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長女が家族の犠牲になるのは母親の自信のなさが原因!

[最終更新日]2023/05/28

こんにちは、伊庭和高です。

 

私の元には長女の方からよく相談が寄せられます。

 

長女だからこその悩みもありますし、

私も長男だったので理解できる部分もあります。

 

「長女だから悩むのでは?」

「長女だからしんどいのでは?」

 

長女症候群という言葉もある様に、

似た様な想いを抱く人は多いです。

 

そして長女でいることで、

家族の犠牲になっていると感じることもあるのです。

 

そこで今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

長女特有の悩みの原因や解決策についてお伝えします。

ぬいぐるみ心理学無料講座

なぜ長女が家族の犠牲になるのか?

「お姉ちゃんなんだから」という言葉を、

多くの人は一度は浴びせられたことがあると思います。

 

まさにこの言葉こそ、

長女だからこそ犠牲になってきたと言えます。

 

実際私の元には長女の方から、

次の様な悩みが寄せられます。

 

「周りを気にして良い子を演じやすい」

 

「断りたい場面で断れない」

 

「完璧にやらなきゃと思う」

 

「周りとの優劣や評価が気になる」

 

「やりたいことがわからない」

 

実はこれらの悩みは、

長女として犠牲になって来た弊害だと言えます。

 

自由奔放に振る舞ってきたのではなく、

長女だからしっかりしなきゃと思ったり、

自分の気持ちを抑えてでも周りに合わせて来たと言えます。

 

必要以上に気を使って疲れてしまったり、

周りの言動を気にしやすい側面もあるのです。

 

母親の影響を強く受けている

とはいえ冷静に考えれば、

生まれた時から自分の気持ちを抑えている人はいません。

 

「長女だから…」と思い悩む赤ちゃんは、

どう考えてもいないのです。

 

成長する中で少しずつ、

長女特有の悩みが発生するのです。

 

そして私たち人間にとって、

親との関係がすべての人間関係のスタートです。

 

つまり親との関わりによって、

長女特有の悩みを抱く様になったのです。

 

そして同性である母親の影響を、

特に強く受けていると言えます。

 

母親とは一緒にいる時間も長いですし、

それだけ無意識に影響を受けてしまうのです。

 

家族の犠牲になる原因は自信のなさ

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

長女が家族の犠牲になってしまうのは、

母親の自信のなさが大きく影響しているのです。

 

たとえば母親にとって初めての子育てなら、

必要以上にプレッシャーを感じるでしょう。

 

「ちゃんと育てなきゃ…」

「姑にも色々言われるから…」

 

こうした気持ちを抱いているほど、

長女にキツく当たってしまいます。

 

「しなきゃいけない」

「してはいけない」

 

この様に、長女の行動を制限する言葉も多くなるのです。

 

また母親が自信のなさを抱えていると、

子供にとばっちりを与えてしまいます。

 

たとえば母親が周囲の目を気にしていると、

子供も周囲の目を気にする様になります。

 

周囲の目を気にするのが正しいと、

無意識に母親がすり込んでしまうのです。

 

今も過去を引きずり続けている原因

ここまで解説した様に、

長女が家族の犠牲になるのは母親の自信のなさが原因です。

 

ただし母親を変えることはできません。

 

確かに子供時代に母親の影響を受けましたが、

今も影響を引きずっているなら自分の自信のなさが原因です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自信があれば子供時代の影響を大人になっても引きずりません。

 

家族の犠牲になってきたとしても、

今は自分らしく生きることができるのです。

 

ですが自信が持てずにいると、

仕事や恋愛や友達関係において、

大人になっても過去が影響を及ぼしてしまいます。

 

辛かった気持ちを引きずったり、

親を恨む気持ちで苦しんだりと、

自分が望む毎日を送れないのです。

 

確かに過去は変えられませんが、

自分の人生は自分次第で変えられます。

 

自信のなさと向き合いながら、

子供時代の影響を克服できたお客様を、

私は何人も見て来ました。

 

長女特有の悩みを克服する3つの方法

 

ここからはぬいぐるみ心理学の視点で、

長女特有の悩みを克服する方法を解説します。

 

3ステップになっており、

順番に実践することで変化を実感できます。

 

自分の気持ちを声に出す

まず最初のステップは、

自分で自分の気持ちを声に出すことです。

 

家族の犠牲になってきた人ほど、

自分の気持ちを声に出せていません。

 

声に出さず頭の中で考え続けているのです。

 

私たち人間は頭の中で考えていることの、

約90%がネガティブな事柄だと言われています。

 

つまり頭の中で考えるほど、

ネガティブな気持ちが増大し悩みを抱きやすくなります。

 

それこそ声に出してしまうと、

親から怒られるのではないかと思っている人も多いです。

 

どんな気持ちでも構わないので、

まずは自分の気持ちを声に出すことが、

悩みを解決する第一歩です。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、

ぬいぐるみと意識して関わるのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

ぬいぐるみと意識して関わることは、

悩みを解決する上で役立ちます。

 

「本当はどうしたかったのか?」と問いかける

そして自分の気持ちを声に出したら、

「本当はどうしたかったのか?」と自分に問いかけます。

 

家族の犠牲になってきたということは、

幼少期の記憶が影響しています。

 

過去のネガティブな感情を受け止める上でも、

「本当はどうしたかったのか?」という問いかけが大事です。

 

過去の出来事は変えられませんが、

過去から引きずっている感情を手放すことはできます。

 

「どうしたかったのか?」と問いかけ、

抑え込んできた気持ちを1つずつ受け止めていきます。

 

「これからどうしたいのか?」と問いかける

そして最後のステップは、

「これからどうしたいのか?」と問いかけることです。

 

「本当はどうしたかったのか?」と問いかけ、

過去からの気持ちを1つずつ受け止められたら、

これから先の未来に意識を向けます。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

 

自分を主語にして問いかけることで、

自分が本当に望む選択ができます。

 

家族の犠牲になってきた人ほど、

「どうしたいのか?」と問いかけていません。

 

過去のことばかりにとらわれ、

未来のことを考えられていないのです。

 

あるいはしたいことが浮かんでも、

「自分には無理だ」と諦めてしまったり、

周りの目を気にしてしまうのです。

 

「どうしたいのか?」という問いかけは、

現状を好転させる上で不可欠です。

確かに親にも原因はありますが、

親を変えることはできません。

 

ですが自分を変えることは、

自分次第で今からできます。

 

子供時代の記憶に悩まされず、

自分らしく生きれる様になるほど、

幸せな毎日を過ごせる瞬間が増えます。

 

自信のなさと向き合いながら、

3ステップを繰り返し実践することで、

現状は今から変えることができます。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば自信が持てる様になるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説していますので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。