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メンタルヘルスを保つ2つの方法とは?個人のセルフケア対策

[最終更新日]2024/03/19

こんにちは、伊庭和高です。

 

今回のテーマは「メンタルヘルス」

仕事でもプライベートでも、

メンタルヘルスを保つのは非常に重要です。

 

ネガティブな気持ちに襲われたり、

人間関係がギクシャクしたり、

仕事を続けられなくなったりと、

メンタルヘルスの不調は人生に悪影響をもたらします。

 

メンタルヘルスを自分で保つことを、

セルフケアと言います。

 

私はぬいぐるみ心理学を通して、

今すぐできるセルフケアの方法をお伝えしています。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

メンタルヘルスを保つ方法を解説します。

 

またメンタルヘルスの不調に陥る原因を、

独自の切り口からお伝えします。

 

メンタルヘルスを保つ2つの方法

 

メンタルヘルスを保つ方法は、

今から紹介する2つです。

 

個人のセルフケア対策とも言えますが、

2つの方法を順番に実践することで、

メンタルの不調なく過ごせる様になります。

 

自分で自分の気持ちを声に出す

まず最初の方法は、

自分で自分の気持ちを声に出すこと。

 

メンタルヘルスを保つ上で、

声に出すことは不可欠です。

 

イライラもやもやしたり、

メンタルの不調を抱える時ほど、

自分の気持ちを声に出していません。

 

声に出さず頭の中で考えがちなのです。

 

私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まる習性があります。

 

一説では1日に頭の中で考える事柄の、

9割がネガティブなものだと言われています。

 

ネガティブな考えが浮かべば、

当然ながら悩みも抱きやすくなります。

ここでのポイントは、

「まず自分で」声に出すこと。

 

友達や家族や同僚など、

周りに吐き出さないでください。

 

いきなり周りに吐き出せば、

自分はスッキリするでしょうが、

周りは良い気分はしないでしょう。

 

嫌な気持ちになったり、

関係がギクシャクするかもしれません。

 

どんな気持ちでも構いません。

ブツブツと自分で声に出すことが、

セルフケアの第一歩なのです。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上で、

ぬいぐるみが役立ちます。

 

詳細は無料メール講座でもお伝えしていますが、

意識してぬいぐるみに関わることは、

メンタルを保つことに効果的です。

 

「どうしたいのか?」と問いかける

そして自分の気持ちを声に出した後は、

「どうしたいのか?」と問いかけること。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

 

メンタルの不調に陥る時ほど、

自分を主語に問いかけていません。

 

・した方がいい

・するべきだ

・しなければいけない

・して欲しい

・してあげる

 

たとえば上記の言葉の様に、

自分以外の誰かのことを先に考えているのです。

 

どれだけ周りのことを考えても、

周りの気持ちはわかりません。

 

正解のわからない問題を解いている様に、

いつまでも結論が出ずモヤモヤしたり、

周りの言動に振り回されてしまうのです。

 

「どうしたいのか?」と問いかけるのは、

メンタルヘルスにおいて不可欠です。

 

メンタルヘルスの不調に陥る原因

 

メンタルヘルスを保つ2つの方法は、

ここまで解説した通りです。

 

それでは一体なぜ、

メンタルの不調に陥ってしまうのか?

 

代表的な原因を5つ紹介します。

 

ショックな出来事が起きた

普段は元気な人や問題ない人でも、

ショックな出来事によって動揺し、

メンタルの不調に陥ることはあります。

 

仕事で大きなミスをしてしまったり、

人間関係の別れや喧嘩をしたり、

急に体調を崩してしまったりと、

人によって出来事は様々です。

 

ですがショックな出来事が影響し、

心の整理がつかなくなってしまうのです。

 

ガケから突然落とされたかの様に、

メンタル不調を発生させてしまいます。

 

周りの目を気にしている

「あの人にどう思われているのか…」

「嫌われない様にしないと…」

「求めている答えを出さないと…」

 

この様に周りの目を気にしていると、

メンタルの不調が発生してしまいます。

 

自分の気持ちを脇に置き、

周りの反応を優先してしまうのです。

 

言いたいことを我慢したり、

無理して周りに合わせてしまいます。

 

これでは苦しいだけですし、

気を使い過ぎてストレスを抱えてしまいます。

 

立場や役職にとらわれている

「上司としての振る舞いをしないと…」

「親としてちゃんとするべきだ…」

 

この様に立場や役職にとらわれると、

必要以上にプレッシャーを感じてしまいます。

 

次第に立場や役職が重荷になり、

心が限界を迎えてしまうのです。

 

急に燃え尽きてしまったり、

やる気が起きなくなってしまったりと、

ガス欠状態に陥るかもしれません。

 

承認欲求が強い

「認めて欲しい」

「愛して欲しい」

「評価して欲しい」

「わかって欲しい」

 

この様に承認欲求が強い時に、

メンタルを崩しやすくなります。

 

承認欲求は誰にでもありますが、

周りからの承認を求めるほど、

メンタルの不調に現れます。

 

自分で自分を承認するのは健全ですが、

周りからの承認はコントロールできません。

 

昨日は褒めてくれたものの、

今日は叱られることも普通にあります。

 

周りからの承認を求め続けると、

不安定な気持ちに襲われてしまうのです。

 

完璧主義

「まだ十分ではない…」

「もっと完璧にやらないと…」

 

この様に完璧主義の傾向があると、

メンタルを崩しやすくなります。

 

完璧さを求めるのは否定しませんが、

完璧主義まで行くとやり過ぎです。

 

できていない点に意識が向いたり、

必要以上に自分を追い込んでしまいます。

 

どれだけ頑張っても、

自分が求める完璧な状態に達せず、

ネガティブ思考が増大するのです。

 

メンタルの不調の根本原因は自信のなさ

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

メンタル不調の根本原因も自信のなさです。

 

もし自信を持って過ごせていれば、

自分で自分のメンタルを整えられます。

 

たとえネガティブな気持ちに襲われても、

自力で気持ちを立て直せるのです。

 

一方で自分に自信が持てずにいると、

何かの拍子にメンタルを崩してしまいます。

 

あるいはネガティブな気持ちを溜め込み、

じわじわと状態が悪化してしまうのです。

 

悩みは形を変えて繰り返される

異動や転職をしたり、

付き合う相手を変えることで、

一時的に気持ちはリフレッシュできるでしょう。

 

ですが環境を変えても自分が変わらないと、

新たな環境でも同じ悩みを繰り返してしまいます。

 

「異動したけどメンタルを崩してしまった…」

「引越したのに気持ちが落ち込んだままだ…」

 

こうした気持ちを抱き悩んでいる人は、

私のお客様でも多いです。

 

つまりメンタルの不調に悩む状態は、

時間が解決してはくれません。

 

一時的に気持ちが楽になることはあっても、

自信のなさと向き合わなければ、

再び気持ちが落ちてしまうのです。

 

マイナスとゼロの往復を繰り返す感覚です。

 

まとめ

冒頭でお伝えした2つの方法を実践すれば、

メンタルヘルスを保つことができます。

 

仕事でもプライベートでも、

セルフケアができる様になるのです。

 

そしてメンタルの不調に悩まされるのは、

自分の自信のなさが原因です。

 

自信のなさに直面した時に、

様々な問題が発生してしまいます。

 

自信のなさと向き合いながら、

2つの方法を繰り返し実践することで、

メンタルヘルスを保てる様になっていきましょう。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば自信が持てる様になるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださりありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。