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夫に優しくできない心理とは?自己嫌悪に陥る現状を変える

[最終更新日]2024/07/09

こんにちは、伊庭和高です。

 

夫婦関係についての相談は、

毎日の様に私の元へ押し寄せられます。

 

夫に優しくできないことで、

自己嫌悪を抱く人も多いのです。

 

つい夫に冷たく接してしまったり、

素直に感謝を伝えられなかったりと、

そんな自分に嫌気が差してしまうのです。

 

このままだと自分もつらいですし、

夫婦関係も冷え込んでしまいます。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

夫に優しくできない心理背景と解決策をお伝えします。

 

夫に優しくできないのはなぜ?

 

夫に優しくできない人は、

3つの心理背景があります。

 

どれか1つに該当することもあれば、

複数に当てはまることもあります。

順番に解説していきます。

 

過去にされた嫌なことを根に持っている

・あの時に助けてくれなかった

・過去にキツい言葉を浴びせられた

 

この様に過去にされた嫌なことを引きずっていると、

夫に優しくできないのです。

 

「でもあの時は…」と過去を思い出し、

心を閉ざしてしまうこともあります。

 

確かに過去にされた嫌なことが、

今も心の傷になっているかもしれません。

 

ですが過去を根に持ち続ければ、

その分だけ夫に優しくできず、

関係が悪化してしまうこともあるでしょう。

 

何より過去を根に持つ自分に、

自己嫌悪してしまうこともあるのです。

 

勝ち負けや優劣を気にしている

勝ち負けや優劣を気にしていると、

夫に優しくできません。

 

「夫に負けない様にしないと…」

「優しくしたら調子に乗るかも…」

 

夫との勝ち負けや優劣や立場を気にして、

素直になれないのです。

 

優しくすることで自分に不利になったり、

優しくしないことで有利になったりと、

頭の中であれこれ考えてしまうのです。

 

ただし夫婦なのに勝ち負けや優劣を気にすると、

どこかで心は限界を迎えてしまいます。

 

してくれて当たり前だと思っている

「掃除してくれて当たり前」

「稼いでくれて当たり前」

「気にかけてくれて当たり前」

 

してくれて当たり前だと思うと、

夫に優しくなれないのです。

 

むしろダメな点やできていない点に意識が向きます。

 

ダメ出しをすることが増えたり、

相手の嫌なところが目につくのです。

 

夫に優しくできない原因は自信のなさ

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

夫に優しくできないのも、

自分の自信のなさが根本原因です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自信があれば自分の気持ちに素直になれるので、

優しい気持ちを素直に表現できるのです。

 

自信がないから過去を根に持ち続け、

勝ち負けや優劣が気になったり、

してくれて当たり前だと思ってしまうのです。

 

現状を放置するとどうなるのか?

夫に優しくできない現状を放置しても、

幸せな未来は待っていません。

 

夫婦関係がギクシャクしたり、

余計な悩みが増えてしまいます。

 

そして夫に優しくできない状況は、

時間が解決してはくれません。

 

場面や環境が変わっても、

自分自身が変わらないと同じ悩みに直面するのです。

 

それにどれだけ願っても、

夫(相手)を変えることはできません。

 

これは人間関係すべてに言えますが、

相手の変化を期待し続けると、

思う様にならず余計にイライラするのです。

 

大事なのは、まず自分が変わること。

 

自信のなさと向き合いながら、

自分自身が変わることに集中することで、

現状は確実に変えていけます。

 

現状を今から好転する2つの方法

 

次にぬいぐるみ心理学の視点で、

夫に優しくできない現状を変える方法をお伝えします。

 

2つの方法を実践することで、

現状は今から好転できます。

 

自分の気持ちを声に出す

最初の方法が「自分の気持ちを声に出すこと」

 

夫に優しくできない時ほど、

自分の気持ちを声に出していません。

 

普段から声に出さず、

頭の中で考える癖があります。

 

私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まる習性があります。

 

ネガティブに考えるほど、

過去のことを引きずったり、

勝ち負けや優劣を気にしたり、

当たり前の意識が出てくるのです。

 

ここでポイントになるのが、

「まず自分で声に出すこと」

 

夫や友達など周りの人に、

いきなり気持ちを吐き出さないでください。

 

自分の気持ちを吐き出せば、

確かにスッキリするでしょうが、

相手は良い気分になりません。

 

「また同じ悩みを聞かされている…」

「自分で何とかしてよ…」

 

最初は親身になってくれても、

何度も続けば相手も嫌な気持ちになり、

関係が悪化する可能性があるのです。

 

独り言で構わないので、

まずは自分で自分の気持ちを声に出すことが、

現状を変える第一歩です。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、

ぬいぐるみを活用するのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

意識してぬいぐるみに触れることは、

自分の気持ちを声に出す上でも効果的です。

 

「どうしたいのか?」と問いかける

そして声に出した後は、

「どうしたいのか?」と問いかけること。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

 

夫に優しくできない時ほど、

自分を主語にして問いかけられていません。

 

自分より先に相手のことを考えてしまうのです。

 

「した方がいい」

「するべきだ」

「しなきゃいけない」

「して欲しい」

「してあげる」

 

たとえばこれらは自分を主語にできておらず、

相手のことを先に考えている状態です。

 

相手のことを先に考えるほど、

相手のことが気になったり、

相手に求める気持ちも強まります。

 

自分軸と他人軸という言葉がありますが、

まさに他人軸で夫婦関係を築いてしまうのです。

 

語尾を「〜したい」の形で問いかけることが、

幸せな関係を築く方法です。

 

「どうしたいのか?」という問いかけは、

夫に優しくできない現状を変えるために不可欠なのです。

夫に優しくできないままだと、

自分自身も苦しいと思います。

 

夫にイライラすることも増えますし、

自己嫌悪に陥る場面も増えるでしょう。

 

夫に優しくできない根本原因は自信のなさ。

 

自信のなさと向き合い、

2つの方法を実践しながら、

現状を好転していきましょう。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば現状を変えられるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。