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優劣をつける癖をやめたい!3ステップを心理学で解説!

[最終更新日]2023/03/06

こんにちは、伊庭和高です。

 

仕事でもプライベートでも、

優劣をつけて悩んでいる人は多いです。

 

優越感を抱いても、

劣等感を抱いても、

どちらも苦しい未来しか待っていないのです。

 

優劣をつけて悩んでしまう声は、

私の元にもよく寄せられています。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

優劣をつけるのをやめる方法を解説します。

 

ぬいぐるみ心理学無料講座

なぜ優劣をつけてしまうのか?

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだと解説しています。

 

優劣をつけて悩んでいるのも、

自分の自信のなさが原因です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自信があれば優劣をつけることはありません。

 

周りと自分を比べることなく、

自信を持って堂々と振る舞えているのです。

 

ですが自分に自信が持てずにいると、

優劣をつけて悩んでしまいます。

 

劣等感を抱いて苦しんだり、

優越感をプレッシャーに感じることもあります。

 

「具体的にはどんな自信のなさがあるのか?」

 

これから2つ解説します。

 

周りを気にしている

優劣をつけるのは、

相手の存在を前提としています。

 

「あの人より劣っている…」

「後輩の方が仕事ができる…」

「友達よりも先に結婚できた!」

 

この様に周りの目を気にするほど、

優劣をつける様になります。

 

ですが優劣をつけても、

周りの目は気になり続けます。

 

別の相手のことが気になったり、

終わりがないのです。

 

周りを気にする人ほど、

優劣に悩まされ続けてしまいます。

 

自分で自分を満たせていない

自分で自分を満たせていない人ほど、

何かにつけて優劣をつけようとします。

 

承認欲求という言葉がありますが、

承認欲求を満たすために優劣をつけるのです。

 

「あの人は自分より劣っている」

「自分の方が優れている」

 

この様に思い込むことで、

あるいは周囲に伝えることで、

承認欲求を満たしているのです。

 

外的要因で承認欲求を満たすのは、

栄養ドリンクの様なものです。

 

たとえ一時的には満たされても、

すぐに効き目が切れてしまいます。

 

優劣をつけ続けるのは幼少期にキッカケがある

そもそも生まれた時から、

優劣をつけている人はいません。

 

優劣をつける赤ちゃんなど、

どう考えてもいないのです。

 

ですが成長する中で、

優劣をつける様になるのです。

 

それこそ小学校に入れば、

勉強やスポーツで優劣がつきます。

嫌でも周りと比べてしまうのです。

 

つまり優劣をつけて悩むのは、

幼少期の経験が影響しています。

 

また私たちは親との関係が、

すべての人間関係のスタートです。

 

親との関わりで優劣をつけ始め、

悩み続ける人も多いのです。

 

「親にダメ出しばかりされた」

「親が誰かと自分を比べていた」

「親も優劣をつける人だった」

 

たとえばこうした場合は、

子どもにも影響が出てしまいます。

 

優劣どちらも苦しい

優劣をつけ続けるのは苦しいです。

 

劣等感を抱くのも苦しいですが、

優越感を抱くのもプレッシャーになります。

 

「優越感を抱き続けないと」と、

自分を追い込んでしまうのです。

 

優劣どちらに転んでも、

周りを気にし続けてしまいますし、

自分で自分を満たせないままです。

 

ですが先ほどもお伝えした様に、

生まれた時から優劣をつける人はいません。

 

生まれ持った特性ではなく、

後天的に身についたものなので、

誰でも今から現状を変えられます。

 

優劣をつけるのをやめる方法

 

次にぬいぐるみ心理学の視点で、

優劣をつけるのをやめる方法を解説します。

 

3つのステップになっており、

順に実践することで変化を実感できます。

 

ステップ1:自分の気持ちを声に出す

まず最初のステップが、

「自分で自分の気持ちを声に出すこと」

 

優劣をつけてしまう時ほど、

自分の気持ちを声に出していません。

 

声に出さず頭の中で考え込んでしまうのです。

 

私たち人間は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まる習性があります。

 

一説では1日に考える事柄の9割が、

ネガティブな内容だと言われています。

 

頭の中でネガティブ思考が強まるほど、

優劣にとらわれてしまうのです。

 

どんな気持ちも、まずは声に出して受け止めること。

これが優劣に悩まされない第一歩です。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、

ぬいぐるみを活用するのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

意識してぬいぐるみと関わることで、

自分の気持ちを声に出しやすくなります。

 

ステップ2:自信のなさと向き合う

自分の気持ちを声に出した後は、

自信のなさと向き合っていきましょう。

 

「なぜ優劣をつけるのか?」

 

「いつから優劣をつける様になったのか?」

 

「どんな時に優劣をつけるのか?」

 

浮かんだ言葉を、1つずつ問いかけていきましょう。

 

自信のなさに向き合わないと現状は変わりません。

 

自信を持って行動できる様になることで、

現状を克服できる様になります。

 

ステップ3:「どうしたいのか?」と問いかける

そして最後のステップは、

「どうしたいのか?」と問いかけます。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

 

優劣をつける時ほど、

自分を主語にして問いかけられていません。

 

自分よりも先に相手のことを考え、

相手ありきで行動してしまうのです。

 

周りの目が気になる時ほど、

自分がどうしたいかを忘れています。

 

「した方がいい」

「しなきゃいけない」

「するべきだ」

 

こうした言葉が浮かんでしまうのです。

 

「どうしたいのか?」という問いかけは、

優劣をつけるのをやめる上で不可欠です。

優劣をつけ続けても、

幸せな未来は待っていません。

 

優劣のどちらに転んでも、

悩み苦しみ続けてしまいます。

 

優劣をつける根本原因は自信のなさ。

 

先ほど紹介した3ステップを実践し、

現状を今から変えていきましょう。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば自信が持てる様になるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

また私は、自分の自信のなさの度合いを診断する心理テストを開発しました。

 

12個の質問(二択)に答えるだけで、

自信のなさをどれだけ感じているかが判明します。

こちらも合わせてやってみてください。

 

本日も最後まで読んでくださりありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。