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テレワークがつらい!メンタル不調の心理背景・原因と解決策

[最終更新日]2023/05/24

こんにちは、伊庭和高です。

 

「テレワークがつらい」という声は、

最近よく私のもとに寄せられています。

 

出社せず仕事ができて楽だと思う一方で、

今までと勝手が違いストレスをため込む人も多いのです。

 

メンタル面で不調を感じたり、

モヤモヤした気持ちを抱きやすくなってしまうのです。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

テレワークがつらいと感じる原因と解決策をお伝えします。

 

ぬいぐるみ心理学無料講座

テレワークがつらいと感じる心理背景

 

「なぜテレワークがつらいと感じるのか?」

 

まずは心理背景を解説します。

 

どれか1つに当てはまることもあれば、

複数に該当することもあるでしょう。

 

コミュニケーションが難しい

テレワークになった人の多くが、

コミュニケーションの難しさを感じています。

 

今までは相手の雰囲気や仕草を通して、

言葉のニュアンスや温度感を知れました。

 

ですがテレワークだと無機質になりがちで、

雰囲気や仕草もわかりにくい点があります。

 

余計な誤解を与えてしまったり、

思わぬ間違いをしてしまうこともあります。

 

「大丈夫かな…」

「ちゃんと伝わったかな…」

「怒っているのかな…」

 

こうした気持ちが浮かびやすく、

ネガティブ思考に飲み込まれやすいのです。

 

1人で孤独

職場には誰かしら人がいます。

 

仕事に関係ない雑談をしたり、

その場ですぐに報連相できたりと、

1日の中で何かしら人と関わります。

 

ですがテレワークは完全に1人。

 

電話やチャット等で関わることはできても、

直接顔を合わせて関わることはありません。

 

その分だけ孤独を感じることも増え、

ネガティブ思考を抱きやすくなります。

 

たとえ人間関係が苦手だという人でも、

全く人がいない状況だと逆に苦しくなってしまうのです。

 

家族にわかってもらえない

自宅でテレワークをする場合、

家族が近くにいることになります。

 

「家にいるなら家事育児も手伝って欲しい」

「時間通りにご飯を食べて欲しい」

 

出社すれば絶対に起こらない発言が、

家族から飛び出してしまうのです。

 

仕事の大変さを家族にわかってもらえず、

テレワークを都合良く使われてしまうと、

精神的に苦しくなってしまいます。

 

テレワークがつらい原因

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだと解説しています。

 

テレワークがつらいと感じるのも、

自分の自信のなさが原因です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

テレワーク中は自信のなさが出てきやすいのです。

 

自信が持てずコミュニケーションに悩んだり、

孤独感をどんどん募らせたり、

家族と対立を生みやすくなってしまうのです。

 

その結果、メンタル不調に陥ってしまいます。

 

テレワークがつらい現状を解決する方法

 

テレワークのつらさを解消するために、

ぬいぐるみ心理学では2つの方法をお伝えしています。

 

2つの方法を繰り返し実践することで、

テレワークでストレスを溜め込むこともなくなります。

 

自分の気持ちを声に出す

まず最初の方法が、

「自分で自分の気持ちを声に出すこと」

 

メンタル的に不調な時ほど、

自分の気持ちを声に出していません。

声に出さず頭の中で考え込んでしまうのです。

 

私たち人間は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まる習性があります。

 

「コミュニケーションが上手くいかない…」

「1人の作業が孤独…」

「家族がわかってくれない…」

 

こうした気持ちを抱いてしまうのも、

頭の中であれこれ考える時です。

 

どんな気持ちも、まずは声に出して受け止めることです。

 

自分を主語にして問いかける

自分の気持ちを声に出した後は、

「どうしたいのか?」と問いかけます。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

 

テレワークで悩んでいる時ほど、

自分を主語にして問いかけられていません。

 

自分が何をしたいのかではなく、

周りありきで考えてしまうのです。

 

「した方がいい」

「しなきゃいけない」

「するべきだ」

 

これらの言葉が浮かんだ時は、

周りありきで考えてしまっています。

 

つらい気持ちを抱きやすくなり、

メンタル不調に陥りやすいのです。

 

自分を主語にして問いかけることは、

テレワークがつらい現状を抜け出すポイントです。

テレワークが一切なくなることはありません。

 

今後も何かしらの形で、

テレワークと上手く付き合っていく必要があります。

 

「今だけ我慢すれば大丈夫」ではないのです。

 

メンタルの不調に陥る原因は自信のなさ。

 

自信のなさと向き合いながら、

2つの方法に取り組むことで、

つらい状況を改善できる様になります。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば自信が持てる様になるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださりありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。