24Oct
［最終更新日］2023/10/24
こんにちは、伊庭和高です。
「マウントを取ってしまう…」
年齢や性別を問わず、
こうした相談はよく寄せられます。
本当は取りたくないのに、
ついマントを取ってしまう人もいます。
マウントを取っても良いことはないですし、
悩みも増えるばかりです。
今回はぬいぐるみ心理学の視点で、
マウントを取る人の特徴や心理について解説します。
マウントを取る人の末路
マウントを取る人の末路は３つ。
どれか１つに該当することもあれば、
複数に当てはまることもありますが、
いずれも幸せな未来は待っていません。
人間関係が悪化する
マウントを取られて良い気分の人はいません。
「あの人はマウントを取るから…」
「関わらない様にしておこう…」
信頼を失ったり、
嫌な思いをさせてしまったり、
距離を取られてしまうのです。
その場でマウントを取れても、
大切なものを失ってしまうのです。
仕返しをされる
マウントを取られたことを、
根に持ち続ける人もいます。
「いつか仕返しをしてやる…」
何かにつけて、やり返されることがあります。
いざという時に助けてくれなかったり、
足を引っ張られる可能性もあります。
マウントを取ることが、
相手にネガティブな印象を与えるのは間違いないのです。
人との比較を続ける
マウントを取るということは、
マウントを取る相手が必要です。
「あの人よりも下に見られない様に…」
「あの人を打ち負かさないと…」
この様にマウントを取る以上、
人との比較を続けるのです。
一時的にマウントを取れても、
すぐに他の人と自分を比べ始め、
ストレスを抱え込んでしまいます。
人との比較を続けても、
自分自身を認められず、
生きづらさを感じてしまうのです。
マウントを取る根本原因
私はぬいぐるみ心理学において、
すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。
マウントを取ってしまうのも、
自分の自信のなさが根本原因です。
詳細は無料メール講座でも解説していますが、
自信があればマウントを取ろうと考えません。
本当の意味で自信があれば、
相手と自分を比べることもなく、
相手をコントロールしようともしません。
「強がり」という言葉がありますが、
強いのではなく強がっているだけです。
自信がないから強がり、
マウントを取ってしまいます。
つまりマウントを取るのをやめる上では、
自信の有無がポイントなのです。
悩みは形を変えて繰り返される
マウントを取り続けても、
幸せな未来は待っていません。
人間関係も悪化しますし、
やり返されることもあるでしょう。
異動や転職や引っ越しなど、
環境や付き合う相手を変えても、
マウントを取る現象は繰り返されます。
マウントを取ることは、
時間が解決してはくれないのです。
自信のなさと向き合いながら、
現状を好転するために行動する必要があります。
マウントを取るのをやめる方法は、
こちらの記事で詳しく解説しています。
合わせて学んでみてください。
本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました！
このコラムの執筆者
伊庭 和高（いば かずたか）
千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった５秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』（2023年9月19日号）にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。
