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[最終更新日]2024/12/03
こんにちは、伊庭和高です。
「自分の発言が恥ずかしい」
「後悔の気持ちを引きずっている」
年齢や性別を問わず、
こうした悩みはよく寄せられます。
発言した後に恥ずかしくなり、
後悔し続けてしまうのです。
この状況はつらいですし、
次第に発言すらできなくなってしまいます。
今回はぬいぐるみ心理学の視点から、
発言が恥ずかしいと感じる心理背景と解決策をお伝えします。
目次
自分の発言が恥ずかしいと感じるのはなぜ?
私はぬいぐるみ心理学において、
すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。
自分の発言が恥ずかしいと感じるのも、
自信のなさが根本的な原因です。
詳細は無料メール講座でも解説していますが、
自信があれば恥ずかしがらず堂々と発言できます。
自信がないから発言を恥ずかしがり、
後悔の気持ちに襲われてしまうのです。
「具体的にどんな自信のなさがあるのか?」
代表例を4つ紹介します。
周りにどう思われるか気にしている
「変な風に思われないかな…」
「考えが浅いと思われたら…」
この様に周りにどう思われるか気にするほど、
発言が恥ずかしくなってしまいます。
発言の前に周りの反応が気になり、
言葉が出てこなくなるのです。
自分軸と他人軸という言葉がありますが、
まさに他人軸になっている状態です。
周りと自分を比べている
「あの人に比べて自分は…」
「同僚の方が仕事ができるから…」
この様に周りと自分を比べるほど、
自分に自信が持てなくなります。
言いたいことがあっても言えず、
恥ずかしがってしまうのです。
勝ち負けや優劣や評価を気にするほど、
周りと自分を比較しがちになります。
完璧主義
「まだ十分ではない」
「もっと完璧に準備しないと」
この様に完璧主義の傾向がある人は、
発言を恥ずかしがります。
完璧に考えがまとまっていないからと、
発言するのをためらうのです。
もしそのまま発言してしまえば、
「もっと完璧に準備しておけばよかった」と後悔するでしょう。
失敗を怖がっている
「間違えたらどうしよう…」
「否定されない様にしないと…」
この様に失敗を怖がるほど、
発言を恥ずかしがってしまいます。
発言を恥ずかしがっていれば、
発言しなかったり周りに合わせることができます。
確かに失敗は回避できるでしょうが、
同時に成功することもありません。
その意味で失敗を怖がる状況が、
実は最大の失敗だと言えます。
幼少期の記憶も影響している
私たちの自信のなさは幼少期の記憶も影響しています。
生まれた時は誰もが自信のある状態で振る舞っていました。
泣きたい時に泣き、
笑いたい時に笑い、
言いたいことは言えていたのです。
それが大人になるにつれて、
少しずつ自信のなさが形成され、
発言を恥ずかしがる様になったのです。
また私たちの自信のなさは、
親との関係で形作られます。
親と関わる中で発言が恥ずかしくなることもあるのです。
「親の顔色をうかがっていた」
「親に怒られるのが怖かった」
「親も恥ずかしがりだった」
たとえばこうした場合だと、
子供にも影響が及んでしまいます。
悩みは形を変えて繰り返される
異動や転職や引っ越しなど、
環境を変えれば気持ちも楽になるでしょう。
ただし周りを変えても自分が変わらないと、
新たな環境で同じ悩みに直面します。
発言を恥ずかしがり後悔する状況は、
時間が解決してはくれないのです。
自信のなさと向き合いながら、
まず自分が変わる必要があります。
恥ずかしさを克服する方法
次にぬいぐるみ心理学の視点で、
恥ずかしさを克服する方法を解説します。
2つの方法を実践することで、
発言を恥ずかしがることはなくなります。
また発言後に後悔することもなくなります。
自分の気持ちを声に出す
最初の方法が「自分の気持ちを声に出すこと」
発言が恥ずかしい時ほど、
自分の気持ちを声に出していません。
普段から声に出さず、
頭の中で考える癖があります。
私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、
ネガティブ思考が強まる習性があります。
一説では1日に頭の中で考える事柄の9割が、
ネガティブな内容だと言われています。
ネガティブに考えるほど、
周りの評価や反応が気になったり、
周りと自分を比べてしまったり、
失敗を怖がってしまいます。
独り言で構いませんので、
まずは自分で自分の気持ちを声に出すことが、
現状を改善する第一歩なのです。
ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、
ぬいぐるみを活用するのが効果的です。
詳細は無料メール講座でも解説していますが、
意識してぬいぐるみに触れることは、
自分の気持ちを声に出す上でも効果的です。
「どうしたいのか?」と問いかける
そして声に出した後は、
「どうしたいのか?」と問いかけること。
「どうしたいのか?」の主語は自分自身。
発言が恥ずかしい時ほど、
自分を主語にして問いかけられていません。
自分より先に周りのことを考えてしまうのです。
「した方がいい」
「するべきだ」
「しなきゃいけない」
「して欲しい」
「してあげる」
たとえばこれらは自分を主語にできておらず、
周りのことを先に考えている状態です。
周りのことを先に考えるほど、
自分の気持ちを堂々と言えなくなります。
周りにどう思われるかが気になり、
発言が恥ずかしくなるのです。
「どうしたいのか?」という問いかけは、
発言が恥ずかしいのを改善するために不可欠です。
仕事でも人間関係でも、
発言が恥ずかしいままでは後悔しますし、
幸せな未来は待っていません。
後悔の気持ちが強くなったり、
ネガティブ思考をしがちになるのです。
発言が恥ずかしい根本原因は自信のなさ。
自信のなさと向き合い2つの方法を実践しながら、
現状を好転していきましょう。
「自信のなさとは何なのか?」
「どうすれば現状を変えられるのか?」
詳細は無料メール講座でも解説しているので、
合わせて学んでみてください。
本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
このコラムの執筆者
伊庭 和高(いば かずたか)
千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。