17Dec
[最終更新日]2025/12/16

こんにちは、伊庭和高です。
今回は恋愛について取り上げます。
「今も元カノと自分を比べてしまう」
「元カノが充実そうなのを知ると嫉妬してしまう」
こうした相談は定期的に寄せられます。
既に別れたものの、今も元カノのことを気にしている状態です。
たとえ直接連絡を取ることはなくても、
SNS等で元カノの近況を知ることはできるので、
嫉妬したり落ち込んでしまうのです。
これでは新たな恋愛にも進めませんし、
元カノの存在に縛られてしまうでしょう。
この記事では、元カノに嫉妬してしまう心理背景と、
今よりラクに生きられる具体的な解決策を、
ぬいぐるみ心理学の視点からわかりやすく解説します。
目次
なぜ元カノに嫉妬してしまうのか?
私はぬいぐるみ心理学において、
すべての悩みの根本原因は自信のなさだとおつたしています。
詳細は無料メール講座でも解説していますが、
元カノに嫉妬してしまうのも、
自分の自信のなさが原因です。
自分に自信がないから、
既に別れたにも関わらず嫉妬してしまうのです。
元カノの近況が気になったり、
付き合っていた頃を思い出してネガティブな気持ちが強まります。
「具体的にはどんな自信のなさがあるのか?」
代表的な自信のなさを3つ紹介します。
①相手と自分を比較している
これは元カノだけに限らず、
相手と自分を比較しがちな人ほど元カノに嫉妬しやすくなります。
「あの人に比べて自分は…」
「元カノに比べてみじめな日々を送っているな…」
相手と自分を比較することに終わりはありません。
常に相手の存在を気にしてしまうので、
定期的に嫉妬心に悩まされます。
②自己肯定感が低い
「どうせ自分なんて…」
「自分には無理だ…」
「自分には価値がない…」
この様に自己肯定感が低い人は、
別れたのに元カノへ嫉妬してしまいます。
そもそも自己肯定感が高ければ、
元カノに嫉妬することはありません。
別れて一時的にショックを受けても、
気持ちを立て直し前向きに過ごせるのです。
ですが自己肯定感が低いことで、
気持ちを立て直せず元カノの動向が気になり続けてしまいます。
③依存心が強い
依存心が強い人は、
恋愛でも恋人に依存しがちになります。
相手をコントロールしようと思ったり、
見捨てられない様に相手の言いなりになることがあります。
そして依存心が強いからこそ、
別れて依存できる存在がいなくなると不安になるのです。
既に別れているにも関わらず、
元カノのことを思い出し嫉妬してしまいます。
幼少期の記憶も影響している
私たちの自信のなさは、
幼少期の記憶も影響しています。
恋愛の悩みは幼少期の親との関わりが影響していることもあるのです。
親と恋愛はどちらも「愛情」という共通点があります。
幼少期に親に愛されたと感じられなかったり、
親の期待に応えようと良い子を演じたり、
親に怒られるのを怖がっていた人は、
恋愛の悩みを抱きやすくなります。
悩みは時間が解決してはくれない
元カノへ嫉妬してしまう状況は、
時間が解決してはくれません。
もし新しい恋愛ができても、
元カノのことを定期的に思い出すかもしれません。
あるいは新しい恋愛でも別れてしまえば、
元カノへの嫉妬をし続けてしまいます。
ただし冷静に考えてみると、
生まれた時から嫉妬心が強い人はいません。
元カノへ嫉妬してしまうのは、
生まれもった性格ではなく後天的に身についたものです。
だからこそ自信のなさと向き合うと、
誰でも元カノへの嫉妬心を手放せます。
元カノへの嫉妬をやめる方法
次にぬいぐるみ心理学の視点で、
現状を好転する方法をお伝えします。
2つの方法を実践することで、
元カノへの嫉妬をやめられます。
①自分の気持ちを声に出す
最初の方法が「自分の気持ちを声に出すこと」
元カノに嫉妬してしまう人ほど、
自分の気持ちを声に出していません。
普段から声に出さず、
頭の中で考える癖があります。
私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、
ネガティブ思考が強まる習性があります。
一説では1日に頭の中で考える事柄の9割が、
ネガティブな内容だと言われています。
ネガティブに考えるほど過去にとらわれ、
嫉妬心を強めてしまうのです。
嫉妬をしているのは、
決まって頭の中で考えている時です。
ここでポイントになるのが、
「まず自分で声に出すこと」
友達や同僚や家族など周りの人に、
いきなり気持ちを吐き出さないでください。
自分の気持ちを吐き出せば、
確かにスッキリするでしょうが、
相手は良い気分になりません。
「また同じ悩みを聞かされている…」
「自分で何とかしてよ…」
最初は親身になってくれても、
何度も続けば相手も嫌な気持ちになり、
関係が悪化する可能性があるのです。
いきなり誰かに気持ちを吐き出すのは、
間違った方法なのです。
独り言で構いませんので、
まずは自分で自分の気持ちを声に出すことが、
嫉妬心を手放すための第一歩です。
ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、
ぬいぐるみを活用するのが効果的です。
詳細は無料メール講座でも解説していますが、
意識してぬいぐるみに触れることは、
自分の気持ちを声に出す上でも効果的です。
②「どうしたいのか?」と問いかける
そして声に出した後は、
「どうしたいのか?」と問いかけること。
「どうしたいのか?」の主語は自分自身。
元カノに嫉妬する人ほど、
自分を主語にして問いかけられていません。
自分より先に相手のことを考えてしまうのです。
「した方がいい」
「するべきだ」
「しなきゃいけない」
「して欲しい」
「してあげる」
たとえばこれらは自分を主語にできておらず、
相手のことを先に考えている状態です。
相手のことを先に考えるほど、
相手に求める気持ちも強まりますし、
相手の反応も気になります。
結果的に元カノのことが気になり、
嫉妬心を強めてしまうのです。
また「どうすればいいの?」と考えがちな人は、
自分がどうしたい?と問いかけていないので、
嫉妬しやすい傾向があります。
「私はどうすればいいの?」と答えを周りに求め、
相手の反応を気にしやすくなります。
語尾を「〜したい」の形で問いかけることが、
嫉妬をやめるために不可欠です。
元カノに嫉妬する状況を放置しても、
幸せな未来は待っていません。
過去の恋愛にとらわれてしまい、
いつまでも現状が好転せず苦しいでしょう。
元カノへ嫉妬をしてしまう根本原因は自信のなさ。
自信のなさと向き合い、
2つの方法を実践しながら、
現状を好転していきましょう。
過去ではなく未来へ意識を向け、
新たな恋愛にも前向きに進める様になります。
「自信のなさとは何なのか?」
「どうすれば現状を変えられるのか?」
詳細は無料メール講座でも解説しているので、
合わせて学んでみてください。
本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
このコラムの執筆者

伊庭 和高(いば かずたか)
自信の専門家。三重県鈴鹿市出身。その後、千葉県千葉市で育つ。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで9年間で7000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
2025年9月にPHP研究所より『大人だって、ぬいぐるみに癒されたい!』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。









