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人を見下す人にありがちな4つの傾向とは?心理背景や原因を解説

[最終更新日]2024/01/26

こんにちは、伊庭和高です。

 

仕事でもプライベートでも、

人を見下した態度を取る人はいます。

 

「見下されていてつらい」

「見下す人が許せない」

 

こうした声も届いていますが、

一方で見下してしまう本人も悩んでいます。

 

「なぜか相手を見下してしまう」

「本当はやめたいのにやめられない」

 

人を見下しても良いことはないですし、

幸せな未来が待っていないことは確かです。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

人を見下す人にありがちな傾向を解説します。

 

人を見下す人にありがちな傾向

 

人を見下してしまう人には、

4つの傾向があります。

 

どれか1つに該当することもあれば、

複数に当てはまることもあります。

 

やたらマウントを取りたがる

「自分の方が優れている」

「あの人の方が劣っている」

 

この様にマウントを取りがちな人は、

相手を見下す傾向があります。

 

学歴、仕事の実績、結婚、出産など、

マウントを取れる要素は何でも使い、

自分の方が上だとアピールしています。

 

周りと自分を比べがちだったり、

周りからの評価を気にしている人ほど、

無意識にマウントを取ってしまいます。

 

実はそれほど能力がない

「強がり」という言葉がありますが、

人を見下す人も強がっている可能性が高いです。

 

たとえば仕事に当てはめると、

仕事の能力が高いわけではなく、

本当はそこまで仕事ができないのです。

 

ですが周りの目を気にしたり、

つい見栄を張ってしまうので、

能力があるかの様に振る舞います。

 

結果として人を見下した言動を取るのです。

 

心が不安定

人を見下す人ほど、

ネガティブ思考をしがちです。

 

不安、怖れ、恥ずかしさ、悲しみ、怒りなど、

さまざまな感情が渦巻いています。

 

心が不安定な状態が訪れると、

つい人を見下してしまいます。

 

人を見下すことで、

ネガティブな気持ちを発散したり、

気持ちを落ち着かせようとしているのです。

 

ストレス発散をしている

仕事や私生活のストレスを、

人を見下すことで発散している人もいます。

 

相手を見下せばスカッとしますし、

周囲からの注目を浴びれるかもしれません。

 

自分の方が優れていると思えば、

一時的には心も満たされるでしょう。

 

ですがストレスの原因は解決しておらず、

しばらくすると同じ悩みに直面します。

 

ストレス発散で人を見下すことを、

相手や場面を変えながら続けてしまうのです。

 

人を見下す人の末路

人を見下し続けても、

良いことはありません。

 

相手との関係が悪化しますし、

周囲からの評判も悪くなるでしょう。

 

「いつか仕返しをしてやる」と思われれば、

どこかで痛い目にあうでしょう。

 

何より人を見下してしまう自分が嫌になります。

 

「どうして人を見下すのか…」

「自分は嫌な奴だよな…」

 

こうした気持ちが生まれやすいのです。

 

人を見下してしまう原因

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

人を見下してしまうのも、

自分の自信のなさが根本原因です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自信があれば人を見下しません。

 

マウントを取る必要もないですし、

自分で自分の心を整えられる様になります。

 

ストレス発散で人を見下すこともなく、

相手を尊重しながら信頼関係を築けるのです。

 

自信のなさに直面している時ほど、

つい人を見下してしまいます。

 

悩みは形を変えて繰り返される

職場や付き合う人を変えれば、

悩みは解決すると思い込む人もいます。

 

確かに環境を変えることで、

一時的に気持ちはリセットされるでしょう。

 

ですが環境を変えても自分が変わらないと、

再び人を見下し始めるのです。

 

環境を変えても自信のなさはなくならず、

時間が解決してくれることもありません。

 

人を見下すのをやめるために

先ほどもお伝えしたとおり、

人を見下しても幸せな未来は待っていません。

 

仕事でも私生活でも、

上手くいかない状況が発生します。

 

人を見下してしまう原因は自信のなさ。

 

本当の意味で自信が持てる様になることが、

人を見下す言動をやめるために必要です、

 

人を見下すのをやめる具体的な方法は、

こちらの記事で詳しく特集しています。

 

人を見下すのをやめられた

お客様のエピソードも紹介しているので、

合わせて読んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。