぬいぐるみ心理学の視点で、

好きな人への依存をやめる方法をお伝えします。

 

2つの方法を実践することで、

好きな人へ依存するのを克服し、

幸せな関係が築ける様になります。

 

自分の気持ちを声に出す

最初の方法が「自分の気持ちを声に出すこと」

 

好きな人へ依存してしまう時ほど、

自分の気持ちを声に出していません。

 

普段から声に出さず、

頭の中で考える癖があります。

 

私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まる習性があります。

 

一説では1日に頭の中で考える事柄の9割が、

ネガティブな内容だと言われています。

 

ネガティブに考えるほど、

相手の反応が気になったり、

自分で自分を満たせなかったり、

寂しさやかまって欲しさが強まります。

ここでポイントになるのが、

「まず自分で声に出すこと」

 

恋人や友達や同僚など周りの人に、

いきなり気持ちを吐き出さないでください。

 

自分の気持ちを吐き出せば、

確かにスッキリするでしょうが、

相手は良い気分になりません。

 

「また同じ悩みを聞かされている…」

「自分で何とかしてよ…」

 

最初は親身になってくれても、

何度も続けば相手も嫌な気持ちになり、

関係が悪化する可能性があるのです。

 

いきなり誰かに気持ちを吐き出すのは、

誰かに気持ちを聞いて欲しいと求めすぎている状態なのです。

 

独り言で構いませんので、

まずは自分で自分の気持ちを声に出すことが、

幸せな恋愛をするための第一歩です。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、

ぬいぐるみを活用するのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

意識してぬいぐるみに触れることは、

自分の気持ちを声に出す上でも効果的です。

 

「どうしたいのか?」と問いかける

そして声に出した後は、

「どうしたいのか?」と問いかけること。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

 

好きな人へ依存してしまう時ほど、

自分を主語にして問いかけられていません。

 

自分より先に相手のことを考えてしまうのです。

 

「した方がいい」

「するべきだ」

「しなきゃいけない」

「して欲しい」

「してあげる」

 

たとえばこれらは自分を主語にできておらず、

相手のことを先に考えている状態です。

 

相手のことを先に考えるほど、

相手に求める気持ちも強まりますし、

相手の反応も気になります。

 

他人軸で恋愛をしてしまうのです。

 

語尾を「〜したい」の形で問いかけることが、

幸せな関係を築く方法です。

 

「どうしたいのか?」という問いかけは、

好きな人への依存をやめるために不可欠です。

好きな人へ依存してしまう関係は、

自分次第で今から変えられます。

 

自立した関係を築ける様になるほど、

長期的に見てお互いが満たされる関係が築けます。

 

好きな人へ依存する根本原因は自信のなさ。

 

自信のなさと向き合い、

2つの方法を実践しながら、

現状を好転していきましょう。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば現状を変えられるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。