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マウンティングをやめたい!心理背景や治し方を徹底解説!

[最終更新日]2021/08/12

こんにちは、伊庭和高です。

 

今回はマウンティングについて取り上げます。

 

仕事でも、プライベートでも、

ついマウンティングをしてしまうことはあります。

 

本人が意図的にやっているケースもあれば、

無意識にやってしまうこともあります。

 

「マウンティングをやめたい!」

「マウンティングしない自分に変わりたい!」

 

こうした声を受けることも多いです。

 

そこで今回はマウンティングをやめる方法を、

ぬいぐるみ心理学の視点で解説していきます。

 

ぬいぐるみ心理学無料講座

マウンティングとは?

相手よりも上のポジションを取ろうとし、

優位性を自慢したり威圧的な態度を示すこと。

 

自分が優れていることを相手に認めさせ、

優位に立とうとする心理のこと。

 

これがマウンティングの意味です。

※マウントを取るとも言います

 

どんな些細なことであっても、

優れている部分を相手に示すことで、

自分が相手より上に立とうとしている状態です。

 

上下関係をつけようとする意識が、

マウンティングの背景にあると言えます。

 

マウンティングする人の心理的特徴

マウンティングをする人の心理背景を、

ここからは説明していきます。

 

どれか1つに当てはまることもあれば、

複数に該当することもあります。

 

相手と自分を比べている

そもそも相手と自分を比べているから、

マウンティングをするのです。

 

仕事、恋愛、子育て…

学歴、仕事の実績、住んでいる場所…

 

比較対象を自分で作り出しながら、

マウンティングを続けてしまいます。

 

マウンティングをするということは、

相手の存在を前提としているのです。

 

相手をコントロールしようとする

自分の優位性を示そうとするので、

相手をコントロールしようとする気持ちが出てきます。

 

優位に立とうとするからこそ、

マウンティングをしてしまいます。

 

「自分の方が上だ」

「自分の思い通りになって欲しい」

 

これらがマウンティングの心理背景です。

 

強がっている

「強がり」という言葉があります。

 

実際に強いかどうかは関係なく、

強い自分を演じてしまうのです。

 

そして強がっている時ほど、

マウンティングをとってしまいます。

 

自分の方が上だという要素を示し、

強がる根拠を作ろうとしているのです。

 

ちなみに強がりについては、

こちらの記事で詳しく特集しています。

 

マウンティングしてしまう原因

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさであると解説しています。

 

マウンティングをしてしまうのも、

自分の自信のなさが原因です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自分に自信が持てないからこそ、

自分が上だと示そうとするのです。

 

もし自分に自信が持てていれば、

マウンティングを取って誇張する必要もありません。

 

相手と自分を比べたり、

相手をコントロールしようとしたり、

強がってしまうのも、

自分に自信が持てないからだと言えます。

 

また私は、自分の自信のなさの度合いを診断する心理テストを開発しました。

 

12個の質問(二択)に答えるだけで、

自信のなさをどれだけ感じているかが判明します。

合わせてやってみてください。

 

マウンティングをやめる方法

 

ここからはぬいぐるみ心理学で、

マウンティングをやめる方法を解説します。

 

マウンティングの治し方であり、

2つの方法を実践することが効果的です。

 

自分で自分の気持ちを声に出す

まず最初にお伝えする方法が、

自分の気持ちを声に出すこと。

 

マウンティングをしてしまう人の多くが、

自分の気持ちを声に出せていません。

 

自分の気持ちを声に出さず、

頭の中にとどめてしまうのです。

 

私たち人間は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が増加する習性があります。

 

頭の中で考えるほど、

気づけば心に余裕もなくなり、

相手より上に立とうとしてしまいます。

どんな気持ちもまずは声に出すこと。

 

マウンティングをやめたいならば、

まずは自分の気持ちを声に出すことです。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上で、

ぬいぐるみを活用するのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座で解説しますが、

ぬいぐるみと意識して関わることは、

マウンティングを治す上で効果を発揮します。

 

自分がどうしたいのかを問いかける

自分の気持ちを声に出した後は、

「どうしたいのか?」と問いかけてください。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

 

マウンティングに悩んでいる人は、

自分を主語にして問いかけられていません。

 

先ほども心理背景を解説した様に、

マウンティングとは誰かの存在を前提にします。

 

相手にどう思われるかを気にしたり、

自分と相手を比べていることで、

マウンティングをしてしまうのです。

 

マウンティングをしている時ほど、

自分を主語にして問いかけられず、

自分以外の誰かのことを考えてしまいます。

 

自分を主語にして問いかけることは、

マウンティングをやめる上で不可欠です。

 

マウンティングをやめ理想の人間関係を実現する

マウンティングをしていても、

人間関係の悩みを抱き続けるだけです。

 

相手との関係もギクシャクしますし、

常に気を張って疲れてしまいます。

 

マウンティングをしている自分自身が、

つらく苦しい状態を続けてしまうのです。

 

マウンティングするのをやめて、

自分を主語にして行動できる様になることで、

理想の人間関係を築ける様になります。

 

必要以上に相手に強く当たることもせず、

お互いの気持ちを尊重して関われる様になります。

 

仕事でも、プライベートでも、

物事が上手く回り始めます。

 

自信のなさと向き合いながら、

マウンティングするのを克服していきましょう。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば自信が持てるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださりありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。