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休みたいのに予定を入れてしまう心理背景と解決策

[最終更新日]2024/02/10

こんにちは、伊庭和高です。

 

「休みたいのに予定を入れてしまう…」

 

年齢や性別を問わず、

こうした相談はよく寄せられます。

 

仕事終わりにゆっくりしたいのに、

急に誘われて飲み会に行ってしまう…

 

土日は休みたいのに、

自分磨きしなければとジムへ通ったり、

友達と会う予定を入れてしまう…

 

入れたい予定なら別ですが、

休みたいのに予定を入れてしまう状況は、

自分自身が苦しくなるだけです。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

心理背景や解決策をお伝えします。

 

休みたいのに予定を入れてしまう心理背景

 

休みたいのに予定を入れてしまうのは、

3つの心理背景があります。

 

どれか1つに該当することもあれば、

複数に当てはまることもあります。

 

嫌われるのが怖い

友達や同僚や恋人など、

嫌われるのが怖い人ほど、

休みたいのに予定を入れてしまいます。

 

「嫌われない様にしないと…」

「断ったら誘われないかも…」

 

この様に相手の反応を気にしているのです。

 

確かに相手との予定を入れれば、

相手は満足するかもしれません。

 

ですが自分は疲れてしまい、

ストレスが増加するだけです。

 

気持ちを紛らわせている

ゆっくり休もうと思っても、

1人で過ごすことで、

急に不安や寂しさに襲われる人もいます。

 

そのため予定を入れることで、

ネガティブな気持ちを紛らわせているのです。

 

何かをしていれば、

その瞬間は集中できるでしょう。

 

ですが休息が取れないので、

心身ともに限界を迎えてしまいます。

 

周りの目を気にしている

「何もしていないのはマズいのでは?」

「友達は休日も充実しているのに…」

 

この様に周りの目を気にしている人は、

休みたい日に予定を入れがちです。

 

自分の気持ちを脇に置き、

周りを優先して行動してしまうのです。

 

自分軸と他人軸という言葉がありますが、

まさに他人軸で日々を生きているのです。

 

根本原因は自信のなさ

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

休みたいのに予定を入れてしまうのも、

自分の自信のなさが根本原因です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自信があれば休みたい時に休めます。

 

嫌われないかを気にしたり、

不安や寂しさを紛らわせないのです。

 

自信がないから休みたい気持ちを優先できず、

つい予定を入れてしまうのです。

 

悩みは形を変えて繰り返される

「異動すれば…」

「転職すれば…」

「付き合う相手を変えれば…」

 

この様に環境を変えることで、

現状が好転すると思い込む人もいます。

 

確かに環境が変われば、

気分も一新できるでしょう。

 

ですが周りを変えても自分が変わらないと、

新たな環境でも同じ悩みに直面します。

 

休みたいのに予定を入れてしまう状況が、

この先も続くのです。

 

決して時間が解決してはくれず、

自分自身が現状を変えるために、

具体的な行動へと移す必要があるのです。

 

現状を好転する2つの方法

 

次にぬいぐるみ心理学の視点で、

現状を好転する方法を解説します。

 

2つの方法を順番に実践することで、

休みたい時に予定を入れてしまうことがなくなります。

 

自分の気持ちを声に出す

最初の方法が「自分の気持ちを声に出すこと」

 

休みたいのに予定を入れてしまう人ほど、

自分の気持ちを声に出していません。

 

声に出さず、頭の中で考える癖があります。

 

私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まる習性があります。

 

一説では1日に考える事柄の9割が、

ネガティブな内容だと言われています。

 

ネガティブに考えるほど、

周りの目が気になったり、

嫌われるのを怖れる気持ちが強まります。

 

つい予定を入れてしまう瞬間は、

頭の中であれこれ考えていることが多いのです。

 

どんな気持ちでも良いので、

まずは自分の気持ちを声に出すことが、

現状を変える第一歩です。

 

ブツブツと声に出し始めると、

その場の気持ちに流されて選択しなくなります。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、

ぬいぐるみを活用するのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

意識してぬいぐるみに触れることで、

自分の気持ちを声に出しやすくなります。

 

「どうしたいのか?」と問いかける

そして声に出した後は、

「どうしたいのか?」と問いかけること。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

 

休みたい時に予定を入れてしまう人ほど、

自分を主語にして問いかけられていません。

 

自分より先に相手のことを考えてしまうのです。

 

「した方がいい」

「しなければいけない」

「するべきだ」

「してあげる」

「してほしい」

 

たとえばこれらの言葉は、

相手のことを先に考えている状態です。

 

自分軸ではなく他人軸になっているのです。

 

あるいは自分軸がない人ほど、

「どうしたらいいのか?」と考えがちです。

 

これでは自分の本心を犠牲にして、

つい予定を入れてしまいます。

 

「どうしたいのか?」という問いかけは、

休みたい時に休むために不可欠です。

休みたい時に予定を入れ続ければ、

どこかで限界を迎えます。

 

何もやる気が起きなくなったり、

人間関係を切ってしまいたいと思うかもしれません。

 

いずれにせよ現状を放置しても、

幸せな未来は待っていないのです。

 

休みたいのに予定を入れる原因は自信のなさ。

 

自信のなさと向き合い、

2つの方法を実践することで、

現状は今から変えることができます。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば自信が持てる様になるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。