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意固地になる心理背景とは?原因と解決策を紹介!

[最終更新日]2024/04/02

こんにちは、伊庭和高です。

 

・意地を張り続けること

・強情で自分の考えにこだわること

 

これが意固地の辞書的な意味です。

 

「意固地になってしまうのをやめたい」

 

年齢や性別を問わず、

こうした相談はよく寄せられます。

 

仕事でもプライベートでも、

意固地になると悩みが生まれます。

 

同じ壁に直面したり、

人間関係がギクシャクしたりと、

良いことは何もないのです。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

意固地になる人の心理背景や原因を解説します。

 

その上で現状を変える方法を、

独自の切り口でお伝えします。

 

意固地になる心理背景

 

意固地になってしまうのは、

3つの心理背景があります。

 

どれか1つに該当することもあれば、

複数に当てはまることもあります。

 

周りの目を気にしている

「相手にどう思われているのか…」

「間違えない様にしないと…」

「強い自分だと見せなければ…」

 

この様に周りの目を気にしていると、

意固地な一面が出てきやすくなるのです。

 

周りの反応や評価を気にして、

意固地になってしまうのです。

 

もし周りに人が一切いなければ、

意固地になる必要はありません。

 

相手との優劣や勝ち負けを気にしたり、

相手と自分を比較する癖のある人も、

意固地になりがちです。

 

否定されるのが怖い

実は否定されるのを怖がる人は、

意固地になりやすいです。

 

相手に否定されないために、

まず自分が意固地になるのです。

 

意固地になれば相手を先に否定できたり、

自分の主張を曲げようとしません。

 

相手に否定する隙を与えないために、

意固地になってしまうのです。

 

マウントをとっている

相手に対しマウントをとるために、

意固地になる人もいます。

 

意固地になることで、

自分が正しいと主張できたり、

自分に従わせることができるかもしれません。

 

支配欲があったり、

相手をコントロールしようとして、

意固地な言動をとってしまうのです。

 

自分の考えに固執することで、

相手より有利に立てるかもしれません。

 

意固地になる根本原因は自信のなさ

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

意固地になってしまうのも、

自分の自信のなさが根本原因です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自信があれば意固地にはなりません。

 

自分の意見を主張しながら相手の意見も尊重し、

素直な気持ちで関われるのです。

 

周りの目を気にしたり、

否定されるのを怖がったり、

マウントをとってしまうのも、

自信のなさが背景にあります。

 

意固地のままだとどうなるのか?

意固地のまま過ごしていても、

良いことはありません。

 

自分の考えに固執するあまり、

ミスや見落としをすることもあります。

 

頭が固いと思われて、

人間関係が悪化することもあるでしょう。

 

意固地なまま生きていても、

幸せな未来は待っていないのです。

 

自信のなさと向き合いながら、

意固地な自分を変える必要があります。

 

意固地なのを改善する方法

 

次にぬいぐるみ心理学の視点で、

意固地なのを改善する方法を解説します。

 

2つの方法を繰り返し実践することで、

現状を変えることができます。

 

自分の気持ちを声に出す

最初の方法が「自分の気持ちを声に出すこと」

 

意固地な人は普段から、

自分の気持ちを声に出していません。

 

普段から声に出さず、

頭の中で考える癖があります。

 

私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まる習性があります。

 

ネガティブに考えるほど、

相手の反応を気にしたり、

否定されるのを怖がってしまいます。

 

自分の考えに固執してしまうのは、

決まって頭の中で考えている時です。

 

独り言で構いません。

どんな気持ちでも良いので、

まずは自分で自分の気持ちを声に出すことが、

意固地を改善する第一歩です。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、

ぬいぐるみを活用するのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

意識してぬいぐるみに触れることは、

自分の気持ちを声に出す上でも効果的です。

 

「どうしたいのか?」と問いかける

そして声に出した後は、

「どうしたいのか?」と問いかけること。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

 

意固地になってしまう人ほど、

自分を主語にして問いかけられていません。

 

自分より先に相手のことを考えてしまうのです。

 

「した方がいい」

「するべきだ」

「しなきゃいけない」

「して欲しい」

「してあげる」

 

たとえばこれらは自分を主語にできておらず、

相手のことを先に考えている状態です。

 

相手のことを先に考えるほど、

相手の反応が気になったり、

マウントをとってしまいます。

 

自分軸と他人軸という言葉がありますが、

まさに他人軸になっているのです。

 

「どうしたいのか?」という問いかけは、

意固地なのを改善するために不可欠です。

 

自分を主語に問いかけることで、

他人軸ではなく自分軸で生きれる様になります。

現状を放置していても、

良いことは何もありません。

 

疲れやストレスをため込み、

生きづらさを感じるかもしれませんし、

人間関係もギクシャクするでしょう。

 

意固地になる根本原因は自信のなさ。

 

自信のなさと向き合い、

2つの方法を実践しながら、

現状を好転していきましょう。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば現状を変えられるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。