5Mar
[最終更新日]2024/04/14
こんにちは、伊庭和高です。
人生に行き詰まりを感じたという声は、
年齢や性別を問わずよく届きます。
仕事やプライベートで行き詰まると、
生きている意味を見失ってしまいます。
「何のために生きているのか?」と思い悩み、
毎日が憂うつになってしまうでしょう。
これでは幸せな毎日は送れません。
今回はぬいぐるみ心理学の視点で、
行き詰まりを感じる原因と解決策をお伝えします。
目次
人生に行き詰まりを感じる4つの原因
人生に行き詰まりを感じるのは、
4つの原因があります。
どれか1つに該当することもあれば、
複数に当てはまることもあります。
課題から目をそらして来た
仕事でもプライベートでも、
目の前の課題から目をそらしてしまうと、
どこかで行き詰まりに直面します。
困難なことを回避し続けたり、
いざという時に挑戦しなかったりと、
目先の楽を選んでしまうのです。
たとえるならゲームのボスキャラと戦わず、
逃げ出してしまう状態のこと。
ボスキャラを倒せないので、
同じステージを繰り返してしまうのです。
やりたいことがわからない
「何がしたいかわからない」
「目標が見つからない」
この様に自分のやりたいことがわからないと、
行き詰まりを感じてしまいます。
やりたいことがわからなければ、
どこへ向かって進んでいるのかわからないのです。
周りに流されるまま行動したり、
目の前のことをこなしていても、
生きていくことはできます。
ですが心のどこかで虚無感を抱き、
何のために生きているのかわからなくなり、
苦しんでしまうのです。
人目を気にして生きて来た
「あの人にどう思われるのか…」
「怒られない様にしないと…」
「変な噂を立てられない様にしないと…」
この様に人目を気にして生きていると、
行き詰まりを感じてしまいます。
自分の気持ちを脇に置き、
周りの反応や評価を優先してしまうのです。
どれだけ周りのことを気にしても、
相手の気持ちはわかりません。
昨日は高評価をされても、
翌日には叱られてしまうこともあります。
正解のわからない問題を解いている様に、
いつまでも結論が出ず悩み続けてしまうのです。
相手に依存してきた
仕事でも恋愛や夫婦関係でも、
相手に依存してしまう人がいます。
大事な場面で決断を相手任せにしたり、
相手に幸せにしてもらおうとするのです。
これでは人生のどこかで、
行き詰まりに直面してしまいます。
自分が決断していないので、
望まない結果につながってしまったり、
相手との関係がギクシャクすることもあります。
行き詰まりを感じる根本原因は自信のなさ
私はぬいぐるみ心理学において、
すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。
行き詰まりを感じてしまうのも、
自分の自信のなさが根本原因です。
詳細は無料メール講座でも解説していますが、
自信があれば行き詰まりに直面しません。
たとえ行き詰まりを感じることがあっても、
自力で乗り越えていけるのです。
先ほど紹介した4つの原因も、
根本的には自分の自信のなさが背景にあります。
悩みは繰り返される
「時間が解決してくれる…」
「環境を変えれば事態は好転する…」
この様に考えている人もいます。
ただし行き詰まりを感じる状況は、
時間が解決してはくれません。
人を変え環境を変えながら、
似た様な行き詰まりに直面するのです。
「転職したのに行き詰まった」
「習い事を始めたのに行き詰まった」
「新しい恋人ができたのに行き詰まった」
年齢や性別や職業を問わず、
こうした相談はよく寄せられます。
行き詰まりの原因である自信のなさと向き合い、
まず自分が変わることが必要なのです。
行き詰まりを抜け出す2つの方法
次にぬいぐるみ心理学の視点で、
行き詰まりを抜け出す方法をお伝えします。
2つの方法を繰り返し実践することで、
行き詰まりを抜け出せる様になります。
自分の気持ちを声に出す
最初の方法が「自分の気持ちを声に出すこと」
行き詰まりを感じる時ほど、
自分の気持ちを声に出していません。
普段から声に出さず、
頭の中で考える癖があります。
私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、
ネガティブ思考が強まる習性があります。
ネガティブに考えるほど、
周りの目が気になったり、
課題から目をそらしてしまいます。
次第にやりたいことがわからなくなり、
憂うつな気持ちになるでしょう。
独り言で構いません。
どんな気持ちでも良いので、
まずは自分で自分の気持ちを声に出すことが、
悩みを解決する第一歩です。
ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、
ぬいぐるみを活用するのが効果的です。
詳細は無料メール講座でも解説していますが、
意識してぬいぐるみに触れることは、
自分の気持ちを声に出す上でも効果的です。
「どうしたいのか?」と問いかける
そして声に出した後は、
「どうしたいのか?」と問いかけること。
「どうしたいのか?」の主語は自分自身。
行き詰まりを感じる時ほど、
自分を主語にして問いかけられていません。
自分より先に相手のことを考えてしまうのです。
「した方がいい」
「するべきだ」
「しなきゃいけない」
「して欲しい」
「してあげる」
たとえばこれらは自分を主語にできておらず、
相手のことを先に考えている状態です。
相手のことを先に考えるほど、
自分の気持ちがわからなくなります。
また「どうしたいのか?」ではなく、
「どうすればいいのか?」と考えがちな人も、
行き詰まりに直面しやすいです。
「私はどうすればいいの?」という様に、
答えを周りに求めてしまうので、
いつまでも結論が出なかったり、
周りの意見に振り回されてしまうのです。
「どうしたいのか?」という問いかけは、
行き詰まりを克服するために不可欠です。
行き詰まりを感じる状態は、
自分を見つめ直すチャンスです。
現状を放置していても、
良いことは何もありません。
行き詰まりを抜け出すためには、
まず自分が行動する必要があるのです。
行き詰まりを感じる根本原因は自信のなさ。
自信のなさと向き合い、
2つの方法を実践しながら、
行き詰まりを抜け出していきましょう。
「自信のなさとは何なのか?」
「どうすれば現状を変えられるのか?」
詳細は無料メール講座でも解説しているので、
合わせて学んでみてください。
本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
このコラムの執筆者
伊庭 和高(いば かずたか)
千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。