3Nov
[最終更新日]2021/08/11
こんにちは、伊庭和高です。
今日はぬいぐるみのストラップについてです。
街中を歩いていると、
ぬいぐるみのストラップを見る機会が頻繁にあります。
キャラクターのストラップをカバンにつけている。
男女問わずこうした光景は、
もはや珍しいものではありません。
今回はいくつもストラップをつけている理由について、
ぬいぐるみ心理学の視点から解説していきます。
なぜたくさんつけるの?
カバンの大きさに不釣り合いなくらい、
多くのストラップをつけている。
これはいったい、どうしてなのでしょうか?
まず注目して欲しいのが「数」です。
身の回りにあるぬいぐるみの数は、
居心地の良い人数に比例する。
これはぬいぐるみ心理学の視点で
証明されていることです。
例えば10体近くつけていた場合は、
大人数で関わることが居心地が良い。
一方で2、3体つけているならば、
2、3人の関係性が居心地が良い。
こうした傾向が見られます。
これは時期によって変わるので、
高校時代はたくさんつけていたけど、
今は2体しかつけていない場合もあります。
その時によって居心地が良い人数が変わっただけ。
何も心配する必要はありません。
ここで注意しなければいけないのが、
周りに合わせて自分を演じている可能性です。
周りに合わせて同じだけの
ストラップをつけている。
特に中高大学生においては
よく見られる光景です。
これは決して自分のことではなく、
周りに合わせてつけているだけです。
「他の友達もつけているから…」
こうした理由を発する人は、要注意です。
「なぜたくさんつけているのか?」
問いかけ続ければ、
その人が人付き合いに何を求めているのかが見えてきます。
ある人はその時好きなキャラクターをつけ、
あるタイミングを境にパタっとつけなくなる。
ある人は恋人とおそろいで、
大きなクマのぬいぐるみをつけている。
人によって背景は様々なのです。
人はぬいぐるみに
理想の相手を重ね合わせます。
ぬいぐるみとの関わり方を見れば、
人間関係の特徴もひと目でわかるのです。
ストラップも含め、
ぬいぐるみが好きな人の心理背景は、
こちらの記事で詳しく特集しています。
合わせて読んでみてください。
本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
このコラムの執筆者
伊庭 和高(いば かずたか)
千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。