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自己犠牲とは何か?育ちや幼少期の経験が影響!特徴を解説

[最終更新日]2024/06/26

こんにちは、伊庭和高です。

 

今回のテーマは「自己犠牲」

 

仕事でもプライベートでも、

自己犠牲をするほど苦しくなります。

 

悩みやストレスを抱え、

物事が上手く進まなくなるのです。

 

「自己犠牲をやめたい」

「自己犠牲の原因を知りたい」

こうした声はよく届きます。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

自己犠牲の原因や背景を詳しく解説します。

 

自己犠牲とは何か?

誰かや何かのために、

自分の時間や労力を犠牲にすること。

 

これが自己犠牲の意味です。

 

仕事・友達・恋愛などで、

言いたいことを我慢したり、

無理に相手に合わせてしまうわけです。

 

とはいえ「犠牲」という言葉を見てもわかる様に、

自己犠牲を心からしたい人はいません。

 

「自己犠牲最高!」と思う人は、

どう考えてもいないのです。


自己犠牲をするのが苦しいからこそ、

悩みやストレスを抱えてしまいます。

 

幼少期の経験が影響している

ただし冷静に考えれば、

生まれた時から自己犠牲をする人はいません。

 

泣きたい時に泣き、

笑いたい時に笑い、

言いたいことを言えていたのです。

 

ですが成長する中で少しずつ、

自己犠牲をする様になります。

 

発達心理学では小学校低学年頃から、

私たちは周囲との協調性を身につけるとされています。

 

確かに協調性は大事ですが、

一方で自分を犠牲にする場面も出てくるのです。

 

また私たちは親との関係が、

すべての人間関係のスタートです。

 

親と関わる中で自己犠牲をする様になることも、

非常に多いのです。

 

「親に意見を否定されてきた」

「親の顔色を伺ってきた」

「親も自己犠牲をしがちだった」

 

たとえばこうした場合だと、

子供にも影響が出てしまいます。

 

自己犠牲の背景には、

幼少期の育ちも関わっているのです。

 

自己犠牲をしてしまう人の特徴

そして自己犠牲に悩む人は、

周りを気にしている特徴があります。

 

「気を悪くしたらどうしよう…」

「嫌われたらどうしよう…」

「変に思われないかな…」

 

この様に周りの反応を気にして、

自分の気持ちを我慢してしまうのです。

 

そもそも周りに人が一切いなければ、

自己犠牲をすることはありません。

 

やりたいことをやったり、

自分の気持ちに素直に振る舞えるのです。

 

ですが周りを気にしてしまうことで、

自己犠牲をする様になるのです。

 

自己犠牲の根本原因

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

自己犠牲に悩んでしまうのも、

自分の自信のなさが根本原因です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

もし自分に自信があれば自己犠牲をしません。

 

相手の顔色を伺わず、

言いたいことは言えたりと、

自分の気持ちを大切に行動できます。

 

ですが自分に自信が持てずにいると、

自己犠牲をする場面が増えます。

 

相手や環境に合わせたり、

無理にでも尽くそうとしたり、

自己犠牲を続けてしまうのです。

 

また私は12個の質問に答えるだけで、

あなたの自己犠牲度を診断する心理テストを作成しました

 

二択の質問に答えるだけで、

自己犠牲をしているレベルがわかるので、

こちらも是非やってみてください。

 

自己犠牲をしても幸せにはなれない

何より自己犠牲を続けても、

幸せな未来は待っていません。

 

自分の気持ちを抑えたりと、

生きづらさを抱えてしまいます。

 

人間関係でも悩みに直面し、

良い関係を築けないのです。

 

そして悩みは形を変えて繰り返されます。

 

環境や付き合う相手を変え、

自己犠牲をする状況が続くのです。

 

どうすれば良いのか?

とはいえ冷静に考えれば、

生まれた時から自己犠牲をする人はいません。

 

生まれ持った性格ではなく、

後天的に身についただけなので、

誰でも今から自己犠牲をやめられます。

 

自己犠牲が強い人からの相談も多いですが、

自己犠牲をやめる方法はこちらの記事で詳しく解説しています。

 

自己犠牲の癖を克服できた方のエピソードも紹介しています。

合わせて読んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。