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ぬいぐるみを大人が持つのは恥ずかしいことではない根拠

[最終更新日]2022/05/09

こんにちは、伊庭和高です。

 

今回のテーマは「ぬいぐるみ」

 

ぬいぐるみに関する相談は、

私の元に数多く寄せられます。

 

「大人になってぬいぐるみを持つのが恥ずかしい」

 

こうした声も最近よく寄せられます。

 

私はぬいぐるみが好きでしたが、

確かに私も年齢が上がるにつれて、

恥ずかしさを感じることもありました。

 

また大人になってぬいぐるみを持った人も、

同様の恥ずかしさを感じていたりします。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

大人がぬいぐるみを持つことについて解説していきます。

 

ぬいぐるみ心理学無料講座

大人がぬいぐるみを持つのは恥ずかしいことではない

 

まず結論をお伝えすると、

大人がぬいぐるみを持つのは恥ずかしいことではありません。

 

これは決して感情論ではなく、

しっかり根拠のある結論なのです。

 

ぬいぐるみは大人用だった

そもそも歴史を振り返ると、

ぬいぐるみは大人が使う物でした。

 

ぬいぐるみの起源は、

古代エジプトの頃だと言われています。

 

その頃のぬいぐるみは、

呪いをかけたり宗教儀式の道具として使われていたのです。

 

呪いや宗教儀式の道具なので、

子供は触れることができません。

 

大人が持つのは恥ずかしいというのは、

ぬいぐるみの歴史を知らないからこそ生まれる感情とも言えます。

 

ぬいぐるみを使う大人が増えている

そして現在を見ても、

ぬいぐるみを使う大人が増えています。

 

私の著書『ストレスフリー人間関係』でも詳しく解説していますが、

ぬいぐるみの市場規模は年々拡大しているという調査結果が出ています。

 

ですが少子化は進んでいるわけで、

もしぬいぐるみが子供用だとすれば、

市場規模が拡大することはあり得ません。

 

ぬいぐるみを買う大人が増えているからこそ、

市場規模も拡大しているのです。

 

何より有名人がぬいぐるみ好きを公言することも増えています。

 

たとえばフィギュアスケートの羽生結弦選手も、

プーさんのぬいぐるみが大好きです。

 

ぬいぐるみの世界だけで完結しない

ここまでお伝えした様に、

ぬいぐるみを大人が持つのは決して恥ずかしいことではありません。

 

むしろ大人が持っているのは、

歴史をたどれば普通のことなのです。

 

ただし注意が必要なのは、

ぬいぐるみの世界だけで完結しないことです。

 

心理学の視点から解説すると、

ぬいぐるみは私たちの気持ちをすべて受け止めてくれる存在です。

 

それこそぬいぐるみと関わる中で、

リラックスできたり癒されたりすることがあります。

 

ですがぬいぐるみの世界だけで完結すると、

ぬいぐるみに依存してしまうこともあるのです。

たとえば仕事の人間関係に悩んでいて、

ストレスを抱えているとします。

 

相手の顔色を伺ってしまったり、

自分に自信が持てずにいるものの、

ぬいぐるみだけは気持ちを受け止めてくれます。

 

ぬいぐるみと関わることで気持ちが一瞬楽になっても、

人間関係の悩みが解決するわけではありません。

 

ぬいぐるみが現実逃避の手段になってしまっては、

生きづらさを抱え続けることになるのです。

 

だからこそ大事なのは、

ぬいぐるみの世界だけで完結しないこと。

 

ぬいぐるみとの関わりも大事にしながら、

日常生活でも悩みを解決していける力を身につけることです。

 

ぬいぐるみで自信が生み出せる

私自身もぬいぐるみが好きで、

子供の頃はぬいぐるみに支えられてきました。

 

学校で嫌なことがあった時に、

ぬいぐるみと一緒に寝ながら癒されたこともありました。

 

今でもぬいぐるみは家にありますし、

感謝の気持ちでいっぱいです。

 

ただしぬいぐるみに癒されて終わりだと、

いつまでも現実の生活は変わりません。

 

現実の生活が変わらない中で、

どこかぬいぐるみの世界で完結している様な気がすると、

ぬいぐるみを持っていることに恥ずかしさを感じる様にもなりました。

 

この点に気づいたことが、

ぬいぐるみ心理学の開発につながりました。

ぬいぐるみを活用することで、

日常の悩みも解決できる様になります。

 

そして今もぬいぐるみと関わりながら、

自分が本当に望む毎日を実現しています。

 

ぬいぐるみ1つで自信が生み出せることを、

私も身を持って体感しています。

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて読んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。