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感情が爆発しそうな時にやるべきクールダウンテクニック

[最終更新日]2025/07/20

こんにちは、伊庭和高です。

 

仕事でもプライベートでも、

感情が爆発しそうになる瞬間はあるでしょう。

 

実際に感情が爆発してしまい、

人間関係が悪化してしまうこともあります。

 

「なぜ爆発してしまったのか」と自己嫌悪に陥るかもしれません。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

感情が爆発しそうな時にやるべき方法を解説します。

 

また感情が爆発してしまう理由や、

根本的な解決策もあわせて紹介します。

 

感情が爆発しそうな時にやるべきクールダウンテクニック

感情が爆発しそうな時は、

自分の気持ちを自分で声に出しましょう。

 

「声に出すこと」こそが、

感情の爆発を防ぐ方法なのです。

 

「イライラするな」

「寂しくてつらい」

「もう心が限界だ」

 

どんな言葉でも大丈夫ですので、

ブツブツと声に出しましょう。

 

私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まる特性があります。

 

一説では1日に頭で考える事柄のうち、

9割がネガティブな内容だと言われています。

 

感情を爆発するまで溜め込んでいる時ほど、

頭の中で考えを巡らせがちです。

 

独り言をつぶやくのがポイント

そしてここでのポイントは

「自分で」自分の気持ちを声に出すこと。

 

いきなり誰かに吐き出さず、

独り言をつぶやくのがポイントなのです。

 

友達、恋人、同僚、家族などに吐き出せば、

確かに気持ちはスッキリするでしょうが、

相手は良い気分になりません。

 

「また同じ話を聞かされている」

「いい加減、自分で何とかしてほしい」

 

このように感じれば関係が悪化したり、

周りから人が離れていくかもしれません。

 

いきなり誰かに話を聞いてもらうのは、

実は間違った方法なのです。

 

独り言で感情を声に出すうちに、

次第に落ち着きを取り戻すでしょう。

 

誰かに話さなくてもスッキリするので、

人間関係の悪化を防ぐこともできます。

 

ぬいぐるみを活用することで感情の爆発は防げる

また感情が爆発するのを防ぐために、

ぬいぐるみと関わることも効果的です。

 

「なぜぬいぐるみ?」と思ったかもしれません。

 

実はぬいぐるみは心理学的に、

心を落ち着かせリラックスさせる効果があるのです。

 

ぬいぐるみに触れたり見つめたり、

一緒に寝たり話しかけたりしてみてください。

 

次第に冷静さを取り戻せます。

 

ぬいぐるみが好きかどうかに関係なく、

ぬいぐるみと関わることで誰もが効果を実感できます。

 

声に出すことと合わせて実践してみてください。

 

感情が爆発しそうになるのはなぜ?

 

ここまで解決策をお伝えしましたが、

そもそも感情が爆発しそうになるのはなぜなのか?

 

原因を究明しなければ、

感情が爆発しそうになるのを繰り返してしまいます。

 

感情が爆発しそうになるのは、

3つの原因があります。

 

どれか1つに該当することもあれば、

複数に当てはまることもあります。

 

普段から自分の気持ちを声に出していない

先ほど解決策でも紹介しましたが、

普段から自分の気持ちを声に出していない人は、

感情を心の中に溜めこみやすくなります。

 

頭の中で考えるのが癖になっていたり、

自己犠牲や我慢をしがちな人は、

声に出さずに日々を過ごしやすいです。

 

その結果、限界を迎えた時に爆発してしまいます。

 

この状態をたとえるなら「心の便秘」

声に出さないことで心が便秘状態になっているのです。

 

周りの目を気にしている

「あの人にどう思われるのか…」

「嫌われたらどうしよう…」

「評価が悪くなるのでは…」

 

このように周りの目を気にしていると、

感情を溜めこみやすくなります。

 

言いたいことを飲み込んだり、

無理して周りに合わせてしまいます。

 

自分軸と他人軸という言葉がありますが、

まさに他人軸で生きている状態です。

 

そして限界を迎えた時に、

感情が爆発してしまいます。

 

周りに求め過ぎている

「私の気持ちをわかって欲しい」

「もっと共感して欲しい」

「寂しさを埋めて欲しい」

 

このように「して欲しい」が浮かぶ時は要注意。

相手に求め過ぎています。

 

どれだけ相手に求めても、

相手の行動はコントロールできません。

 

最初は付き合ってくれても、

次第に相手も疲れてくるでしょう。

 

そして「して欲しい」と求めるのは、

感情をため込んでいるからともいえます。

 

感情が爆発しそうになる時ほど、

自分一人では受け止めきれないと思い、

誰かを巻き込んでしまうのです。

 

自信のなさが根本原因です

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの根本原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

爆発するまで感情を溜めこんでしまうのも、

自分の自信のなさが背景にあります。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自信があれば感情を自分で受け止め整理できます。

 

周りの目を気にしたり、

相手に求め過ぎてしまうのも、

自信のなさが原因なのです。

 

自信があれば感情を溜めこまずに、

その場で受け止め処理できます。

 

また私は、自分の自信のなさの度合いを診断する心理テストを開発しました。

 

12個の質問(二択)に答えるだけで、

自信のなさをどれだけ感じているかが判明します。

こちらも合わせてやってみてください。

 

感情の爆発を防ぐために不可欠な質問

そして感情の爆発を防ぐために、

不可欠な質問があります。

 

それが「どうしたい?」

 

「どうしたい?」の主語は自分自身。

 

普段から自分を主語に問いかけることで、

感情を溜めこまなくなるのです。

 

感情を溜めこみやすい人は、

自分を主語に問いかけていません。

 

特定の相手や世間体など、

自分以外の誰かのことを先に考えています。

 

「した方がいい」

「するべきだ」

「しなきゃいけない」

「して欲しい」

「してあげる」

 

たとえばこれらの言葉は、

自分を主語にできておらず、

誰かのことを先に考えています。

 

まさに他人軸になっている状態なので、

これでは感情を我慢してしまいます。

 

「何がしたい?」

「何を言いたい?」

「どんな風に仕事をしたい?」

「どんな関係を築きたい?」

 

普段から自分がしたいことを問いかけると、

感情を溜めこむことがなくなっていきます。

 

自分の気持ちを声に出すこととセットで、

試していただきたい方法です。

 

まとめ

仕事でもプライベートでも、

感情が爆発しても良いことはありません。

 

信頼を失ってしまったり、

周りから人が離れていくでしょう。

 

感情を爆発させることで幸せな未来は待っていないのです。

 

感情が爆発してしまう原因は自信のなさ。

 

自信のなさと向き合いながら、

本日紹介した方法を実践することで、

感情の爆発は未然に防げます。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば自信が持てるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

三重県鈴鹿市出身。その後、千葉県千葉市で育つ。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで9年間で7000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。