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自尊心を高める方法【自尊心が低い原因は自信のなさ】

[最終更新日]2022/04/20

こんにちは、伊庭和高です。

 

本日は「自尊心」について取り上げます。

 

「自分で自分を大切にする気持ちのこと」

「自分を高く評価しようとすること」

 

これが自尊心の意味です。

 

自尊心という言葉ではありますが、

「自己価値」や「自己肯定感」と似た様な意味だと言えます。

 

また「自分を高く評価しようとすること」ですが、

高く評価し過ぎるほど、「プライドが高い」と言われることもあります。

 

自尊心が高すぎたり他人を排除しようとすれば、

プライドが高すぎて人間関係が上手くいかなくなります。

 

とはいえ基本的には

自尊心は高い方が良いですし、

自尊心が高ければ自分で自分を大切にすることもできます。

「自尊心が低くて悩んでいる」

「自尊心を高めたい」

 

私はぬいぐるみ心理学を提供していますが、

お客様からこの様な相談を受けることもあります。

 

そこで今回は自尊心について、

自尊心を高める方法を3ステップで解説します。

 

また過去のお客様の事例から、

自尊心を高められたケースも紹介します。

 

ぬいぐるみ心理学無料講座

自尊心が低い原因

 

自尊心を高める方法をお伝えする前に、

なぜ自尊心が低くなってしまうのかを解説します。

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさであるとお伝えします。

 

大事な場面で自分の意見が言えなくなってしまうのも…

 

自分の弱みを素直に相手に見せられないのも…

 

失敗を恐れてなかなか行動できないのも…

 

すべての悩みの原因は自信のなさ。

 

自尊心が低いと悩むのも、

自分の自信のなさが原因です。

イメージしてみて下さい。

 

もし自分に自信が持てていれば、

自尊心が低くなることはありません。

 

一時的に自尊心が低くなっても、

すぐに自尊心を高められるでしょう。

ですが自分に自信が持てていないと、

そんな自分を高く評価できないですし、

自分を大切に扱うこともできません。

 

自尊心が低いと悩む背景には、

実は自分の自信のなさが横たわっているのです。

 

自尊心が低い人の特徴

私はこれまで多くのお客様と関わって来ましたが、

自尊心が低くなりやすい人には特徴があります。

 

これらの特徴は自分と向き合うことで、

どんな人でも解消していけるのですが、

まずは自尊心が低くなりやすい人の特徴を解説します。

まず最初に当てはまる特徴は、

「周りからどう思われているかを気にしていること」です。

 

「これを言ったらどう思われるのか…」

 

「否定されないだろうか…」

 

「嫌われたらどうしよう…」

 

自分よりも先に相手のことを気にすれば、

自分の気持ちを押さえ込むことになります。

自分を抑えた状態で過ごしていても、

そんな自分を大切にはできません。

 

周りのことばかりを気にする内に、

自分で自分の気持ちもわからなくなり、

結果的に自信も持てなくなってしまうのです。

 

周りの目を気にし続けていると、

自尊心は低くなってしまうのです。

次に当てはまる特徴が、

「自分で自分のハードルを上げてしまっていること」

 

「全然できてないから…」

 

「まだまだ足りないから…」

 

仕事でもプライベートでも、

ハードルを上げた状態で過ごしていれば、

必然的に自分を低く評価してしまいます。

 

ハードルを上げ続けるほど、

自分を大切に扱うこともできず、

結果的に自信もなくしてしまうのです。

 

生まれながら自尊心が低い人はいない

自尊心が低い原因は自信のなさ。

 

周りを気にしていたり、

ハードルを上げてしまう特徴がある。

 

ここまでお伝えして来た内容ですが、

自分と向き合うことができれば、

自尊心を高めることは誰でもできます。

想像してみてください。

 

私達は生まれた時から、

自尊心が低かったわけではありません。

 

「何で生まれて来たんだろう…」

 

「もうやってられないな…」

 

赤ちゃんはこんなこと、思わないですよね?

年齢の差は人によってありますが、

私達は幼い頃は誰でも自尊心が高い状態でした。

 

それが年を重ねる内に、

少しずつ自信が持てなくなり、

自尊心も低くなってしまうのです。

 

裏を返せば、

記憶にあるかどうかは別として、

誰もが自尊心が高かった頃があったのです。

 

新たにテクニックを身につけるのではなく、

既にできていた感覚を取り戻すわけなので、

誰もが自尊心を高めることができるのです。

 

自尊心が低いことにもメリットがある!?

ですが1つ注意が必要なのは、

自尊心が低い状態にもメリットがあるということ。

 

「メリットなんてない!」

 

この様に思われたかもしれませんし、

確かに長い目で見ればメリットはありません。

 

ですが目先のことだけを考えると、

一時的にメリットがあるのです。

例えば自尊心が低い状態でいれば、

上手くできなかった時に言い訳にできます。

 

「どうせ自分の評価なんて低いから…」

 

この様に思っていれば、

上手くできなかったショックも和らぎ、

周りからもそこまで責められないでしょう。

あるいは自尊心が低ければ、

周りが心配したり気にかけてくれるでしょう。

 

気にかけてもらえることで、

安心できたり承認欲求を満たしていることもあります。

 

自分でも自覚がないことが多いのですが、

自尊心が低い状態でいればいるほど、

目先のメリットを手に入れることができるのです。

自尊心を高める方法を実践すれば、

目先のメリットは手に入らなくなります。

 

目先のメリットを手放し、

長い目でみて幸せな毎日を送りたい人は、

自尊心を高めることが必要だと言えます。

 

自尊心を高める方法

さて、ここからは自尊心を高める方法を

3ステップで解説していきます。

 

3ステップのどれも重要なので、

ステップ通りに実践することが大切です。

 

ステップ1:自分の気持ちを声に出すこと

まず最初のステップは

「自分の気持ちを声に出すこと」です。

 

実は自尊心が低いと悩む人は、

自分で自分の気持ちを声に出していません。

 

頭の中で考えを巡らせ、

一向に声に出そうとしないのです。

私達の脳は物事を声に出すことで、

事実として認識します。

 

自分の気持ちを声に出すことで、

何に悩んでいるのかに気づけるのです。

 

頭の中で考え続けていても、

何に悩んでいるのかわからない状態だと言えます。

まずは自分の気持ちを声に出すこと。

 

これは非常に重要なステップです。

 

ステップ2:自信のなさと向き合う

自分の気持ちを声に出した後は、

自信のなさと向き合うことが大切です。

 

自尊心が低い原因は自信のなさなので、

自信のなさと向き合うことが、

悩みを解決するポイントです。

「なぜ自尊心が低いと悩んでいるのか?」

 

「いつから自尊心が低いのか?」

 

「自尊心を高められないのはなぜか?」

 

頭の中に浮かんだ言葉を振り返り、

自信のなさと向き合っていきます。

 

ステップ3:主語を自分にして問いかける

そして自信のなさと向き合った後は、

主語を自分にして問いかけることです。

 

先ほどもお伝えした様に、

自分よりも周りのことを考えてしまうのが、

自尊心が低い人の特徴です。

 

ですので周りのことではなく、

自分のことを先に問いかけていく必要があります。

 

「どうしたいのか?」と問いかけながら、

自分を主語にして考えることができれば、

自尊心を高め続けることができます。

 

お客様の声を紹介します

ここからはぬいぐるみ心理学のお客様で、

自尊心を高めることができた事例を紹介します。

 

群馬県在住の日野さん(女性・仮名)について、

before→afterをお伝えします。

=====ここから=====

 

自尊心が低く辛い気持ちを感じていた時に、

伊庭さんのサイトにたどり着きました。

 

仕事でも周りを優先してしまったり、

自分の意見が言えなかったりと、

日々の生活の中で悩みを抱いていました。

本を読んだり人に話したりと、

自分なりに解決策を探していましたが、

どれも長続きせずに状況は変わらず。

 

「このまま辛いのは嫌だ」

 

「現状を変えたい」

 

そう思う中で伊庭さんのことを知り、

メルマガにも登録しました。

「悩みの原因は自信のなさ」

 

この言葉を聞いた時に、

思わず共感してしまいました。

 

自分に自信が持てないから、

自尊心も低くなってしまうことは、

言われてみればその通りだと思います。

 

周りから評価されることはあっても、

「そんなことでは喜べない」と思っている限り、

いつまでも自尊心は低いままですよね。

自尊心を高めることで、

悩みが解決しより良い毎日が実現するならば、

このタイミングで行動に移したい。

 

伊庭さんのお話を聞く中で、強く感じました。

 

日野さんに起こった変化

私は日野さんとお話をする中で、

先ほど紹介した3ステップをお伝えしました。

 

また日野さん個別の状況を踏まえ、

専用のメニューを作成し、実践する様に伝えました。

 

そして実践を続ける中で、

日野さんの状況に変化が生まれました。

====ここから====

 

確かに伊庭さんのおっしゃる通り、

私は頭の中でばかり考えていました。

 

自分にダメ出しばかり続けていましたし、

そんな自分には自信が持てませんでした。

ですが自分の気持ちを声に出すことを実践する内に、

目の前の状況を冷静に受け止められる様になりました。

 

そして自信のなさと向き合う内に、

自分の意見を周りに伝えられる様にもなりました。

 

相手のことを優先して考えるのではなく、

まず自分に意識を向けながら過ごせる様になりました。

何より自分で自分を認められる様になり、

毎日が生きやすくなったと感じています。

 

自尊心が高い状態について、

自分で実感できる様にもなりました。

 

====ここまで====

 

自尊心を高めた先に待つ未来

自尊心を高めることで、

自分で自分を大切にできる様になります。

 

仕事にプライベートに、

自分の気持ちを大切にしながら過ごせ、

結果的に人間関係もより良いものになります。

 

自己評価も高まりますし、

自分で自分を肯定することもできる様になります。

 

日野さんがおっしゃっていた様に、

自尊心を高めることができれば、

生きやすい毎日を送れる様になります。

自信のなさとは具体的に何なのか。

自信とはそもそも何なのか。

 

自尊心が低い原因である自信のなさについて、

詳細は無料メール講座でも解説していますので、

合わせて学んでみて下さい。

 

本日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。