6Nov
[最終更新日]2018/10/14
こんにちは、伊庭和高です。
今日は「ヌイグルミスト」について取り上げます。
ヌイグルミストとは何か?
私も偶然人づてで聞いたのですが、
「ヌイグルミスト」という言葉が存在する様です。
気になって各方面で調べてみたのですが、
「ヌイグルミストとは●●である」という記載は存在せず…
ぬいぐるみが大好きな人のことを、
「ヌイグルミスト」と読んでいる様です。
英語でも専門家に対しては、
dentist(歯医者)など、「ist」を語尾につけることがあります。
おそらくヌイグルミストも、
語源をたどればここにあるのかもしれませんね。
さて、私はぬいぐるみ心理学を通して、
自信がない自分から卒業し、
いつでも自信が生み出せる毎日を手に入れるための方法をお伝えしています。
ぬいぐるみが好きかどうかは関係ない。
自信をいつでも生み出せる様に、
意識してぬいぐるみに関わってください、とお伝えしています。
私自身ぬいぐるみは好きですが、
絶対にぬいぐるみを好きにならなければいけない、ということはありません。
さて、今回の記事ではヌイグルミストという様に、
ぬいぐるみが大好きな人の心理背景を探っていければと思います。
まず前提としてお伝えすると、
ぬいぐるみは歴史を振り返ると大人用の物でした。
むしろ当時は宗教行事や呪いをかけるために使われており、
子供は触ってはいけないとされてきました。
こうした歴史的背景もあるため、
ぬいぐるみを大人が持っていることは決して変ではない。
むしろ普通のことだと言えます。
また私達は好き嫌いを問わず、
ぬいぐるみに無意識の内に素の自分をさらけ出しています。
家族、友人、恋人など誰にも言えないことを、
ぬいぐるみには自然とさらけ出しているのです。
当たり前ですが、ぬいぐるみは意見も言わなければ否定もしない。
完全に自分の思い通りにできる存在です。
だからこそ、自然とぬいぐるみへ自分の想いを吐き出しているのです。
ヌイグルミストと呼ばれる人は、
ぬいぐるみが大好きなだけあって、
そうでない人よりもぬいぐるみに素の自分をさらけ出す機会が多いでしょう。
ただし、私がぬいぐるみ心理学でお伝えしているのが、
「ぬいぐるみの世界だけで完結しないこと」です。
ぬいぐるみには自然と自分をさらけ出せても、
実際の人間関係においては自分を抑えてしまう。
これでは現実は変わりません。
ぬいぐるみの世界だけで完結せず、
実際の人間関係においても自分らしく振る舞うこと。
これこそがいつでも自信を生み出せる毎日を手に入れる第一歩です。
そして最後に、私達は誰でも好きなものがあります。
フィギュアにハマる人もいれば、
服やバックにハマる人もいます。
アイドルにハマる人もいれば、
料理にハマる人もいます。
ヌイグルミストと呼ばれる人は、
ハマっているものがぬいぐるみであるというだけ。
ただそれだけなのです。
今回の記事を参考にしていただきながら、
ぬいぐるみが好きな心理背景を探ってみてください。
このコラムの執筆者
伊庭 和高(いば かずたか)
千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。