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ぬいぐるみがないと寝れないのはなぜ?意外な心理効果と改善策

[最終更新日]2024/11/12

こんにちは、伊庭和高です。

 

私はぬいぐるみ心理学を開発し、

7000名以上のお客様と関わってきました。

 

また著書の出版やメディア出演等を通して、

ぬいぐるみ心理学を幅広く伝えてきました。

 

その中でもよく寄せられる質問があります。

 

「ぬいぐるみがないと寝れない」

 

大きさやキャラクターに関係なく、

ぬいぐるみがないと眠れない人は意外と多いです。

 

決して子供に限った話ではなく、

むしろ大人の方からの質問が多いです。

 

そこで今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

ぬいぐるみがないと寝れない心理背景を解説します。

 

ぬいぐるみがないと寝れないのはなぜ?

そもそも心理学において、

ぬいぐるみとは無条件の安心感を与えてくれる存在です。

 

ぬいぐるみと一緒にいることで、

リラックスできたり心が癒されます。

 

赤ちゃんがお母さんに抱く安心感を、

ぬいぐるみを通して感じることができると言われています。

 

お母さんに気を使う赤ちゃんはいません。

ありのままの自分をさらけ出せる対象がぬいぐるみなのです。

 

最近の研究ではぬいぐるみと一緒に寝ると、

オキシトシンというホルモンが分泌されることがわかってきました。

 

別名「幸せホルモン」とも呼ばれていますが、

幸福感を感じるホルモンが脳内で分泌されるのです。

 

ぬいぐるみが不安を軽減してくれる

ぬいぐるみがないと寝れないのは、

日常生活の不安やストレスをぬいぐるみが軽減してくれるから。

 

ネガティブな気持ちを受け止め、

安心感をもたらしてくれるのがぬいぐるみです。

 

つまり仕事や私生活において、

不安やストレスやプレッシャーを感じていると言えます。

 

自分では気持ちを落ち着かせることができず、

ぬいぐるみに頼っている状態なのです。

 

ぬいぐるみを使うことで不安が軽減され、

安心して眠りにつくことができるのであれば、

ぬいぐるみの効果を十分に感じられていると言えます。

 

ぬいぐるみに依存してしまうのは危険

確かにぬいぐるみは安心感をもたらしますが、

ぬいぐるみがなければ寝れない状態は危険でもあります。

 

ぬいぐるみに依存している状態ですし、

日々の不安・ストレス・プレッシャーに悩まされている状態です。

 

ぬいぐるみが悩みを解決してくれるわけではありません。

 

ぬいぐるみと寝てリラックスできても、

仕事や私生活の悩みは解決していないのです。

 

マイナスからゼロに戻りスッキリしても、

プラスの方向へ進めません。

 

この状況をどこかで変えないと、

心身ともに限界を迎えてしまうのです。

 

すべての悩みの根本原因は自信のなさ

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

仕事や私生活の悩みの原因も自信のなさが影響しています。

 

つまり自信のなさと向き合いながら、

日々の不安やストレスやプレッシャーを解決することが必要なのです。

 

ぬいぐるみがないと寝れない状況とは、

ぬいぐるみを通して一時的に不安を解消している状態です。

 

ぬいぐるみと一緒に寝て安心感を抱きつつも、

悩みの原因に向き合い解決することで現状が好転します。

 

現状を好転する2つの方法

 

次にぬいぐるみ心理学の視点で、

現状を好転する方法を解説します。

 

2つの方法を実践することで、

仕事や私生活の悩みを解決できる様になります。

 

自分の気持ちを声に出す

最初の方法が「自分の気持ちを声に出すこと」

 

悩みを抱えている時ほど、

自分の気持ちを声に出していません。

 

普段から声に出さず、

頭の中で考える癖があります。

 

私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まる習性があります。

 

一説では1日に頭の中で考える事柄の9割が、

ネガティブな内容だと言われています。

 

ネガティブに考えるほど苦しくなり、

不安やストレスも増大します。

 

独り言で構いません。

どんな気持ちでも良いので、

まずは自分で自分の気持ちを声に出すことが、

現状を好転する第一歩なのです。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、

ぬいぐるみを活用するのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

意識してぬいぐるみに触れることは、

自分の気持ちを声に出す上でも効果的です。

 

「どうしたいのか?」と問いかける

そして声に出した後は、

「どうしたいのか?」と問いかけること。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

 

悩みを抱えている時ほど、

自分を主語にして問いかけられていません。

 

自分より先に周りのことを考えてしまうのです。

 

「した方がいい」

「するべきだ」

「しなきゃいけない」

「して欲しい」

「してあげる」

 

たとえばこれらは自分を主語にできておらず、

周りのことを先に考えている状態です。

 

周りのことを先に考えるほど、

自分の気持ちがわからなくなったり、

周りの目を気にしてしまいます。

 

その結果、精神的に苦しくなるのです。

 

また「どうしたいのか?」ではなく、

「どうすればいいのか?」と考えがちな人も、

悩みを抱きやすいです。

 

「私はどうすればいいの?」という様に、

答えを周りに求め続けてしまうので、

いつまでも自分で結論を出せないのです。

 

「どうしたいのか?」という問いかけは、

仕事や私生活の悩みを解決し、

現状を好転するために不可欠です。

ぬいぐるみがないと寝れない状況は、

できる限り早く改善する必要があります。

 

ぬいぐるみと一緒に寝るのは続けつつ、

日々の悩みの原因に向き合うことをしなければ、

どこかで心身が限界を迎えてしまうのです。

 

悩みの原因である自信のなさと向き合い、

2つの方法を実践しながら、

現状を好転していきましょう。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば現状を変えられるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。