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見下されやすいのはなぜ?特徴・心理背景・原因・解決策を紹介

[最終更新日]2023/11/21

こんにちは、伊庭和高です。

 

「なぜか相手に見下されることが多い」

 

年齢や性別や職業を問わず、

こうした相談はよく届きます。

 

見下されるのはつらいですし、

ストレスも感じるでしょう。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

見下されやすい心理背景や解決策をお伝えします。

 

なぜ見下されるのか?

人間関係は自分と相手がいて成立するので、

お互いが影響を与え合っています。

 

「見下す相手だけが悪い」と思い、

相手のせいにしたり環境を変えても、

現状が解決するわけではありません。

 

相手や場面を変えて、

見下される状況が続くのです。

 

もちろん見下す相手にも原因がありますが、

見下されてしまう自分にも原因はあるのです。

 

「一体なぜ見下されるのか?」

 

2つの原因を紹介しますが、

どれか1つに当てはまることもあれば、

複数に該当することもあります。

 

いい子を演じているから

「嫌われないようにしないと…」

「認めて欲しいし評価もして欲しい…」

 

このように相手の反応を気にして、

いい子を演じてしまう人がいます。

 

いい子とは、「都合がいい人」です。

 

「この人は言うことを何でも聞いてくれる」

 

このように相手に誤解させてしまい、

無理難題を突きつけられることもあります。

 

自分よりも立場が下だと見下され、

高圧的な言動を取られることもあるのです。

 

周りと自分を比較しているから

「あの人よりも上に立ちたい…」

「あの人に劣っているのでは…」

 

このように周りと自分を比較するほど、

見下される場面は増えます。

 

優劣や勝ち負けを気にしている状態なので、

相手を見下すこともあれば、

相手から見下されることもあるのです。

 

優劣いずれになったも、

相手と自分を比較し続けるので、

生きづらさや苦しさを感じやすくなります。

 

見下されてしまう根本原因

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

相手に見下されてしまうのも、

自分の自信のなさが原因です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自信があればいい子を演じませんし、

周りとの比較を続けることもありません。

 

自分は自分だと思えていますし、

周りを気にせず堂々と振る舞えています。

 

相手を変えることはできない

先ほどもお伝えしたように、

人間関係は自分と相手がいて成り立ちます。

 

どちらか片方だけに原因があるとは言えないのです。

 

ですが相手を変えることはできません。

 

「相手が悪い」「あの人のせいで」と思っても、

現状が好転することはないのです。

 

ただし自分の行動は、

自分の意思で今から変えられます。

 

自信のなさと向き合い、

自分が変わるために行動した方が、

圧倒的に早く現状は変わります。

 

見下される現状を変える方法

 

次にぬいぐるみ心理学の視点で、

見下される現状を変える方法を解説します。

 

2つの方法を繰り返し実践することで、

効果を実感できる様になります。

 

自分の気持ちを声に出す

最初の方法が「自分の気持ちを声に出すこと」

 

見下されてしまう人ほど、

自分の気持ちを声に出していません。

 

声に出さず、頭の中で考える癖があります。

 

私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まる習性があります。

 

ネガティブに考えるほど、

相手の顔色を伺ったり、

相手と自分を比較しがちになります。

 

自分の気持ちを押さえ込み、

相手に合わせたりいい子を演じやすくなるのです。

 

どんな気持ちでも良いので、

まずは自分の気持ちを声に出すことが、

見下されやすい現状を変える第一歩です。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、

ぬいぐるみを活用するのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

意識してぬいぐるみに触れることで、

自分の気持ちを声に出しやすくなります。

 

「どうしたいのか?」と問いかける

そして声に出した後は、

「どうしたいのか?」と問いかけること。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

 

見下されやすい人ほど、

自分を主語にして問いかけられていません。

 

自分より先に相手のことを考えてしまうのです。

 

「した方がいい」

「するべきだ」

「しなければいけない」

「して欲しい」

「してあげる」

「させたい」

 

たとえばこれらの言葉は、

相手のことを考える時に浮かびます。

 

これらの言葉を考えてしまうと、

相手に見下されやすくなるのです。

 

「どうしたいのか?」という問いかけは、

現状を変えるために不可欠です。

見下されやすい現状を放置しても、

良いことは何もありません。

 

人間関係のストレスを抱き、

モヤモヤが蓄積してしまいます。

 

見下されたままでは、

幸せな毎日は送れないのです。

 

見下されやすい原因は自信のなさ。

 

自信のなさと向き合い、

2つの方法を実践することで、

現状は今から変えられます。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば自信が持てる様になるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。