16Feb
[最終更新日]2022/02/16
こんにちは、伊庭和高です。
「自分を大切にできていない」
「自分を大切にしたい」
こうした声は私のお客様からもよく聞きます。
仕事でもプライベートでも、
自分を大切にできていれば充実感を得られます。
自分らしく振る舞える様になり、
心穏やかに日々を過ごせる様になります。
一方で自分を大切にできていないと、
悩みやストレスを感じやすくなります。
ただし実は多くの人が、
自分を大切にすることの意味を勘違いしています。
勘違いしたままどれだけ頑張っても、
本当の意味で自分を大切にできないのです。
今回はぬいぐるみ心理学の視点で、
自分を大切にすることについて詳しく解説します。
目次
自分を大切にすることの本当の意味
自分を大切にするという言葉は、
今でこそよく聞く様になりました。
自分を大切にしたいと思いながらも、
大切にできていないと感じる人には、
ある共通点があります。
「自分で」自分を大切にできているかどうか…
自分を大切にできていない人は、
自分で自分を大切にできていないのです。
具体的に言えば、
周りから大切にしてもらうことを先に考えてしまうのです。
「褒めてもらえたら…」
「評価してもらえたら…」
「喜んでもらえたら…」
「感謝してもらえたら…」
「愛してもらえたら…」
周りから自分の望んだ反応が返ってきた時に、
自分を大切にできていると感じているのです。
自分を大切にできているかどうかが、
周りの反応次第になっているのです。
これでは本当の意味で、
いつまでも自分を大切にできないのです。
他者承認ではなく自己承認
誰かに大切にしてもらえたら、
自分を大切にできている。
これは他者承認です。
相手の反応ありきなので、
不安な気持ちも生まれやすくなります。
自分で自分を大切にするのは、
他者承認ではなく自己承認です。
周りがどんな反応を示しても、
自分自身を大切にできている状態だと言えます。
自分を大切にできていない時の3つの特徴
「どんな時に自分を大切にできていないのか?」
実は大きく3つの特徴に分かれます。
どれか1つに当てはまることもあれば、
複数に該当することもあります。
周りの目を気にしている
「嫌われたらどうしよう…」
「怒られたらどうしよう…」
「変な風に思われたらどうしよう…」
この様に周りの目を気にするほど、
自分を大切にできません。
周りありきで振る舞う様になるので、
次第に自分の気持ちがわからなくなります。
周りの反応を通して自分を満たそうとするので、
いつまでも不安な気持ちが付きまといます。
自分の気持ちを抑えている
言いたいことを飲み込んだり…
やりたいことを我慢したり…
自分の気持ちを抑えていれば、
自分を大切にはできていません。
常にブレーキを踏んでいる様なもので、
生きづらさや窮屈さを感じやすくなります。
自分を抑えているのは、
自分を大切にした状態と対極にあると言えます。
目標がない
仕事でもプライベートでも、
目標がないと自分を大切にできません。
何となく淡々と日々を生きてしまうのです。
目標とは「めじるし」とも読みますが、
どこへ向かって進んでいるか方向性を定める上でも重要です。
方向が定まらないまま日々を生きていても、
充実感や達成感を抱けなくなってしまうだけです。
自分を大切にできない原因
私はぬいぐるみ心理学において、
すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。
自分を大切にできていないのも、
自信のなさが原因にあります。
詳細は無料メール講座でも解説していますが、
自信があれば自分を大切にできています。
周りの反応をいちいち気にせず、
自分の気持ちに素直に行動できる様になっています。
一方で自分に自信が持てていないと、
周りを気にしたり自分を抑えがちになります。
結果として周りの反応で自分を満たそうとして、
本当の意味で自分を大切にできなくなってしまうのです。
知識だけ学んでも変わらない
自分を大切にできるかどうかは、
自信の有無が重要になります。
自分を大切にするために、
本やネットの情報をどれだけ手に入れても、
自信のなさがある限り、悩みは根本的に解決しません。
知識を学んで自分を大切にできているなら、
誰もが自分を大切にできているでしょう。
大事なのは、自信のなさと向き合うこと。
その上で今から紹介する2ステップを、
繰り返し実践することです。
自分を大切にするための2ステップ
次にぬいぐるみ心理学の視点で、
自分を大切にするための方法をお伝えします。
2つのステップになっており、
順に実践することで虚無感を手放せる様になります。
<ステップ1>自分の気持ちを声に出す
まず最初の方法が、
「自分で自分の気持ちを声に出すこと」
自分を大切にできていない時ほど、
自分の気持ちを声に出していません。
声に出さず頭の中で考え込んでしまうのです。
私たち人間は頭の中で考えるほど、
ネガティブ思考が強まる習性があります。
周りの目を気にしたり、
自分の気持ちを抑えてしまうのも、
頭の中で考え続けている時です。
どんな気持ちも、まずは声に出して受け止めること。
これが自分を大切にする第一歩です。
ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、
ぬいぐるみを活用するのが効果的です。
詳細は無料メール講座で解説していますが、
意識してぬいぐるみを活用することで、
自分を大切にできる様になります。
<ステップ2>自分を主語にして問いかける
自分の気持ちを声に出した後は、
「どうしたいのか?」と問いかけます。
「どうしたいのか?」の主語は自分自身。
自分を大切にできていない時ほど、
自分を主語にして問いかけられていません。
自分よりも先に相手のことを考え、
相手ありきで行動してしまうのです。
自分がしたいことを問いかけないと、
自分が望む目標も立てられません。
誰かが望む目標を立てたとしても、
一向にモチベーションが湧かないのです。
自分を主語にして問いかけることは、
自分を大切にする上で不可欠です。
「本当の意味で自分を大切にできる様になること」
仕事もプライベートも含め、
幸せな毎日を過ごす上で大事なことです。
自分を大切にできていない原因は自信のなさ。
自信のなさと向き合いながら、
2つの方法に取り組むことで、
自分で自分を大切にできる様になります。
「自信のなさとは何なのか?」
「どうすれば自信が持てる様になるのか?」
詳細は無料メール講座でも解説しているので、
合わせて学んでみてください。
本日も最後まで読んでくださりありがとうございました!
このコラムの執筆者
伊庭 和高(いば かずたか)
千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。