menu

溜め込み症の治し方を心理学の視点で解説!メンタルの影響大!

[最終更新日]2023/12/05

こんにちは、伊庭和高です。

 

「物を溜め込んでしまう」という相談も、

私の元によく寄せられます。

 

私は独自に開発した心理学をお伝えしていますが、

心理学の視点からみても、

溜め込み癖はマイナスの影響を与えます。

 

過去の私も子供時代から溜め込み症でしたが、

人間関係で悩んだりモヤモヤすることが多かったです。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

溜め込み症の心理背景と解決策をお伝えします。

 

溜め込み症の心理背景

身の回りと心の状態はつながっています。

 

「気が散る」という言葉がありますが、

身の回りが散らかると気持ちも散らかります。

 

仕事にプライベートに、

悩みを抱きやすくなってしまうのです。

 

イライラもやもやしたり、

定期的に不安に襲われたりと、

良いことはないのです。

 

それなのに、一体なぜ溜め込んでしまうのか?

 

代表的な心理背景を解説します。

 

面倒くさがり

片付けるのが面倒だと、

散らかしっぱなしになります。

 

物を集めるだけ集めて、

整理せず溜め込んでしまうのです。

 

普段から「面倒くさい」という言葉を使う場合は要注意。

 

面倒くさいと思うことが、

溜め込みがちな原因になっています。

 

面倒くさいと思って先送りしても、

問題が解決するわけではありません。

 

一瞬だけ楽ができますが、

事態はどんどん悪化するのです。

 

周りの目を気にしている

「あの人からもらったから…」

「他の人はどう思うかな…」

「嫌われない様にしないと…」

 

この様に周りの目を気にしている人も、

実は溜め込みがちなのです。

 

周りにどう思われるかを気にして、

決断を先延ばしにしてしまいます。

 

気づけば身の回りが散らかり、

物があふれてしまいます。

 

周りにどう思われるか気にする相談は、

私の元にもよく寄せられますが、

多くが溜め込みがちなのです。

 

欠乏感を抱いている

物を買うことで…

あるいは物があることで…

自分を満たそうとしていることもあります。

 

普段から欠乏感を抱いていると、

物を溜め込みがちになります。

 

物があることで心のすき間を埋めているのです。

 

ですが物があっても満たされるのは一時的なもの。

 

普段から寂しさや不安を抱いていたり、

満たされなさを感じている人ほど、

物を溜め込んでも本当の意味で満たされません。

 

溜め込みがちな人の口癖3選

 

そして溜め込みがちな人は、

気づかぬうちに3つの口癖を使っています。

 

どれか1つを使っていることもあれば、

複数を使っている場合もあります。

 

いつか使うかも

「いつか使う」は要注意。

「いつか」はいつまでも訪れません。

 

「今年の冬に着る服」

「役所の手続きで使う物」

 

この様に使いたい物は、

明確に時期が決まっています。

 

ですが「いつか」とは時期が決まっていません。

 

いつか使うと思っている物は、

いつまでも使わず放置してしまうのです。

 

もったいない

「もったいない」という言葉も、

溜め込みがちな人がよく使います。

 

過去の思い出や執着心から、

手放すのをもったいないと思ってしまいます。

 

ですが「もったいない」とは、

本心では「持ちたくない」と思っている状態です。

 

もったいないと思って保管しても、

結局使わず時間ばかり過ぎることが多いのです。

 

まだ使える

「まだ使える」と「使いたい」は違います。

 

使えるからと取っておいても、

実際に使うかどうかはわかりません。

 

使いたいと思っていなければ、

いつまでも使わないのです。

 

「まだ着れる」「まだ食べれる」の様に、

「使える」という言葉は溜め込み症につながります。

 

溜め込み症の根本原因は自信のなさ

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

溜め込み症も根本原因は自信のなさです。

 

自信がないから物を手放せず、

何かと理由をつけて溜め込んでしまいます。

 

自信がないから悩みも生まれますし、

普段の心の状態が身の回りに現れています。

 

つまり自信の有無が、

溜め込み症を解決する鍵なのです。

 

溜め込み続けた末路

物を溜め込み続けても、

幸せな未来は待っていません。

 

身の回りが散らかっていると、

快適に過ごすこともできませんし、

余計なモヤモヤも生まれます。

 

何より身の回りが散らかっていると、

心の中も散らかってしまうので、

仕事に私生活に悩みを抱きやすくなります。

 

自信のなさと向き合い、

溜め込みがちな現状を変えることが、

本当に望む毎日を送る上で大切です。

 

溜め込み症の治し方

 

次にぬいぐるみ心理学の視点で、

溜め込み症の治し方を解説します。

 

2つの方法を繰り返し実践することで、

現状は好転します。

 

自分の気持ちを声に出す

最初の方法が「自分の気持ちを声に出すこと」

 

溜め込みがちな人ほど、

自分の気持ちを声に出していません。

 

声に出さず、頭の中で考える癖があります。

 

私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まる習性があります。

 

一説では1日に考える事柄の9割が、

ネガティブな内容だと言われています。

 

ネガティブに考えるほど、

周りの目が気になったり、

面倒くさくなります。

 

先ほど紹介した口癖も、

頭の中で考えている時に浮かびがちなのです。

 

どんな気持ちでも良いので、

まずは自分の気持ちを声に出すことが、

溜め込み症を改善する第一歩です。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、

ぬいぐるみを活用するのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

意識してぬいぐるみに触れることで、

自分の気持ちを声に出しやすくなります。

 

「どうしたいのか?」と問いかける

そして声に出した後は、

「どうしたいのか?」と問いかけること。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

 

溜め込みがちな人ほど、

自分を主語にして問いかけられていません。

 

「どうしたらいいの?」

「どうすればいいの?」

 

こうした考えを巡らせて、

いつまでも結論が出ないのです。

 

あるいは自分を主語にせず、

相手のことを考えてしまいます。

 

「した方がいい」

「しなければいけない」

「するべきだ」

「してあげる」

「してほしい」

 

たとえばこれらの言葉は、

相手のことを先に考えている状態です。

 

自分軸ではなく他人軸になっているのです。

 

相手のことを先に考えるほど、

物事に取り組むのが面倒に感じますし、

自分の気持ちに気づけなくなってしまいます。

 

「どうしたいのか?」という問いかけは、

溜め込み癖を克服するために不可欠です。

溜め込み症のままでは、

幸せな未来は待っていません。

 

身の回りも心も散らかって、

悩みを抱えやすくなるのです。

 

仕事にもプライベートにも、

悪影響を及ぼしてしまいます。

 

溜め込み症の根本原因は自信のなさ。

 

自信のなさと向き合い、

2つの方法を実践することで、

現状は今から変えることができます。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば自信が持てる様になるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。