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自負心を高める2つの方法とは?心理背景や原因も徹底解説!

[最終更新日]2023/10/17

こんにちは、伊庭和高です。

 

今回は「自負心」を取り上げます。

 

自分の才能や能力について自信を持ち、誇りに思う心

 

これが自負心です。

 

仕事でもプライベートでも、

自分の才能や能力に自信が持てれば、

物事が上手く進みやすくなるでしょう。

 

自負心が持てず悩んでいる人や、

自負心を持続させたいと思う人など、

さまざまな相談が寄せられています。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

自負心を高める本質的な方法をお伝えします。

 

自負心が高まらない原因

 

自負心が高まらないのは、

2つの原因があります。

 

いずれかに該当することもあれば、

両方に当てはまることもあります。

 

周りと自分を比べている

「あの人に比べて自分は…」

「あの人の方が優れている…」

 

この様に周りと自分を比べるほど、

自負心は高まりません。

 

周りの方が能力があると思ったり、

自分を過小評価しやすくなるのです。

 

たとえ周りと比べて優越感を抱いても、

周りと比べる癖を改善しなければ、

再び周りと比較して落ち込む可能性があります。

 

失敗を恐れている

「間違えたらどうしよう…」

「怒られない様にしないと…」

 

この様に失敗を恐れるほど、

自負心は高まりません。

 

失敗を恐れるあまり、

自分の気持ちに素直に行動できないのです。

 

自分の能力を発揮できず、

成長することもできません。

 

失敗を避けられるかもしれませんが、

同時に成功することもないのです。

 

その意味では失敗を恐れ続けるのが、

実は最大の失敗だと言えます。

 

自負心が継続しない原因

自負心が高い状態が継続しないと、

悩んでいる人も多いですが、

その理由はシンプルです。

 

外側の対象から自負心を持とうとするほど、

自負心が継続しません。

 

「資格を取得すれば…」

「昇進すれば…」

「褒めてもらえたら…」

 

この様に外的な対象が実現すれば自信が持てるのは、

非常に不安定な状態なのです。

 

たとえるなら、栄養ドリンクの様なもの。

 

一時的に元気になれても、

すぐに効果が切れてしまうのです。

 

それに外側の対象から自信を持つと、

必ず周囲との比較が始まります。

 

「あの人の方が優れた資格を持ってる」という様に、

外的な要因を気にしてモヤモヤするのです。

 

すべての悩みの原因は自信のなさ

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

自負心に悩む根本原因も、

自分の自信のなさなのです。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自信があれば自負心に悩みませんし、

自負心の高い状態が自然と継続します。

 

周りと自分を比べたり、

失敗を恐れ続けるのも、

自信がない時に起こりがちです。

 

また外側の対象から自負心を持つのは、

本当の意味で自信がある状態ではないのです。

 

心の内側から自信を生み出す

自信は外側から持つものではなく、

心の内側から生み出すもの。

 

これが私の中の自信の定義です。

 

資格を取れば自信が持てる様に、

外側の対象から自信を持つ行為は、

非常に不安定でもろいのです。

 

「資格があってもなくても自信のある状態」

 

これは実現可能ですし、

心の内側から自信が生み出せている状態です。

 

外側の対象ばかり気にすると、

自負心に悩まされる状態は続きます。

 

内側に意識を向けるほど、

自負心に対する悩みも解決するのです。

 

自負心を高める2つの方法

 

ここからはぬいぐるみ心理学の視点で、

現状を好転する方法を解説します。

 

2つの方法を実践することで、

自負心を高められる様になり、

自然と継続するのです。

 

自分の気持ちを声に出す

最初の方法が「自分の気持ちを声に出すこと」

 

自負心に悩む人ほど、

自分の気持ちを声に出していません。

 

声に出さず、頭の中で考える癖があります。

 

私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まる習性があります。

 

ネガティブに考えるほど、

周りと自分を比べたり、

失敗を恐れる様になります。

 

自負心が継続せず悩んでいる時も、

決まって頭の中なのです。

 

どんな気持ちでも良いので、

まずは自分の気持ちを声に出すことが、

自負心を高める第一歩です。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、

ぬいぐるみを活用するのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

意識してぬいぐるみに触れることで、

自分の気持ちを声に出しやすくなります。

 

「どうしたいのか?」と問いかける

そして声に出した後は、

「どうしたいのか?」と問いかけること。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

 

自負心に悩んでいる時ほど、

自分を主語にして問いかけられていません。

 

自分より先に周りのことを考えてしまうのです。

 

「した方がいい」

「するべきだ」

「しなければいけない」

「してあげる」

「して欲しい」

 

たとえばこれらの言葉は、

周りのことを先に考えている時に出てきます。

 

これらの言葉が出てくるほど、

自負心に悩みがちになります。

 

「どうしたいのか?」という問いかけは、

自負心を高める上で不可欠です。

自負心に悩まされる状況が続いても、

幸せな未来は待っていません。

 

仕事にプライベートにと、

壁に直面してしまうのです。

 

周りと自分を比べ続けて、

疲れてしまうこともあるでしょう。

 

自負心に悩まされる根本原因は自信のなさ。

 

自信のなさと向き合いながら、

2つの方法を実践することで、

現状は今から変えられます。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば自信が持てる様になるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。