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HSPの限界サイン5選!今から克服する2つの方法

[最終更新日]2023/02/21

こんにちは、伊庭和高です。

 

今回はHSPについて取り上げます。

 

仕事でもプライベートでも、

HSPで悩んでいるという声は、

私の元によく届きます。

 

繊細さんとも言いますが、

繊細なまま過ごしていても、

生きづらさを抱えてしまいます。

 

ネガティブな気持ちが生まれやすく、

人間関係も悪化してしまい、

良いことはないのです。

 

今回はHSPの人が注意すべき、

限界を迎えた時のサインを解説します。

 

HSPの限界サイン5選

 

まずはHSPの人が注意すべき、

限界を迎えた時のサインを解説します。

 

「この兆候が出たら要注意!」という様に、

5つのサインを紹介します。

 

限界を迎える前に気づかないと、

体調やメンタルに影響が出てしまうのです。

 

周りの反応が気になりすぎる

「嫌われたらどうしよう…」

「怒られない様にしないと…」

「上手く伝えられるだろうか…」

 

この様に周りの反応が気になるほど、

苦しい状況が生まれます。

 

ますます敏感になり、

自分で自分を疲れさせてしまうのです。

 

どれだけ考えても、

周りの気持ちはわかりません。

 

正解のわからない問題を、

いつまでも解いている様なものなのです。

 

自分の気持ちがわからなくなる

「何がしたいのかわからない」

 

「何を感じているのかわからない」

 

この様に自分の気持ちがわからないのは、

HSPの状況が悪化しています。

 

周りを気にしすぎるあまり、

自分の気持ちを犠牲にしているのです。

 

周りに合わせることに慣れ、

自分の気持ちを忘れてしまうのです。

 

何をして良いかわからず、

ネガティブな気持ちばかりになるのです。

 

別れを繰り返す

・転職

・人間関係のリセット

・恋人との別れ

 

HSPのまま限界を迎えると、

この様に環境を変えようとします。

 

職場や付き合う人と別れ、

新たな環境に飛び込もうとするのです。

 

確かに環境をリセットすれば、

一時的につらい状況は立て直せます。

 

ですが自分自身が変わっていないので、

新たな環境でも同じ壁に直面するのです。

 

次第に状況が苦しくなり、

環境を変えても根本的な解決にならないと気づくでしょう。

 

食欲がなくなる

心身へのネガティブな影響は、

食欲にも現れます。

 

HSPのまま悩んでいれば、

気疲れを溜め込むことも増えます。

 

精神的な疲れが蓄積されれば、

その分だけ食欲もなくなります。

 

食という漢字は、

「人が良くなる」と書きます。

 

それなのに食欲がなくなれば、

自分の状態はさらに悪化するのです。

 

ストレス発散に走る

HSPの状態ではストレスが溜まるだけです。

 

たとえるなら「心の便秘」

 

どれだけ我慢しても、

便秘はいつかは解消されます。

 

我慢の限界に達した時に、

ストレス発散の行動を取ってしまうのです。

 

衝動買いをしてしまったり、

暴飲暴食に走ったり、

ネットやSNSに逃げたりと、

ストレス発散の行動はさまざまです。

 

HSPに悩む根本原因

私はぬいぐるみ心理学学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだと解説しています。

 

HSPに悩み続けるのも、

自信のなさが根本原因です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自信があればHSPの悩みを克服できます。

 

先ほどの5つのサインが出る前に、

自分で気づいて現状を好転できるのです。

 

失敗を恐れずに、

自分の気持ちに素直に振る舞えます。

 

ですが自信が持てずにいると、

周りを気にしてしまったり、

必要以上に繊細になってしまうのです。

 

つまり自信の有無が、

HSPに悩むかどうかの分かれ道なのです。

 

また私は、自分のHSPの度合いを診断する心理テストを開発しました。

 

12個の質問(二択)に答えるだけで、

HSPに悩むレベルが判明します。

こちらもぜひやってみてください。

 

幼少期にキッカケがある

また私たちの自信のなさは、

幼少期の記憶が影響しています。

 

生まれた時から自信がない人はいません。

 

泣きたい時に泣き、

笑いたい時に笑い、

欲しい物は欲しいと主張できています。

 

ですが成長する中で自信が持てず、

必要以上に繊細になってしまうのです。

 

そして私たちは親との関係が、

すべての人間関係のスタートです。

 

親と関わる中で自信のなさが生まれ、

HSPが強く出てしまうのです。

 

「親の顔色を伺っていた」

「親がダメ出しばかりしてきた」

「親もHSPに悩んでいた」

 

たとえばこうした場合だと、

子供にも悪影響が及ぶのです。

 

HSPは克服できる

ですが生まれた時から、

HSPに悩み続ける人はいません。

 

成長する中で自信が持てなくなり、

HSPの一面が強くなっただけです。

 

生まれ持った性格ではなく、

後天的に身についたものなので、

誰でも今からHSPは克服できます。

 

これから紹介する2つの方法を、

繰り返し実践してみてください。

 

限界を迎えることがなくなり、

自分の気持ちに素直に生きれる様になります。

 

自分で自分の気持ちを声に出す

まず最初の方法は、

自分で自分の気持ちを声に出すこと。

 

HSPに悩まされる人ほど、

自分の気持ちを声に出していません。

 

声に出さず、頭の中で考え続けるのです。

 

私たち人間は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まる習性があります。

 

相手の反応が気になったり、

必要以上に繊細になる時ほど、

頭の中で考えを巡らせているのです。

 

どんな気持ちも声に出すことは、

HSPを克服するための第一歩です。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出すには、

ぬいぐるみを使うのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

意識してぬいぐるみと関わるほど、

自分の気持ちを受け止めやすくなります。

 

「どうしたいのか?」と問いかける

そして自分の気持ちを声に出した後は、

「どうしたいのか?」と問いかけること。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

 

HSPに悩まされる人ほど、

自分を主語に問いかけていません。

 

「した方がいい」

「するべきだ」

「しなきゃいけない」

「してあげる」

「して欲しい」

 

この様に自分の気持ちではなく、

自分以外の周りの目を気にしてしまいます。

 

これでは我慢しがちになり、

限界を迎えて苦しんでしまうのです。

 

「どうしたいのか?」という問いかけは、

HSPに悩む現状を変えるために不可欠です。

HSPに悩まされ続けても、

幸せな未来は待っていません。

 

相手の反応が気になり、

人間関係が悪化したりと、

生きづらさを抱えてしまいます。

 

HSPに悩み続ける原因は自信のなさ。

 

自信のなさと向き合い、

2つの方法を実践することで、

現状は今から変えられます。

 

「自信のなさとは何なのか?」

 

「どうすれば自信が持てる様になるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。