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好きすぎて泣いてしまう私…“重い”と言われないために

[最終更新日]2025/11/04

こんにちは、伊庭和高です。

今回は恋愛について取り上げます。

 

「好きな人の前にいると、涙がこぼれてしまう」

「好きすぎて、どうしても感情が溢れてしまう自分が怖い」

「これって“重い”って思われてるのかな…」

 

そんな風に思ったことはありますか?

 

恋愛において「好きすぎて泣く」という現象は、

決して珍しいものではありません。

 

しかし、「好きすぎて泣く」のは相手から「重い」と捉えられてしまうことがあります。

 

一度や二度なら親身になってくれても、

何度も泣いてしまうと相手も引いてしまうかもしれません。

 

好きすぎて泣いてしまう状況は、

すぐにでも改善する必要があるのです。

 

この記事ではぬいぐるみ心理学の視点で、

好きすぎて泣いてしまう心理背景や原因と解決策をお伝えします。

 

好きすぎて泣いてしまうのはなぜ?

 

好きすぎて泣いてしまう人には、

3つの心理背景があります。

 

どれか1つに該当することもあれば、

複数に当てはまることもあります。

 

①寂しさや不安を埋めようとしている

涙が出てしまうのは、自分の感情がコントロールできていない状態です。

 

特に寂しさや不安などのネガティブな感情の影響を受けています。

 

寂しさや不安に自力で対処できず、

ネガティブな感情を抱き続けてします。

 

その結果、好きな人と会えたり話せたことで、

思わず涙が流れてしまう状態です。

 

もし依存的な関係を築いている場合、

好きすぎて泣いてしまうことがあります。

 

好きな人がいないと不安だったり、

相手に依存しないとやっていけなくなっているのです。

 

そのため定期的に泣いてしまう様になります。

 

「見捨てられ不安」という言葉もありますが、

好きな人から見捨てられないことに安心して涙を流すケースもあります。

 

これも寂しさや不安を埋めようとしている状態です。

 

②自分で自分を満たせていない

自分で自分を満たせていない人は、

誰かに満たしてもらおうとします。

 

・何がしたいかわからない

・流される様に過ごしている

・周りの目や反応が気になる

 

こうした傾向がある人は、

自分で自分を満たせていない可能性があります。

 

その結果、誰かに満たしてもらおうとします。

 

好きな人に満たしてもらおうとするので、

満たされたと感じた時に涙が出やすくなります。

 

③幼少期の愛情や安心感の不足

私たちが生まれてから最初に接するのが親です。

 

親との関わりの中で自信のなさが形成され、

好きな人の前で泣きやすくなることがあります。

 

たとえば幼少期に親との安定した “安心・信頼できる関係” を体験できなかったとします。

 

その場合、「ひとりでは安心できない」「誰かと一緒にいないと不安だ」という感情が大人になっても残ることがあります。

 

「親がかまってくれなかった」

「仕事で一緒にいる時間が少なかった」

「親の愛情を十分に感じられなかった」

「親の前では良い子を演じていた」

 

たとえばこうした場合は子供の頃に自信のなさが形成され、

好きすぎて泣いてしまう関係を築きやすくなります。

 

自信のなさが原因です

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

好きすぎて泣いてしまうのも、

自信のなさが背景にあります。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自信があれば好きすぎて泣いてしまうことはありません。

 

不安や寂しさを抱いても気持ちを落ち着かせ、

泣かずに穏やかに関係を築けるのです。

 

その一方で自信がないと感情の乱れに飲まれ、

好きな人の前で泣いてしまうことも増えるのです。

 

仕事など普段は自信があっても、

恋愛になると自信がなくなる人もいます。

 

先ほど紹介した3つの心理背景も、

自信のなさが根底にあります。

 

泣いてしまうままでは幸せになれない

好きすぎて泣いてしまう状況を放置しても、

幸せな未来は待っていません。

 

最初は相手も親身になってくれても、

次第に重く感じたり引かれてしまうのです。

 

自分の自信のなさが好きな人にも伝わり、

別れにつながることもあるのです。

 

そして付き合う相手や環境を変えても、

自分が変わらないと同じ悩みを繰り返します。

 

好きすぎて泣いてしまう状況は、

時間が解決してはくれないのです。

 

ただし冷静に考えれば、

好きすぎて泣いてしまうのは生まれ持った性格ではありません。

 

成長する中で後天的に身についた特性なので、

誰でも今から現状を好転できます。

 

幸せな恋愛をする2つの方法

 

次にぬいぐるみ心理学の視点で、

現状を好転する方法を解説します。

 

2つの方法を実践することで、

好きすぎて泣いてしまう自分を変えられます。

 

自分の気持ちを声に出す

最初の方法が「自分の気持ちを声に出すこと」

 

好きすぎて泣いてしまう人ほど、

自分の気持ちを声に出していません。

 

普段から声に出さず、

頭の中で考える癖があります。

 

私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まる習性があります。

 

一説では1日に頭の中で考える事柄の9割が、

ネガティブな内容だと言われています。

 

ネガティブに考えるほど、

寂しさや不安に飲み込まれたり、

自分で自分を満たせなくなります。

 

先ほど紹介した3つの心理背景も、

頭の中で考えている時に浮かびやすいです。

ここでポイントになるのが、

「まず自分で声に出すこと」

 

好きな人や家族や友達や同僚など周りの人に、

いきなり気持ちを吐き出さないでください。

 

自分の気持ちを吐き出せば、

確かにスッキリするでしょうが、

相手は良い気分になりません。

 

「また同じ悩みを聞かされている…」

「自分で何とかしてよ…」

 

最初は親身になってくれても、

何度も続けば相手も嫌な気持ちになり、

関係が悪化する可能性があるのです。

 

いきなり誰かに気持ちを吐き出すのは、

悩みが解決しない間違った方法なのです。

 

それこそ寂しさや不安でつらい気持ちを、

周りに吐き出している状態です。

 

独り言で構いませんので、

まずは自分で自分の気持ちを声に出すことが、

現状を変える第一歩なのです。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、

ぬいぐるみを活用するのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

意識してぬいぐるみに触れることは、

自分の気持ちを声に出す上でも効果的です。

 

「どうしたいのか?」と問いかける

そして声に出した後は、

「どうしたいのか?」と問いかけること。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

 

好きすぎて泣いてしまう人ほど、

自分を主語にして問いかけられていません。

 

自分より先に相手のことを考えてしまうのです。

 

「した方がいい」

「するべきだ」

「しなきゃいけない」

「して欲しい」

「してあげる」

「してくれない」

 

たとえばこれらは自分を主語にできておらず、

相手のことを先に考えている状態です。

 

相手のことを先に考えるほど、

相手に求めすぎてしまったり、

相手にどう思われているかが気になります。

 

まさに他人軸で恋愛をしてしまうので、

幸せな関係は築けません。

 

「どうしたいのか?」という問いかけは、

現状を改善するために不可欠です。

 

自分がしたいことを選択するからこそ、

自分の気持ちを大切に関係を築ける様になります。

 

寂しさや不安が出てきても自分で落ち着かせ、

気持ちを安定させながら恋愛ができます。

 

好きな人の前で泣く前に、

感情を自分でコントロールできる様になるのです。

好きすぎて泣いてしまうままでは、

幸せな恋愛がはできません。

 

一時的には楽しい瞬間があっても、

それ以上に多くの時間で感情が乱れてしまうのです。

 

たとえ付き合えても、結婚できても、

定期的に泣いてしまう状況が続くので、

疲れやストレスを感じ続けてしまいます。

 

それこそ「重い」と言われてしまうかもしれません。

 

根本原因である自信のなさと向き合い、

2つの方法を実践しながら、

現状を好転していきましょう。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば現状を変えられるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

自信の専門家。三重県鈴鹿市出身。その後、千葉県千葉市で育つ。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで9年間で7000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
2025年9月にPHP研究所より『大人だって、ぬいぐるみに癒されたい!』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。