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親の言いなりの人生の末路は3つ!やめたい人に解決策を紹介

[最終更新日]2023/11/07

こんにちは、伊庭和高です。

 

「親の言いなりの人生を送ってきた」

「レールの上を歩んできた」

 

年齢や性別を問わず、

こうした相談はよく寄せられます。

 

親の顔色を伺い続けたり、

言いなりの様な人生を送ると、

どこかで壁に直面します。

 

大人になってから苦しくなったり、

人生の目標を見失うこともあるのです。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

親の言いなりの人生を歩んでしまう背景を解説します。

 

その上で現状を変えたい人に向けて、

解決策をお伝えします。

 

親の言いなりの末路

 

親の言いなりの人生を送ると、

3つの結末が待っています。

 

どれか1つに該当することもあれば、

複数に当てはまることもありますが、

幸せな未来ではないことは確かです。

 

自分で決断できなくなる

親の言いなりになるほど、

自分で決断できなくなります。

 

自分で決断する前に、

親が何でも決めてしまうのです。

 

些細なことから大事なことまで、

自分で決断する筋力がついていないので、

どうしたらいいかわからなくなってしまいます。

 

何がしたいのかわからず、

理想の人生も思い描けなくなるのです。

 

いつまでも親を頼る

嫌の言いなりになることで、

親に反発する人もいるでしょう。

 

ですが一方で親を頼り続ける人もいるのです。

 

「既に親元を離れているのに…」

「もう社会人になったのに…」

 

何かを決断しようとする時に、

親の顔色を伺ってしまいます。

 

親が「ダメ」と言ったら従ってしまい、

親の意向を優先しようとします。

 

これでは自立した人生が送れないのです。

 

親への恨みを持ち続ける

「親のせいでこんな人生になった…」

 

この様に親の言いなりになったことで、

親への恨みを持ち続ける人もいます。

 

親がいなくなっても、

恨みを持ち続けてしまうのです。

 

親への恨みで自分の人生が送れず、

定期的にネガティブな感情に襲われます。

 

これは非常につらいですし、

自分が望む決断もできなくなります。

 

親の言いなりになるのはなぜ?

親の言いなりになるのは、

幼少期の記憶が影響しています。

 

私はよく、すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

自分にも自信のなさはありますし、

親にも自信のなさはあります。

 

親の自信のなさのとばっちりを、

子供が受けてしまうのです。

 

たとえば世間体を気にして、

親が習い事や進路を決めてしまうこともあります。

 

これは世間体を気にする親の自信のなさの影響です。

 

あるいは自分が厳しく育てられた反動で、

子供にも厳しく当たってしまうこともあります。

 

親を変えることはできない

とはいえ親を変えることはできません。

 

これは人間関係すべてに言えますが、

相手を変えることはできないのです。

 

言いなりにしてきた親を恨んだり、

親に変わって欲しいと思っても、

いつまでも現状が好転せず苦しいだけです。

 

だからこそ自分が変わることに意識を向けましょう。

 

自分が変わることは、

自分の気持ち次第でいつでもできます。

 

確かに親の自信のなさの影響を受けてきましたが、

大人になった今も影響を受けているなら、

自分の自信のなさが原因でもあります。

 

本来は自分で決断して良いのに、

親のことが気になってしまうのも、

自分の自信のなさが原因でもあるのです。

 

悩みは形を変えて繰り返される

転職したり付き合う相手を変えても、

悩みは形を変えて繰り返されます。

 

環境を変えても自分が変わらないと、

新たな場所でも同じ悩みに直面するのです。

 

親の言いなりで苦しんできた状況は、

時間が解決してはくれないのです。

 

ただし幼い頃は誰でも、

自分の気持ちに素直に振る舞えていました。

 

泣きたい時に泣き、

笑いたい時に笑い、

欲しい物は欲しいと主張していたのです。

 

親の言いなりになってきた人生も、

今から変えることができます。

 

親の言いなりの人生をやめる方法

 

次にぬいぐるみ心理学の視点で、

親の言いなりの人生をやめる方法をお伝えします。

 

2つの方法を繰り返し実践すると、

現状を好転することができます。

 

自分で自分の気持ちを声に出す

まず最初の方法が、

自分で自分の気持ちを声に出すこと。

 

親の言いなりになってきた人ほど、

自分の気持ちを声に出せていません。

 

声に出さず、頭の中で考え続けてしまうのです。

 

私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が増大する傾向があります。

 

声に出さず頭の中で考えていると、

親の顔色を気にし始めたり、

親への恨みの感情も増大するのです。

 

結果的に自分で決断できず、

苦しい状況が続くだけです。

 

どんな気持ちもまずは、

自分でブツブツ声に出すこと。

 

考えが整理されていなくてOKですし、

実況中継するイメージで声に出してみてください。

 

声に出すほど気持ちが軽くなり、

物事を冷静に受け止められる様になります。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、

ぬいぐるみを活用するのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

ぬいぐるみと意識して関わることで、

自分の気持ちに気づきやすくなります。

 

「どうしたいのか?」と問いかける

自分の気持ちを声に出した後は、

「どうしたいのか?」と問いかけます。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

 

親の言いなりになってきた人ほど、

自分を主語に問いかけておらず、

自分以外の誰かのことを気にしているのです。

 

・した方がいい

・するべきだ

・しなければいけない

・して欲しい

・してあげる

 

たとればこれら5つの言葉は、

自分を主語にできていない時に浮かびます。

 

親のことを先に考える時に、

よく浮かぶ言葉なのです。

 

もしかしたら親だけでなく、

友達や恋人や同僚など、

周りの目が気になる場合も、

この5つの言葉は浮かびやすいです。

 

相手のことが気になり、

自分で決断できなくなってしまいます。

 

「どうしたいのか?」と問いかけ、

自分を主語に考えることは、

親の言いなりの人生を抜け出すために不可欠です。

仕事でもプライベートでも、

親の言いなりで生きているままだと、

どこかで必ず壁に直面します。

 

親の望んだ人生を歩んでいる様に思え、

心が満たされない日々を過ごしてしまうのです。

 

根本原因の自信のなさと向き合い、

2つの方法を実践することで、

現状を好転していきましょう。

 

親の言いなりになる人生ではなく、

自分の人生を自分で決断できる様になりましょう。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば自信のない状況を変えられるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。