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恋愛で傷つきやすい人の4つの心理|改善法は2つ!

[最終更新日]2025/11/19

こんにちは、伊庭和高です。

今回は恋愛について取り上げます。

 

「また傷ついてしまった」

「どうして私ばかり傷つくんだろう」

 

恋愛をする度に感じたことはありませんか?

 

好きな人といる時間は幸せだけれど、

些細な言葉や態度で心がざわついてしまう。

 

期待していた反応が返ってこないと、

「私には価値がないのかな」「またやり直せないかもしれない」と不安になる。

 

そんな「傷つきやすさ」を抱えたまま恋愛を続けるのは、とても疲れてしまいます。

 

傷つきやすいのを放置しても、

幸せな未来は待っていません。

 

この記事では、なぜ「傷つきやすい人」が恋愛で悩みやすいのか、

その心理背景・原因をぬいぐるみ心理学の視点で解説します。

 

その上で幸せな恋愛ができる様になる具体的な解決策をお伝えします。

 

恋愛で傷つきやすいのはなぜ?

恋愛で傷つきやすい人には、

4つの心理背景があります。

 

どれか1つに該当することもあれば、

複数に当てはまることもあります。

 

①相手の反応を気にしている

「変な風に思われてしまわないか…」

「嫌われない様にしなきゃ…」

「相手に合わせた方がいいかな…」

 

この様に相手の反応や評価を気にするほど、

傷つく場面が増えてしまいます。

 

自分軸と他人軸という言葉がありますが、

まさに他人軸で恋愛をしている状態です。

 

相手が何を考えているかは、

どれだけ考えてもわかりません。

 

絶対に正解がわからない問題を解いている状態です。

 

それなのに相手にどう思われるかを気にしてしまえば、

不安や恐怖心や怒りなどネガティブな感情が心に充満します。

 

相手の言葉や表情や態度の変化に敏感になってしまうのです。

 

たとえば少しの間だけ沈黙しても、

「嫌われたのかな?」「気を悪くしたのかな?」と考え過ぎてしまいます。

 

これでは傷つきやすいメンタルのままです。

 

②寂しがり屋・かまってちゃん

寂しがり屋やかまってちゃんの人ほど、

恋愛で傷つきやすい傾向があります。

 

寂しさやかまって欲しさを埋めるために、

恋愛をしてしまうことがあるのです。

 

寂しさや孤独感に襲われている時ほど、

傷つき悩みやすくなります。

 

自分で自分の心を満たせていない状態なので、

精神的に不安定になりやすいのです。

 

③相手に求め過ぎている

「私の話を聞いて欲しい」

「もっと気にかけて欲しい」

「わかってくれない」

 

この様に「して欲しい」「してくれない」が浮かんだら要注意。

 

相手に求め過ぎています。

 

相手が期待に応えてくれるかどうかは、

どれだけ考えてもコントロールできません。

 

相手に求める気持ちが強まるほど、

期待通りの反応が返ってこないとショックで傷ついてしまうのです。

 

④幼少期の経験の影響

心理学では幼少期の親との関係が、

成人後にも大きく影響するといわれます。

 

たとえば幼少期に親の愛情が不安定だった場合、

常に「愛されているか」を確認したくなります。

 

親からの愛情を十分感じられなかったり、

共働きで親と接する時間がなかったりすれば、

大人になった時に悪影響が出てしまうのです。

 

親と恋愛はどちらも「愛情」につながるので、

同じ課題が生じやすいのです。

 

「親の愛情を感じられなかった」

「親にかまってほしかった」

「親の顔色をうかがっていた」

「良い子を演じていた」

 

たとえばこうした場合は、恋愛で傷つきやすくなります。

 

愛されているか確認しようとして、

期待した反応が返ってこないと傷つくのです。

 

自信のなさが原因です

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

恋愛で傷つきやすいのも、

自信のなさが背景にあります。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自信があれば傷つきやすい状態にはなりません。

 

不安や寂しさを抱いても気持ちを落ち着かせ、

幸せで前向きな関係を築けるのです。

 

その一方で自信がないと相手の反応を受けて、

ショックや傷つく瞬間が増えてしまいます。

 

仕事など普段は自信があっても、

恋愛になると自信がなくなる人もいます。

 

先ほど紹介した4つの心理背景も、

自信のなさが根底にあります。

 

傷つきやすい恋愛の末路とは?

傷つきやすい状況を放置しても、

幸せな未来は待っていません。

 

最初は相手も親身になってくれても、

次第に重く感じたり引かれてしまうのです。

 

自分の自信のなさが好きな人にも伝わり、

別れにつながることもあるのです。

 

何より傷つきやすい不安定な気持ちのままでは、

恋愛をしていても苦しい場面が増えてしまいます。

 

そして付き合う相手や環境を変えても、

自分が変わらないと同じ悩みを繰り返します。

 

傷つきやすい悩みは時間が解決してはくれないのです。

 

ただし冷静に考えれば、

恋愛で傷つきやすいのは生まれ持った性格ではありません。

 

成長する中で後天的に身についた特性なので、

誰でも今から現状を好転できます。

 

幸せな恋愛をする2つの方法

次にぬいぐるみ心理学の視点で、

現状を好転する方法を解説します。

 

2つの方法を実践することで、

傷つきやすい自分を改善できます。

 

自分の気持ちを声に出す

最初の方法が「自分の気持ちを声に出すこと」

 

恋愛で傷つきやすい人ほど、

自分の気持ちを声に出していません。

 

普段から声に出さず、

頭の中で考える癖があります。

 

私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まる習性があります。

 

一説では1日に頭の中で考える事柄の9割が、

ネガティブな内容だと言われています。

 

ネガティブに考えるほど、

寂しさや不安に飲み込まれたり、

相手の反応を気にしてしまいます。

 

先ほど紹介した4つの心理背景も、

頭の中で考えている時に浮かびやすいです。

 

ここでポイントになるのが、

「まず自分で声に出すこと」

 

恋人や家族や友達や同僚など周りの人に、

いきなり気持ちを吐き出さないでください。

 

自分の気持ちを吐き出せば、

確かにスッキリするでしょうが、

相手は良い気分になりません。

 

「また同じ悩みを聞かされている…」

「自分で何とかしてよ…」

 

最初は親身になってくれても、

何度も続けば相手も嫌な気持ちになり、

関係が悪化する可能性があるのです。

 

いきなり誰かに気持ちを吐き出すのは、

悩みが解決しない間違った方法なのです。

 

それこそ寂しさや不安で傷ついた気持ちを、

周りに吐き出している状態です。

 

独り言で構いませんので、

まずは自分で自分の気持ちを声に出すことが、

現状を変える第一歩なのです。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、

ぬいぐるみを活用するのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

意識してぬいぐるみに触れることは、

自分の気持ちを声に出す上でも効果的です。

 

「どうしたいのか?」と問いかける

そして声に出した後は、

「どうしたいのか?」と問いかけること。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

 

恋愛で傷つきやすい人ほど、

自分を主語にして問いかけられていません。

 

自分より先に相手のことを考えてしまうのです。

 

「した方がいい」

「するべきだ」

「しなきゃいけない」

「して欲しい」

「してあげる」

「してくれない」

 

たとえばこれらは自分を主語にできておらず、

相手のことを先に考えている状態です。

 

相手のことを先に考えるほど、

相手に求めすぎてしまったり、

相手にどう思われているかが気になります。

 

まさに他人軸で恋愛をしてしまうので、

幸せな関係は築けません。

 

「どうしたいのか?」という問いかけは、

現状を改善するために不可欠です。

 

自分がしたいことを選択するからこそ、

自分の気持ちを大切に関係を築ける様になります。

 

寂しさや不安が出てきても自分で落ち着かせ、

気持ちを安定させながら恋愛ができます。

自分で感情をコントロールできる様になるのです。

 

傷つきやすいままでは幸せな恋愛がはできません。

 

一時的には楽しい瞬間があっても、

それ以上に多くの時間で感情が乱れてしまうのです。

 

たとえ付き合えても、結婚できても、

定期的に傷つく状況が続くので、

疲れやストレスを感じ続けてしまいます。

 

根本原因である自信のなさと向き合い、

2つの方法を実践しながら、

現状を好転していきましょう。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば現状を変えられるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

自信の専門家。三重県鈴鹿市出身。その後、千葉県千葉市で育つ。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで9年間で7000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
2025年9月にPHP研究所より『大人だって、ぬいぐるみに癒されたい!』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。