3Mar
[最終更新日]2020/11/09
こんにちは、伊庭和高です。
私達は大人になれば、形は様々ですが仕事をして生きていきます。
仕事は1人ではできません。
取引先の相手や職場の同僚など、
様々な人との関わり合いの中で進んでいきます。
だからこそ、上手く人間関係を築いていくことが大事になってきます。
とはいえ、タイトルにも書きましたが、
全員が全員、対人関係の得意な人ばかりではありません。
人と関わることが苦手な人もいれば、
職場内での適切な振る舞いがわからない人もいるでしょう。
私はぬいぐるみ心理学を通して人間関係において、
自然とありのままの自分が出せる方法をお伝えしています。
また、ほとんどストレスのない人付き合いの方法もお伝えしています。
人付き合いが苦手だからといって、
それこそ流れ作業の様な人と関わらない仕事を選ばないといけない、
なんてことはないのです。
この記事では、仕事において対人関係の苦手な人が、
上手く仕事をやっていくための重要ポイントをお伝えします。
まずは自分を知る
まず、人間関係における「素の自分」を知ることです。
例えば、あなたが人の話を聞くことが自然と上手くできるのに、
「仕事だし、どんどん話していかないと…」といった理由で、
積極的に話しかけようとする。
これでは当然上手くいかないし、ストレスもかかります。
しかも変に自分を演じてしまっているため、話すのが上手くないため、
「この人は何を言いたいんだ…」と相手もイライラしてしまいます。
対人関係とは、人と人との関係を表しているのであって、
「話さなければいけない」わけではないんです。
私はぬいぐるみ心理学をお客さんに提供する中で、
その人の人間関係における素の自分を導き出しています。
「人付き合いが苦手」と今まで感じていたのであれば、
それは苦手なのではなく「自分らしさを出せてない」だけかもしれません。
自分らしさを出せば、どんな相手に対してでもストレスなく、
そのままの自分で関わることができます。
ここまでの話で何度も「自分らしさを知る」と伝えてきました。
自分らしさというと抽象的な言葉にも見えますが、
人間関係においては非常に重要です。
おそらく、今回のタイトルにある悩みを抱えている人は、
周りに無意識の内に振り回されています。
「怖い上司がいて、合わせないといけない…」
「周りから求められる姿にならないといけない…」
「みんなうわべだけの会話をしてるから、自分もそうしないと…」
無意識の内に「相手」を中心に考えているので自分が出せず、
負のスパイラルに陥ってしまう。
それが何度も続くと、仕事で素の自分をどう出せば良いのか、
忘れてしまうわけです。
だからこそ、まずは素の自分を知り、
自然と仕事でも出していく必要があります。
これさえできれば、自然と人間関係は上手くいきます。
このコラムの執筆者
伊庭 和高(いば かずたか)
千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。