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後悔を断ち切る3つの方法【辛い気持ちを手放し前に進む法則】

[最終更新日]2022/05/27

こんにちは、伊庭和高です。

本日は「後悔」について取り上げます。

 

人生の様々な場面で後悔を抱くことはあると思います。

 

仕事や恋愛はもちろん、

日々の行動を選択する場面でも、

「こうすればよかったな」と後悔することはあります。

 

あるいは何年も何十年も前の後悔を、

今も引きずってしまうこともあります。

 

後悔した気持ちを抱き続けているのは苦しいですし、

できる限り早く乗り越えたいものです。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点から、

後悔を断ち切る3つの方法をお伝えします。

 

また合わせて後悔を抱き続けてしまう心理や、

後悔した時の対処法も解説します。

 

ぬいぐるみ心理学無料講座
 

後悔を断ち切る3つの方法

まずは後悔を断ち切る3つの方法を、

ぬいぐるみ心理学の視点で解説します。

 

最初の方法が「自分で自分の気持ちを声に出すこと」

 

後悔した気持ちを頭の中で抱え込むのではなく、

まずは自分でそのまま声に出してみることです。

 

私たち人間は声に出すことで、

物事を事実として認識できます。

 

後悔する気持ちも実際に声に出すことで、

「こんなことを後悔しているんだ」と気づくことができます。

 

頭の中で考え続けている状態では、

後悔の気持ちを認識することができておらず、

さらに後悔の気持ちが増大してしまいます。

 

頭の中で考えるほどネガティブな気持ちが増大し、

いつまでも後悔を引きずってしまいます。

 

上手く言葉にできなくても構いません。

 

自分で自分の気持ちを声に出すことは、

後悔を断ち切る上で不可欠だと言えます。

 

自信のなさに向き合う

2つ目の方法が自信のなさに向き合うこと」

 

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさであるとお伝えしています。

 

後悔の念に駆られるのも、根本的な原因は自信のなさです。

 

自分に自信が持てないことで、

過去の後悔を引きずってしまいます。

 

「あの時はこうだった…」という様に、

過去の後悔を持ち出し続けてしまうのです。

自分に自信が持てていれば、

たとえ後悔しても引きずることはなくなっていきます。

 

モヤモヤした感情を抱き続けることもなく、

スッキリ前を向ける様になる機会が増えていきます。

 

「何に後悔しているのか?」

「具体的にどんなことに後悔しているのか?」

「いつから後悔しているのか?」

 

私の著書『ストレスフリー人間関係』でも解説していますが、

1つずつ自分の気持ちを声に出しながら、

自信のなさと向き合っていきましょう。

 

ちなみに私は、自分の自信のなさの度合いを診断する心理テストを開発しました。

 

12個の質問(二択)に答えるだけで、

自信のなさをどれだけ感じているかが判明します。

 

まずは現状を知る上でも、

こちらもぜひやってみてください。

 

「本当はどうしたかったのか?」と問いかける

3つ目の方法は「本当はどうしたかったのか?」と自分自身に問いかけることです。

 

過去の出来事を変えることはできませんが、

過去の出来事ではなく後悔している感情を引きずっているので、

「本当はどうしたかったのか?」と問いかけることで

感情に気づいて受け止められる様になります。

 

「どうしたかったのか?」の主語は自分自身です。

 

後悔の気持ちを断ち切る上では、

「本当はどうしたかったのか?」という問いかけが大切です。

 

そして後悔の気持ちを断ち切ったら、

「これからどうしたいのか?」と問いかけましょう。

 

過去に意識を向けることから、

未来へ意識を向けることに切り替えることが大切です。

 

そもそも後悔とは何か?

ここまで後悔を断ち切る方法を解説しましたが、

そもそも後悔が何なのかを知らない人は意外と多いです。

 

そこで次に、後悔という言葉の意味を確認します。

 

当たり前の様に使っている後悔ですが、

まさに漢字を分解すると意味が見えてきます。

 

「後から悔いること」

これが後悔という言葉の意味です。

 

ついさっきのことでも、

何年も前のことでも、

過去のことを悔いている状態が「後悔」だと言えます。

 

その意味では人によっては毎日の様に、

後悔する気持ちが生まれることもある でしょう。

 

なぜ後悔の念に駆られるのか?

もちろん後悔の気持ちをその場で手放せれば一番です。

 

一切後悔をしない人はいないと思いますし、

後悔してもすぐに切り替えられれば問題ありません。

 

ですが長々と後悔を抱えることもありますし、

何年も同じ後悔を引きずってしまうこともあります。

 

「後悔を抱え続ける人の共通点とは何か?」

 

私は5,000名以上のお客様と関わっていますが、

後悔を抱え続ける人には、ある共通点が存在することがわかりました。

 

それが「頭の中で後悔した気持ちを抱え込むこと」

 

頭の中でぐるぐると後悔の気持ちを抱いていると、

いつまでも後悔の念に駆られるのです。

私たち人間は頭の中で考えるほど、

物事をネガティブに捉えてしまうと言われています。

 

後悔した気持ちについても、

頭の中で考えを巡らせ続けていると、

ますますネガティブに考えてしまうのです。

 

後悔した気持ちが頭の中で増大し、

いつまでもとどまり続けてしまうのです。

 

だからこそ冒頭でもお伝えした様に、

自分の気持ちを声に出すことが大事になります。

 

後悔しない人生を送るために必要なこと

後悔する時の特徴を踏まえ、

冒頭で紹介した3つの方法を行うことで、

後悔を断ち切ることができます。

 

これは後悔した時に使えるだけでなく、

日常的に後悔しない生き方を送る上でも役立ちます。

 

後悔を断ち切れる様になるのも大事ですが、

そもそも後悔する頻度を減らすことができれば、

後悔の念に悩まされることもなくなります。

 

その上でも自分に自信が持てる様になることで、

後悔をしない毎日を送れる様になります。

 

仕事でも恋愛でもプライベートでも、

自信が持てる様になれば、

後悔せず前に進んでいけます。

「自信のなさとは具体的に何なのか?」

「自信とはそもそも何なのか?」

 

根本原因である自信のなさについて、

詳細は無料メール講座で解説していますので、

合わせて学んでみて下さい。

 

本日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。