7Apr
[最終更新日]2022/04/07
こんにちは、伊庭和高です。
本日は「自尊心」について取り上げます。
「自分を大切にする気持ちのこと」
「自分を高く評価しようとすること」
これが自尊心の意味です。
また「自分を高く評価しようとすること」ですが、
高く評価しすぎるほど、「プライドが高い」と言われることもあります。
自尊心が高すぎたり他人を排除しようとすれば、
プライドが高すぎて人間関係が上手くいかなくなります。
「自尊心が高すぎて悩んでいる」
「自尊心が高いのを治したい」
私はぬいぐるみ心理学を提供していますが、
お客様からこの様な相談を受けることもあります。
そこで今回は自尊心が高いのを治す方法を、
ぬいぐるみ心理学の視点で解説します。
最初にぬいぐるみ心理学の視点で、
自尊心が高いのを治す方法を解説します。
2つの方法を実践することで、
自尊心が高いのは改善できます。
自分の気持ちを声に出す
まず最初の方法が、
「自分で自分の気持ちを声に出すこと」
自尊心が高い人ほど、
自分の気持ちを声に出していません。
声に出さず頭の中で考え込んでしまうのです。
私たち人間は頭の中で考えるほど、
ネガティブ思考が強まる習性があります。
自尊心が高くなりすぎてしまうのは、
頭の中であれこれ考えを巡らせている状態です。
どんな気持ちも、まずは声に出して受け止めること。
これが現状を変える第一歩です。
ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、
ぬいぐるみを活用するのが効果的です。
詳細は無料メール講座で解説していますが、
意識してぬいぐるみを活用することで、
自尊心が高いのを改善できる様になります。
自分を主語にして問いかける
自分の気持ちを声に出した後は、
「どうしたいのか?」と問いかけます。
「どうしたいのか?」の主語は自分自身。
自尊心が高い人ほど、
自分を主語にして問いかけられていません。
「しなきゃいけない」
「するべきだ」
「してほしい」
「してあげる」
この様に「どうしたいのか?」ではなく、
相手のことを考えた状態で行動してしまいます。
自分を主語にして問いかけることは、
自尊心が高いのを治すためには必要不可欠です。
自尊心が高すぎる人の特徴
ここまで改善法をお伝えしましたが、
そもそも自尊心が高すぎるのはなぜか?
自尊心が高すぎる人には共通点があります。
自尊心が高すぎる人は、
周りにどう思われるかを気にしているのです。
周りと比べて自分の方が優位だと思うほど、
自尊心が高すぎる状態になっていきます。
冒頭でもお伝えした様に、
プライドが高い状態が生まれるのも、
周りにどう思われるかを気にしているからです。
承認欲求が強い
また自尊心が高すぎる人ほど、
承認欲求が強い傾向があります。
さらに踏み込んで言えば、
他者承認を強く求める傾向があるのです。
「認められたら」
「褒められたら」
「評価されたら」
「好きだと言われたら」
この様に周りの言動を通して、
自分を満たそうとしてしまいます。
自分を大切にしたり高く評価するには、
周りからの承認がないといけないと感じている状態です。
逆に言えば自分を承認できるかが、
周り次第になってしまうのです。
これは非常に不安定な状態です。
ちなみに私は、承認欲求の強さを診断する心理テストを開発しました。
12個の質問(二択)に答えるだけで、
承認欲求をどれだけ感じているかが判明します。
こちらも是非やってみてください。
自尊心が高すぎる根本原因
私はぬいぐるみ心理学において、
すべての悩みの原因は自信のなさだと解説しています。
詳細は無料メール講座でも解説していますが、
自尊心が高すぎるのも、
自信のなさが根本的な原因です。
自尊心が高いという言葉から見ると、
自信がない姿は想像できないかもしれません。
ですが自分に自信が持てないからこそ、
周りの目が気になったり承認欲求を満たそうとしてしまうのです。
そもそも自分に自信があれば、
必要以上に自尊心にとらわれていません。
自分で自分を大切にできており、
自尊心が高すぎることに悩んでいないのです。
まとめ
自尊心が高すぎる状態だと、
ストレスや疲れを感じやすくなります。
周りを気にする場面も増えますし、
精神的に不安定になりやすいのです。
自尊心が高すぎる原因は自信のなさ。
自信のなさと向き合いながら、
2つの方法を実践することで、
自尊心が高すぎるのは改善できます。
自分の気持ちに素直に振る舞い、
自分らしく生きれる様にもなります。
「自信のなさとは何なのか?」
「どうすれば自信が持てる様になるのか?」
詳細は無料メール講座でも解説しているので、
合わせて学んでみてください。
本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
このコラムの執筆者
伊庭 和高(いば かずたか)
千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。