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ありがとうが言えない人の3つの心理とは?原因と改善策

[最終更新日]2024/10/08

こんにちは、伊庭和高です。

 

「ありがとうが言えない…」

年齢や性別を問わずこうした悩みはよく寄せられます。

 

感謝の言葉が出てこなかったり、

思っていてもありがとうと言えないのです。

 

「あの人はありがとうが言えないよね」

この様に周りに思われれば関係もギクシャクします。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点から、

ありがとうが言えない人の心理背景を解説します。

 

その上でありがとうが言える様になる方法を、

独自の切り口でお伝えします。

 

ありがとうが言えないのはなぜ?

 

ありがとうが言えない人には、

3つの心理背景があります。

 

どれか1つに該当することもあれば、

複数に当てはまることもあります。

 

当たり前の意識が強い

感謝の反対語は当たり前です。

 

「してもらって当たり前」

「こんなの普通だよね」

 

この様に当たり前の意識があると、

感謝の気持ちが湧いてきません。

 

当たり前だと思うほど、

「してくれない」という様に、

「無いもの」へ意識が向いてしまうのです。

 

なめられない様にしている

「感謝すると相手になめられる」

この様に思っている人は意外と多いです。

 

相手に下に見られてしまったり、

低く見積もられるのを警戒して、

ありがとうと言わない様にしているのです。

 

勝ち負けや優劣や評価を気にしていたり、

仕事で何らかの役職に就いていると、

こうした意識が生まれることもあります。

 

また子供の頃からなめられない様に意識して、

感謝を伝えてこなかった人もいます。

 

相手にどう思われるかを気にしている

周りの反応を気にしていると、

感謝の言葉が出てこなくなります。

 

ありがとうと伝えることで、

相手にどう思われるかが気になっているのです。

 

「感謝を伝えて良いのかな…」

「否定されたり意見を言われたらどうしよう…」

 

この様に周りの目を気にするほど、

素直に言葉が出てこなくなってしまいます。

 

自信のなさが原因です

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

ありがとうが言えないのも、

自信のなさが背景にあります。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自信があれば素直に感謝の言葉が出てきます。

 

自信がないと感謝できなかったり、

感謝をしても素直に言葉が出てこなくなるのです。

 

先ほど紹介した3つの心理背景も、

自信のなさが原因です。

 

ありがとうが言えない人の末路

仕事でもプライベートでも、

ありがとうが言えないままでは幸せな未来が待っていません。

 

感謝の気持ちを言われて気分が悪くなる人は、

基本的にはいません。

 

感謝はより良い関係を築くことにつながりますし、

感謝は幸福感を高めると近年の研究でも出ています。

 

逆に言えば感謝を言われなければ、

相手はネガティブな印象を抱くでしょう。

 

「この人は感謝できない」と思われると、

人間関係で孤立してしまったり、

関係がギクシャクすることもあるのです。

 

悩みは形を変えて繰り返される

ありがとうが言えないままだと、

悩みは形を変えて繰り返されます。

 

異動や転職や引っ越しなど、

環境や付き合う相手を変えれば楽になるでしょう。

 

ですが周りを変えても自分が変わらないと、

新たな場面でも感謝が言えなくなるのです。

 

自信のなさと向き合いながら、

感謝の言葉が言えない現状を変える必要があります。

 

ありがとうが言えない現状を変える方法

 

次にぬいぐるみ心理学の視点から、

ありがとうが言えない現状を変える方法をお伝えします。

 

2つの方法を実践することで、

感謝の言葉が素直に出てくる様になります。

 

自分で自分の気持ちを声に出す

まず最初に取り組むのは、

自分で自分の気持ちを声に出すこと。

 

ありがとうが言えない人ほど、

自分の気持ちを声に出していません。

 

普段から声に出さず、頭の中で考えがちなのです。

 

私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まる習性があります。

 

一説では1日に考えることの9割が、

ネガティブな事柄だと言われています。

 

当たり前の意識が出てきたり、

なめられない様に気にしたり、

相手の反応が気になるのも、

頭の中で考えている時です。

 

どんな気持ちでも大丈夫です。

まずは自分で自分の気持ちを声に出すことが、

現状を変える第一歩です。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、

ぬいぐるみを活用するのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

意識してぬいぐるみに触れることは、

自分の気持ちを声に出す上でも効果的です。

 

「どうしたい?」と問いかける

そして自分の気持ちを声に出した後は、

「どうしたい?」と問いかけます。

 

「どうしたい?」の主語は自分自身。

 

ありがとうが言えない人ほど、

自分を主語に問いかけていません。

 

自分以外の誰かのことを考えています。

 

「した方がいい」

「するべきだ」

「しなければならない」

「してあげる」

「して欲しい」

 

たとえばこれらの言葉は、

自分以外の誰かのことを考えている時に浮かびます。

 

まさに他人軸になっているので、

周りの目が気になったり、

なめられないか気にしてしまうのです。

 

また「どうしたいのか?」ではなく、

「どうすればいいのか?」と考えがちな人も、

ありがとうが言えずに悩む傾向があります。

 

「私はどうすればいいの?」という様に、

答えを周りに求め続けてしまうので、

自分で結論を出せず苦しんでしまうのです。

 

「どうしたい?」と自分を主語に問いかけるのは、

ありがとうが言える様になるために不可欠です。

仕事でもプライベートでも、

ありがとうが言えないままでは苦しいです。

 

人間関係に悩んだり、

自己嫌悪の気持ちに襲われたりと、

生きづらさを感じる様になります。

 

悩みやストレスを定期的に感じてしまい、

幸せな未来は待っていないのです。

 

ありがとうが言えない根本原因は自信のなさ。

 

自信のなさと向き合い、

2つの方法を実践することで、

現状を好転していきましょう。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば自信が持てる様になるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。