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ポジティブ思考が辛い原因は無理しているから!解決策まとめ

[最終更新日]2022/12/12

こんにちは、伊庭和高です。

 

「ポジティブ思考が辛い」

 

こうした声は私の元によく届きます。

 

ポジティブ思考は良いものだと、

多くの人が思い込んでいます。

 

ですがポジティブ思考を続けると、

現状が悪化してしまうこともあるのです。

 

実はあなたの悩みの背景に、

ポジティブ思考があるかもしれません。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

ポジティブ思考が辛い原因と解決策をお伝えします。

 

ポジティブ思考が辛い原因

ポジティブ思考が辛いのは、

「無理しているから」です。

 

無理してポジティブに考えていると、

どこかで限界を迎えてしまいます。

 

本当は辛かったり悲しかったり、

イライラしていたり寂しいかもしれません。

 

ショックなことがあったり、

落ち込んでいるかもしれません。

 

それなのにポジティブに考えると、

こうした感情に蓋をしてしまいます。

 

栄養ドリンクを飲む様に、

一時的には元気になれるのですが、

次第にネガティブな感情に襲われてしまうのです。

 

ネガティブな気持ちは無くならない

どれだけポジティブに考えても、

ネガティブな気持ちはなくなりません。

 

見ない様にしているだけで、

そこに存在し続けるのです。

 

ポジティブ思考が辛い時は、

ネガティブな気持ちが横たわっています。

 

気づいて欲しいのに蓋をして、

無理して前向きに考えているので、

心身ともに疲れ果ててしまうのです。

 

「心の便秘」です

この状態をたとえるなら、

「心の便秘」です。

 

無理してポジティブに考えるほど、

ネガティブな感情が心の中に蓄積されます。

 

ですが消えるわけではないので、

便秘の様に溜まっていくのです。

 

そして心の便秘は限界を迎えると、

一気に発散されます。

 

ネガティブな感情に襲われて、

気持ちが持たなくなることもあるのです。

 

暴飲暴食に走ったり、

タバコやギャンブルをしたり、

SNSをぼーっと見続けたりと、

良くない反動に襲われるのです。

 

なぜ無理にポジティブ思考をするのか?

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだと解説しています。

無理にポジティブ思考をしてしまうのも、

自分の自信のなさが原因です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自信があれば無理にポジティブに考えません。

 

どんな気持ちも自分で受け止め、

辛い状況を抜け出せるのです。

 

ですが自分に自信がなければ、

向き合う課題から目をそらします。

 

無理してポジティブに考え、

気分転換をしてしまうのです。

 

どこかで限界を迎え、

辛い気持ちが爆発してしまいます。

 

悩みが繰り返される

環境や付き合う相手が変わっても、

悩みは何度でも繰り返されます。

 

自信のなさと向き合わなければ、

ポジティブ思考が辛い状況が続くのです。

 

これは良いことはありませんし、

心が限界を迎えてしまいます。

 

これからお伝えする2つの方法で、

辛い現状を抜け出していきましょう。

 

繰り返し実践することで、

無理してポジティブに考えることはなくなります。

 

自分の気持ちを声に出す

まず最初の方法が、

「自分で自分の気持ちを声に出すこと」

 

ポジティブ思考が辛い人ほど、

自分の気持ちを声に出せていません。

 

声に出さず頭の中で考え込んでしまうのです。

 

私たち人間は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が増大すると言われています。

 

頭の中で考えるほど、

ネガティブな気持ちが押し寄せます。

 

無理してポジティブに考えても、

どこかでネガティブな波に飲まれてしまうのです。

 

どんな気持ちも、まずは声に出して受け止めること。

これが現状を変えるポイントです。

 

声に出すことができれば、

無理してポジティブに考えることはなくなります。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、

ぬいぐるみを活用するのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座で解説していますが、

意識してぬいぐるみを活用することは、

自分の気持ちを受け止める上で効果的です。

 

自分を主語にして問いかける

自分の気持ちを声に出した後は、

「どうしたいのか?」と問いかけます。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

 

ポジティブ思考が辛い時ほど、

自分を主語にして問いかけられていません。

 

「ポジティブに考えないと」

 

「ポジティブに考えた方がいい」

 

この様に自分がしたいことではなく、

無理してポジティブに考えているのです。

 

自分の気持ちを偽った状態なので、

どこかで限界を迎えてしまいます。

 

「どうしたいのか?」という問いかけは、

現状を好転させるために不可欠です。

ポジティブ思考が辛いままだと、

悩みは解決せず願いも実現しません。

 

同じ悩みを繰り返してしまい、

ネガティブな気持ちに襲われてしまうのです。

 

根本原因の自信のなさに向き合い、

2つの方法を実践することで、

無理せずありのままの自分で生きていきましょう。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば自信が持てる様になるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださりありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。