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虚言癖は家庭環境に原因アリ!直し方は3ステップ

[最終更新日]2022/05/27

こんにちは、伊庭和高です。

 

今回取り上げるのは虚言癖。

 

「すぐ嘘をついてしまう性質のこと」

 

これが虚言癖の辞書的な意味ですが、

本人も自覚なく嘘をついてしまうことがあります。

 

仕事でもプライベートでも、

気付けば嘘をついてしまい後悔することも多いのです。

 

「虚言癖をやめたいのに直らない」

こうした相談が寄せられることもあります。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

虚言癖の原因と直し方を解説します。

 

虚言癖の原因

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだと解説しています。

 

虚言癖の原因も、

自分の自信のなさです。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自信がないからすぐ嘘をついてしまうのです。

 

自信があれば嘘をつかずに、

自分の気持ちに素直に行動できます。

 

たとえ嘘をついてしまったとしても、

すぐに訂正したりと対応が取れます。

 

自信の有無が虚言癖の分かれ目なのです。

 

また私は、自分の自信のなさの度合いを診断する心理テストを開発しました。

 

12個の質問(二択)に答えるだけで、

自信のなさをどれだけ感じているかが判明します。

こちらもぜひやってみてください。

 

相手の反応を気にしている

そして虚言癖に悩まされる人は、

相手の反応を気にしています。

 

「怒られたらどうしよう」

「嫌われたらどうしよう」

「変な風に思われたらどうしよう」

 

相手にどう思われるか気にしているので、

つい嘘をついてしまうのです。

 

そもそも相手がいるからこそ、

嘘をついてしまいます。

 

もし相手が一切いなければ、

嘘をつく必要などありません。

 

相手に合わせて良い子を演じたり、

自分の気持ちを抑えがちな人ほど、

虚言癖に悩まされることが多いのです。

 

幼少期の家庭環境に原因がある

私たちの自信のなさは、

幼少期の経験から形作られます。

 

生まれた時から自信のない人はいません。

 

成長するにつれ周りの反応を気にし、

自信のなさが生まれてしまうのです。

 

つまり幼少期の家庭環境が、

虚言癖に大きく影響を与えているのです。

 

また私たちにとって親との関係が、

すべての人間関係のスタートです。

 

幼少期の親との関わりの中で、

虚言癖のキッカケが生まれてしまうのです。

 

たとえば親に怒られるのを怖がれば、

親の都合の良い様に嘘をついてしまいます。

 

自分の意見を言って親から否定されれば、

否定されない様に嘘をつく様になるでしょう。

 

親に良い顔を見せるため、

自分を偽り嘘をついてしまうのです。

 

あるいは親も虚言癖の傾向があれば、

子供も虚言癖になりやすいです。

 

親との関係で生まれた虚言癖が、

友達や職場や恋愛など様々な人間関係にも影響を与えるのです。

 

虚言癖は直せる

ただし冷静になって考えれば、

生まれた時から虚言癖な人はいません。

 

生まれ持った性格ではなく、

後天的に身についたものなので、

誰でも今から虚言癖は直せるのです。

 

「虚言癖は直せないのでは…」

こうした声を聞くこともありますが、

直したい気持ちがあれば誰でも直せます。

 

何かにつけて嘘をつくのではなく、

自分の気持ちに素直に振る舞える様になります。

 

虚言癖の直し方3ステップ

 

ここからは虚言癖を直す方法を、

ぬいぐるみ心理学の視点で解説します。

 

3つのステップになっており、

順に実践することで変化を実感できます。

 

ステップ1:自分の気持ちを声に出す

まず最初のステップが、

「自分で自分の気持ちを声に出すこと」

 

虚言癖に悩まされる人は、

自分の気持ちを声に出していません。

 

声に出さず頭の中で考え込んでしまうのです。

 

私たち人間は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まる習性があります。

 

頭の中でネガティブ思考が強まり、

無意識に嘘をついてしまうのです。

 

どんな気持ちも、まずは声に出して受け止めること。

これが第一歩です。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、

ぬいぐるみを活用するのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

意識してぬいぐるみと関わることでは、

虚言癖を改善する上でも役立ちます。

 

ステップ2:自信のなさと向き合う

自分の気持ちを声に出した後は、

自信のなさと向き合っていきましょう。

 

「なぜ嘘をついてしまうのか?」

 

「いつから嘘をついてしまう様になったのか?」

 

「どんな場面で嘘をついてしまうのか?」

 

私の著書『ストレスフリー人間関係』でも詳しく解説していますが、

自信のなさと向き合う上では5W1Hを意識してください。

 

5W1Hを意識して自分の気持ちを掘り下げることで、

虚言癖の背景にある自信のなさが明確になります。

 

自信のなさに向き合わないと現状は変わりません。

 

自信を持って行動できる様になることで、

現状を克服できる様になります。

 

ステップ3:「どうしたいのか?」と問いかける

そして最後のステップは、

「どうしたいのか?」と問いかけます。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

 

虚言癖に悩まされる人ほど、

自分を主語にして問いかけられていません。

 

自分よりも先に相手のことを考え、

相手ありきで行動してしまうのです。

 

「どうしたいのか?」という問いかけは、

虚言癖を克服する上で不可欠です。

すぐ嘘をついてしまう状況は、

決して幸せな未来につながりません。

 

自分の中でモヤモヤしたり、

相手に誤解を与えてしまったりと、

悪い方向に進みやすくなります。

 

人間関係が上手くいかなかったり、

自分の気持ちがわからなくなったりと、

良いことはないのです。

 

虚言癖の原因は自信のなさ。

 

自信のなさと向き合いながら、

3ステップに取り組むことで、

現状は今から変えることができます。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば自信が持てる様になるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださりありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。