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他人軸の人生の2つの末路はつらいだけ!理由を解説

[最終更新日]2022/06/14

こんにちは、伊庭和高です。

 

仕事でも私生活でも、

他人軸で行動するほど悩みは深まります。

 

周りの顔色を伺ったりと、

窮屈さや生きづらさを感じやすくなります。

 

他人軸で過ごしていても、

幸せな未来が待っていないことは確かです。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

他人軸の人生の末路を紹介します。

 

その上で他人軸になってしまう心理背景を解説します。

 

ぬいぐるみ心理学無料講座

他人軸で生きる末路

 

先ほどもお伝えした様に、

他人軸で生きてもつらいだけです。

 

他人軸のまま生きていると、

大きく2つの結末を迎えます。

 

どちらか一方のこともあれば、

両方に当てはまることもあります。

 

気疲ればかり蓄積する

他人軸で生きていると、

周りに気を使う場面が増えます。

 

「変な風に思われないか…」

「怒られないか…」

「嫌われたら…」

 

自分の気持ちを優先せず、

相手の気持ちを先に考えてしまうのです。

 

言いたいことを我慢したり、

無理して相手に合わせてしまいます。

 

その場は丸く収まったとしても、

気疲れは蓄積する一方です。

 

帰宅したら疲れ果てて、

何もやる気が出なくなることもあるでしょう。

 

やりたいことがわからなくなる

そして他人軸で過ごすほど、

自分の気持ちがわからなくなります。

 

何がやりたいかわからず、

自分の意見もわからなくなります。

 

周りに合わせることばかり得意になり、

気づけば自分を押し殺してしまうのです。

 

自分の人生の主人公は、

他でもない自分自身です。

 

それなのに他人軸で振る舞うと、

自分以外の誰かの人生を生きている感覚が生まれます。

 

他人軸で生きると同じ課題に直面する

「転職すれば…」

「引っ越せば…」

「別の人と付き合えば…」

 

環境や相手を変えれば、

一時的に気持ちはリセットされます。

 

ですが時間が経つにつれて、

再び他人軸で振る舞う様になります。

 

他人軸が癖になっているので、

同じ課題を繰り返してしまうのです。

 

時間が解決してくれることもなく、

次第に状況は悪化してしまいます。

 

他人軸になってしまう根本原因に気づき、

向き合うことが大切なのです。

 

他人軸になってしまう原因

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

他人軸になってしまうのも、

自分の自信のなさが原因です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自信があれば他人軸を続けません。

 

周りを気にし続けず、

自分軸で行動できる様になります。

 

一方で自分に自信が持てずにいると、

他人軸で振る舞う場面が増えてしまいます。

 

相手の顔色を伺ったり、

必要以上に気を使ってしまうのです。

 

幼少期にキッカケがある

そして私たちの自信のなさは、

幼少期の記憶が影響しています。

 

生まれた時は他人軸ではなく、

誰もが自分らしく振る舞えていました。

 

ですが大人になるにつれ少しずつ、

自信が持てず他人軸で振る舞う様になりました。

 

発達心理学では小学校低学年頃から、

周りを気にし始めると言われています。

 

つまり誰もが周りを気にしてしまい、

他人軸で振る舞う一面を持っているのです。

 

また私たちにとって親との関係が、

すべての人間関係のスタートです。

 

親との関わりの中で自信のなさが形成され、

他人軸で振る舞う様になることもあるのです。

 

「親の顔色を伺っていた」

「親に怒られない様に意識していた」

「親も他人軸だった」

 

たとえばこうした場合だと、

子供にも影響が及んでしまいます。

 

友達、恋人、職場など、

様々な人間関係でも他人軸で振る舞ってしまうのです。

 

他人軸で生きるのはつらい

 他人軸で生きてもつらいだけです。

 

自分の気持ちを大切にできず、

淡々と生きている様な感覚も生まれます。

 

ですが生まれた時から他人軸だった人はいません。

 

生まれ持った性格ではなく、

後天的に身についただけなので、

誰でも今から他人軸をやめられます。

 

他人軸をやめる方法については、

別の記事で詳しく解説しています。

合わせて読んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。