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人と比べてしまうのは幼少期に原因がある!心理背景を解説

[最終更新日]2023/05/25

こんにちは、伊庭和高です。

 

今回のテーマは私の元に、

特に多く寄せられているものです。

 

仕事でも私生活でも、

人と比べてしまい悩んでいる人は多いです。

 

「あの人に比べて自分は…」

「あの人より劣っている気がする…」

 

この様に周りと自分を比べるほど、

息苦しさを感じる様になります。

 

不安や悲しみ等ネガティブな感情が生まれやすく、

物事が上手く進みにくくなるのです。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

人と比べてしまう原因を詳しく解説します。

 

ぬいぐるみ心理学無料講座

人と比べてしまうのは幼少期にキッカケがある

そもそも生まれた時は誰もが、

人と比べずに生きていました。

 

人と比べて落ち込む赤ちゃんなど、

どう考えてもいません。

 

泣きたい時に泣き、

笑いたい時に笑い、

欲しい物は欲しいと主張し、

自分らしく振る舞えていました。

 

ですが大人になるにつれて、

少しずつ人と比べる様になります。

 

学校の成績、運動能力、恋愛、仕事など、

さまざまな比較対象を作ってしまうのです。

 

発達心理学の分野においては、

小学校低学年から周囲との協調性を身につけ始めると言われています。

 

確かに協調性は大事なのですが、

一方で周りの目を気にし始める時期とも言えます。

 

つまり人と比べてしまう背景は、

幼少期にあると言えるのです。

また私たち人間にとって親との関係が、

すべての人間関係のスタートです。

 

親との関わりに影響を受けて、

人と比べる様になることは多いです。

 

「やたら周りと比較する親だった」

「親の顔色を伺っていた」

「親も人と比べがちだった」

 

たとえばこうした場合だと、

子供が人と比べやすくなってしまうのです。

 

人と比べてしまう原因

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだと解説しています。

 

人と比べてしまう原因も、

自分の自信のなさなのです。

 

詳細は無料メール講座でもお伝えしていますが、

自信があれば人と比べ続けません。

 

人は人だと割り切り、

自分のやりたいことに集中できています。

 

人と比べて一喜一憂するのではなく、

ありのままの自分を大切にできています。

 

ですが自分に自信が持てずにいると、

人と自分を比べる様になってしまいます。

 

確かに幼少期にキッカケはあるものの、

大人になっても人と比べてしまっているなら、

それは自分の自信のなさが原因なのです。

 

人と比べ続けるとどうなるか?

人と比べるほどネガティブ思考が強まります。

 

できない自分に意識が向いて苦しくなったり、

不安や寂しさや怒りも生まれやすくなります。

 

たとえ一時的に相手より優れていると思っても、

「この人に負けない様に」と自分を追い込んでしまいます。

 

優劣どちらの立場になっても、

人と比べている限り苦しい状況は続くのです。

 

何より人と比べ続けるのに終わりはありません。

 

仕事でもプライベートでも、

比べる対象は無限にいます。

 

環境や付き合う相手が変わっても、

常に人と比べ続けてしまうのはつらいです。

 

人と比べるのをやめるために

ただし先ほどお伝えした様に、

生まれた時から周りと比べている人はいません。

 

生まれ持った性格ではなく、

後天的に身についたものなので、

誰でも今から人と比べるのをやめられます。

 

人と比べてしまう原因は自信のなさ。

 

自信のなさと向き合うことで、

人と比べるのはやめられます。

 

人と比べるのをやめる方法については、

こちらの記事で詳しく解説しています。

合わせて読んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。