20Feb
[最終更新日]2023/03/13
「一生に1度もぬいぐるみと関わったことがない人はいない」
これは私が5000名以上のお客様に
ぬいぐるみ心理学を提供する中でたどり着いた結論です。
・ぬいぐるみが好き(興味のある)人
・ぬいぐるみに興味がない(持っていない)人
私のお客様は両者が半々なのですが、
いずれにしてもこれまでの人生を振り返り、
一度もぬいぐるみと関わったことのなかった人は
これまで1人としていませんでした。
もちろんこれは現時点での私のデータであり、
今後もぬいぐるみ心理学を伝える中で覆る可能性はあります。
ですがそれだけぬいぐるみが身近なものであることも確か。
ぬいぐるみを写真に撮影する「ぬい撮り」という言葉も、
「ぬい撮り」でハッシュタグの検索をすると
70万件以上もの写真が表示されます。
また私自身もオリジナルぬいぐるみを販売していますが、
ぬいぐるみが好きな方もそうでない方にも好評です。
※特に触り心地については好評をいただいています
ぬいぐるみが好きな人もそうでない人も…
「ぬいぐるみが好きな人の心理」について、
興味を抱きやすい状態になっています。
そこでこの記事ではぬいぐるみ心理学の視点から、
ぬいぐるみが好きな人の心理背景について解説します。
目次
ぬいぐるみが好きな人の心理背景
まずはぬいぐるみが好きな人の心理について、
心理学の分野から解説をします。
若干ですが専門用語も登場しますので、
「小難しい話はすっ飛ばしたい!」という場合は、
「★★ここまで★★」の目印まで画面を読み飛ばしてください。
読み飛ばしても、ポイントはわかる様にしています。
★★ここから★★
臨床心理学の分野では、
ぬいぐるみは「移行対象」としての働きがあると述べられています。
※移行対象とはイギリスの精神科医ウィニコットが提唱した考え方です
赤ちゃんは生まれてから1歳前後までは、
母親のもとを物理的に離れられません。
自力で歩いて移動することはできず、
常に母親がかかりきりになるわけです。
その中で母親の愛情を存分に受けながら
成長していくわけです。
親は子供に無条件の愛情を注ぎ、
子供は親から無条件に愛情を注がれると思っています。
そして1歳前後になると、
少しずつ自力で移動できる様になります。
常に母親がかかりきりの状態ではなくなるわけです。
こうして母親のもとを離れた子供は、
愛着を示す対象としてぬいぐるみに興味を抱き始めます。
まるで子供が母親に対して抱いていた愛情を、
ぬいぐるみに対しても同じ様に求めるのです。
母親のもとを離れても、
愛情や安心感を感じるために、
移行対象となるぬいぐるみに触れるわけです。
また移行対象は愛情や安心感を与えてくれるだけでなく、
不安を和らげてくれる効果もあると言われています。
ちなみに移行対象はぬいぐるみだけでなく、
毛布やブランケットも含まれます。
スヌーピーに登場するライナス君が
常に持ち歩いている毛布も移行対象と言えます。
★★ここまで★★
ここまでの話を簡単にまとめると…
赤ちゃんが母親の次に愛着を感じる対象。
それが「ぬいぐるみ」なわけです。
ぬいぐるみが手元にあると、
愛情や安心感を感じることができるのです。
無料メール講座でも解説しているのですが、
ぬいぐるみ好きの心理背景には、
「安心感」や「愛情」を感じたい心理がある。
まずはこの点を理解してください。
大人がぬいぐるみ好きでも大丈夫なの?
「ここまでの話はあくまで子供を対象にしたもの」
「大人がぬいぐるみを好きでも大丈夫なのか?」
ひょっとするとこうした疑問を抱かれたかもしれません。
事実ぬいぐるみ心理学を提供していても、
「大人でぬいぐるみが好きなのは変ではないか?」
という相談を受けることはあります。
これに関して結論からお伝えすると、
大人がぬいぐるみを好きなのは決して変ではありません。
むしろ大人がぬいぐるみを好きなのは、
歴史を振り返ると当然のことだと言えます。
私の著書『ストレスフリー人間関係』で詳しく解説していますが、
歴史を振り返るとぬいぐるみは古代エジプトの頃から存在したと言われています。
その頃のぬいぐるみは今の様に
おもちゃとして使われていたのではなく、
宗教儀式や呪いをかけるために使われていました。
隣国の国王に呪いをかけたりと、
現代からは想像もつかないですよね…
と言いつつ、日本にも呪いの人形は存在していましたし、
おもちゃとして使用された歴史はむしろ最近になってからと言えます。
さて、宗教儀式や呪いをかけるために
ぬいぐるみが使われていたこともあり、
当時のぬいぐるみは大人しか触れてはいけないものでした。
子供が触れるのは危険だとされていたのです。
まぁ冷静に考えてみれば、
自分の子供に呪いの人形を持たせたいとは思いませんよね?(笑)
つまり歴史を振り返ると、
ぬいぐるみは本来は大人が使うものだったのです。
大人がぬいぐるみを好きでいることは、
決して変なことでも何でもないのです。
男がぬいぐるみ好きでも大丈夫なの?
そして同様に質問が寄せられるのが、
「男がぬいぐるみを好きでも大丈夫なのか?」というもの。
私も男ですし、ぬいぐるみ心理学を開発する前は
毎日の様に抱いていた疑問です。
これについても結論を伝えれば、
男がぬいぐるみを好きでも変ではありません。
むしろ男がぬいぐるみと関わるのは、
歴史を振り返ると当たり前だと言えます。
歴史を振り返りながら、
ぬいぐるみの起源は宗教儀式や呪いをかけるためだとお伝えしました。
当時は男尊女卑の考えが当たり前だったので、
一部を除き、女性はぬいぐるみに触れることができなかったと言われています。
男性がぬいぐるみを触れるのは、
決して変なことではないんですよね。
それにぬいぐるみが世界に普及する上で、
男性が果たした役割は実は大きいのです。
例えばテディベア。
テディベアは20世紀に入って誕生し、
ドイツのシュタイフ社が世界で始めて製作しました。
そしてその後テディベアが世界に普及して行く上で、
イギリスの軍人であるボブ・ヘンダーソンが活躍しました。
彼は幼少期から肌身離さずテディベアを持っており、
まさにぬいぐるみが大好きだったのです。
ですが彼が生きたのは第2次世界大戦のまっただ中。
彼も軍人として招集を受けてしまいます。
「大好きなテディベアと離れたくない!」
彼がこの様に思ったのかはわかりませんが、
第2次世界大戦中に参加したノルマンディー上陸作戦において、
戦場にテディベアを持って行ったというエピソードが残っています。
よほどテディベアが好きだったんでしょうね。
そしてイギリス軍を退役後には、
「Good Bears of the World」
(心の支えを必要としている人々にテディベアを贈る運動)という活動に参加し、テディベアの存在を世に知らしめていきました。
さらに近年ではぬいぐるみ好きを公言する
男性著名人も増えています。
代表的なのがフィギュアスケートの羽生結弦選手。
プーさんのぬいぐるみが大好きで、
自宅には100体を超えるぬいぐるみが…
フィギュアの演技を終えると、
観客席から大量のプーさんのぬいぐるみが投げ込まれますね。
男がぬいぐるみを好きなのは、
決して変なことではない。
歴史を振り返っても、証明されています。
ちなみにぬいぐるみ好きな心理について、
男女の違いはありません。
男女を問わず、ぬいぐるみが好きな心理は共通しています。
詳しくは次の章で解説しますね。
ぬいぐるみ好きの深層心理を解説
ここまでの内容を踏まえた上で、
ぬいぐるみ好きの心理についてさらに踏み込んで解説します。
冒頭で紹介した様に、
ぬいぐるみが好きな人は愛情や安心感を感じたいと思っています。
当たり前ですが、ぬいぐるみに気を遣う人はいませんよね?
ぬいぐるみは意見も言わず否定もしない。
完全に自分の思い通りになる存在です。
どんな時でもぬいぐるみと関われば、
愛情や安心感を感じることができるのです。
私達はぬいぐるみに対して、
無意識の内に素の自分をさらけ出してしまいます。
気を遣うことが一切ないからこそ、
ぬいぐるみに対して安心感や愛情を感じられるのです。
子供も大人も関係ない
赤ちゃんは母親に100%素の自分をさらけ出しています。
「泣きたいけど、お母さんの機嫌が悪くなるから泣くのをやめておこう…」
当たり前ですが、赤ちゃんはこんなことを考えませんよね?
泣きたい時に泣き、笑いたい時に笑う。
素の自分をさらけ出しているわけです。
そして母親の次に愛着を示すのがぬいぐるみ。
ぬいぐるみにもほぼ100%素の自分をさらけ出しているのです。
「子供だけでなく、大人もぬいぐるみにほぼ100%素の自分をさらけ出しているのでは?」
私はこの様に考え、数多くのお客様と関わって来ました。
その結果、大人もぬいぐるみに対して
無意識の内に素の自分をさらけ出すことを突き止めました。
子供も大人も関係なく、
ぬいぐるみが好きな人は安心感や愛情を求めていると言えます。
ぬいぐるみはすべて受け止めてくれる
人間関係で周りの反応を気にしていても…
仕事でストレスを抱えていても…
家族に本音を打ち明けられなくても…
ぬいぐるみの前では無意識の内に、
素の自分が出てしまいます。
不安や寂しさを受け止めてくれますし、
癒されていると感じることもあるでしょう。
オキシトシンが安心感をもたらす
ぬいぐるみと関わっていると、
何だか心がホッとしたり安心する。
特にぬいぐるみが好きな人であれば、
この感覚はわかるはずです。
実はぬいぐるみと関わっていると、
オキシトシンが分泌されるのです。
オキシトシンは「幸せホルモン」と呼ばれ、
脳から分泌される度に安心感や癒しの感覚、幸福感を感じることができるのです。
従来まではオキシトシンが分泌される条件として、
親しい人との身体的触れ合いが必要だと言われて来ました。
家族や恋人同士で手をつないだり、
同じ布団で一緒に寝たり、
あるいはハグやキスをすることで
オキシトシンが分泌されるわけです。
ですが最近の研究結果では、
親しい人との身体的触れ合いがなくても、
ぬいぐるみと関わるだけでオキシトシンが分泌されることがわかって来ました。
ぬいぐるみが好きな人の心理として、
「安心感や愛情を感じたい」と伝えました。
不安や寂しさ等の感情を感じていても、
ぬいぐるみと関わっている内にオキシトシンが分泌され、
次第に安心感が広がっていくわけです。
ぬいぐるみは生きている!?
「ぬいぐるみが生きている様な気がする」
ぬいぐるみ好きな人から
この様な言葉を聞いたことがあるかもしれません。
あるいは自分がぬいぐるみ好きなら、
一度は感じたことがあるかもしれません。
当たり前ですが、ぬいぐるみは実際に生きていません。
ですが生きている様に感じることはありますし、
歴史をひも解くと背景も見えて来ます。
歴史を振り返れば、
宗教行事や呪いをかけるために
ぬいぐるみは使われていました。
呪いをかけるために使われていたということは、
単なる物としてではなく生きているかの様に扱われていたのです。
ぬいぐるみを単なる物ではなく、
魂を持った存在として見立てていたのです。
そうでもしないと、呪いをかけることはできないですからね。
ぬいぐるみが誕生した時から、
ぬいぐるみは生きているかの様に考えられて来た。
だからこそ、時代を超えて現代になっても、
ぬいぐるみが生きているかの様に感じるのは
決しておかしなことではないのです。
人形はぬいぐるみなのか?
ここまでの話を踏まえて、
ある疑問が浮かんだかもしれません。
「人形はぬいぐるみに含まれるのか?」
これに関して私の見解を伝えると、
人形も広い意味でぬいぐるみに含まれます。
そもそもぬいぐるみのルーツは
今の様なフワフワしたぬいぐるみではなく、
人形の様なものでした。
むしろフワフワしたぬいぐるみが登場したのは、
歴史を振り返れば比較的最近のことなのです。
また人形だけでなく、
抱き枕やクッションも広い意味で
ぬいぐるみに含めて良いと私は考えています。
素材的にも非常に近いものがありますし、
キャラクターの形をした商品も出回っていますからね。
ぬいぐるみと人形の違いについては、
そこまで神経質になる必要はありません。
人形(抱き枕・クッション)が好きな心理も、
今回取り上げた内容と同じだと考えてください。
ぬいぐるみが好き過ぎる心理背景【要注意】
ここまでぬいぐるみが好きな人の心理背景について解説しました。
ぬいぐるみと関わっていれば、
安心感や愛情を感じることができる。
オキシトシンの分泌という観点からも明らかになって来ていますね。
裏を返せばぬいぐるみと頻繁に関わることで、
安心感や愛情を感じられるということになります。
ぬいぐるみが好きな人の心理背景として、
「安心感や愛情を求めている」ことが言えますね。
さて、実はここからの内容が特に重要になって来ます。
ここまではぬいぐるみが好きな人の心理を解説しましたが、
ここからはぬいぐるみが好き「過ぎる」人の心理背景を解説します。
・お酒の飲み過ぎ
・食べ過ぎ
・寝過ぎ
・言い過ぎ
・自分の気持ちを抑え過ぎ
どんな物事でも「〜し過ぎる」状態が続けば、
反動が必ずやって来ます。
体を壊したりやる気が出なかったり、
人間関係が悪化したり息苦しさを感じたり…
ぬいぐるみが好き過ぎる場合も、
必ず反動がやって来るのです。
例えばぬいぐるみは愛情や安心感をもたらしてくれますが、
ぬいぐるみと過度に関わっている場合は、
愛情や安心感が不足していることが考えられます。
日頃の生活で不安や寂しさを感じており、
ぬいぐるみを通して一時的にまぎらわせている状態。
ぬいぐるみの前では安心できるけど、
日常生活では不安を抱えている様な状態です。
またぬいぐるみは不安を和らげてくれる効果もあり、
不安を手放したいという気持ちから
過度にぬいぐるみと関わってしまう傾向もあるのです。
ぬいぐるみの世界で完結しない
私がぬいぐるみ心理学を通して、
「ぬいぐるみの世界で完結しないこと」を伝えています。
ぬいぐるみの前では素の自分を出せるものの、
日々の生活では悩みを抱え続けている状態。
ぬいぐるみの前でだけ自分らしくいれても、
実際の生活で素の自分を出せなければ、
同じ悩みを何度も繰り返してしまいます。
ぬいぐるみに一時的に癒されるだけでなく、
ぬいぐるみの前で見せている様な姿を、
少しずつで良いので日常でも出せる様になっていくこと。
これが理想です。
ネネちゃんのママにならない様に
クレヨンしんちゃんに登場する
ネネちゃんのママ。
彼女はイライラがピークに達すると、
ウサギのぬいぐるみを取り出して
サンドバック状態で殴り続けるのです。
しんちゃんの反応を気にして、
それとなくしか嫌なことが言えない日々。
自分の心の中だけでストレスをため込み、
限界に達してもしんちゃん(相手)にはぶつけず、
ウサギのぬいぐるみで発散している状態。
ネネちゃんのママは、ぬいぐるみの世界だけで完結しているのです。
確かにウサギのぬいぐるみを殴ることで、
一時的にストレス発散はできるでしょう。
ですがウサギのぬいぐるみに不満をぶつけても、
しんちゃん(相手)の言動が改善されるわけではありません。
その結果、同じ悩みを何度も繰り返してしまうのです。
アニメでは放映されていませんが、
ネネちゃんのママはしんちゃん以外にも
同じことを繰り返しているかもしれません。
例えば夫婦関係で意見が言えなかった時に、
ウサギのぬいぐるみを殴ることで
一時的にストレス発散しているかもしれません。
ぬいぐるみの前では本音をさらけ出せるのに、
日常では不満や悩みをため込んでしまう。
ネネちゃんのママの状態は、
ぬいぐるみの世界だけで完結していると言えます。
お客様のケースを紹介します
ぬいぐるみに過度に関わる様になり、
反動が出てしまったお客様がいます。
彼女は仕事の人間関係で悩んでおり、
上司との関係にストレスを抱えていました。
キツい口調で指示をされることも多く、
上司の顔色を伺って仕事をする様になりました。
帰宅後は気疲れで何もする気が起きず、
そのままベッドに倒れ込むこともあったのです。
そんな中でも唯一の癒しの時間は、
自宅にある大きなクマのぬいぐるみ。
触れたり一緒に寝たり、あるいは話しかけたり…
クマのぬいぐるみの前では、
気を張らずに自分らしくいられたのです。
とはいえ仕事の悩みは消えず、
毎日の様に繰り返され、
次第にぬいぐるみと関わる頻度も多くなりました。
そして限界を迎えたある日、
彼女は体調を崩してしまいました。
2週間近くも体調を崩し、
結果的には会社を辞めることになったのです。
仕事の苦しい日々を癒してくれたのがぬいぐるみ。
ですがぬいぐるみと関わるだけでは、
悩みが解決しないのもまた事実。
ぬいぐるみが好き過ぎる状態や、
関わる頻度が多くなっている場合は、
悩みを自分の中で抱え込んでいるケースが考えられます。
ぬいぐるみと関わるだけで終わらずに、
自分と向き合い悩みを解決するための方法を、
ぬいぐるみ心理学ではお伝えしています。
実際、先ほど紹介した彼女に対しても、
ぬいぐるみを使いながら悩みと向き合い解決する方法を教え、
実践してもらえる様にサポートをしました。
ぬいぐるみが好きなだけでなく、
悩みを解決し本当に望む毎日を手に入れたい場合は、
まずは無料メール講座で学んでいただけたらと思います。
最後に
ここまでぬいぐるみが好きな心理について解説して来ました。
「安心感や愛情を感じることができる」
これがぬいぐるみの効果でもあり、
ぬいぐるみが好きだということは、
安心感や愛情を感じたいのだと言えますね。
もちろん好きな状態だけでとどまらず、
過度にぬいぐるみと関わる様になった場合は要注意。
ぬいぐるみの世界だけで完結し、
悩みが形を変えて繰り返されてしまいます。
ぬいぐるみと関わるだけで終わらず、
日常にもつなげていくことが大切です。
このコラムの執筆者
伊庭 和高(いば かずたか)
千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。