22Feb
[最終更新日]2022/02/22
こんにちは、伊庭和高です。
今回のテーマである虚無感ですが、
私のもとにも多くの相談が寄せられます。
「虚無感がひどい」
「虚無感を手放したい」
虚無感に悩まされていても、
良いことはありません。
仕事やプライベートに悪影響を与えてしまいます。
今回はぬいぐるみ心理学の視点で、
虚無感から抜け出す方法を解説します。
・虚しい感覚
・心にポッカリ穴が開いた感覚
・空虚な感覚
・何をやっても楽しくない感覚
虚無感という言葉の意味を調べると、
上記の言葉が出て来ます。
あるいはさらに進んで、
生きる目的を見失っている感覚や、
人生が無意味な様に思える感覚
という意味もあります。
今やっていることに意味を見出せず、
生きていることすら放棄したくなる
ケースもあるかもしれません。
なぜ虚無感がひどくなるのか?
虚無感がひどくなる理由は、
「自分の気持ちを無視しているから」です。
言いたいことを我慢したり、
やりたいことをやらなかったり、
自分の気持ちを無視するほど虚しさを感じる様になります。
どこか淡々と日々を過ごしてしまい、
「何のために生きているのか?」と思うこともあります。
また周りの目を気にして生きている人も、
自分の気持ちを無視しがちです。
周りに合わせて良い顔を演じたりと、
自分の気持ちを抑えることが増えるので、
結果的に虚無感に襲われる様になるのです。
虚無感に悩まされる根本原因
私はぬいぐるみ心理学において、
すべての悩みの原因は自信のなさだと解説しています。
虚無感がひどい状態も、
自信のなさが原因です。
詳細は無料メール講座でも解説していますが、
自信があれば虚無感は抱きません。
自分の気持ちに素直に行動しながら、
やりたいことを行動に移せています。
一方で自分に自信が持てていないと、
虚しさが生まれやすくなります。
自信がないから周りに合わせたり、
自分の気持ちを無視してしまうのです。
また私は、自分の自信のなさの度合いを診断する心理テストを開発しました。
12個の質問(二択)に答えるだけで、
自信のなさをどれだけ感じているかが判明します。
虚無感がひどい状態からの脱出法
次にぬいぐるみ心理学の視点で、
虚無感からの脱出法をお伝えします。
2つのステップになっており、
順に実践することで虚無感を手放せる様になります。
<ステップ1>自分の気持ちを声に出す
まず最初の方法が、
「自分で自分の気持ちを声に出すこと」
虚無感に悩まされている時ほど、
自分の気持ちを声に出していません。
声に出さず頭の中で考え込んでしまうのです。
私たち人間は頭の中で考えるほど、
ネガティブ思考が強まる習性があります。
自分の気持ちを無視したり、
周りの目を気にしてしまうのも、
頭の中で考え続けている時です。
どんな気持ちも、まずは声に出して受け止めること。
これが虚無感から脱出するポイントです。
ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、
ぬいぐるみを活用するのが効果的です。
詳細は無料メール講座で解説していますが、
意識してぬいぐるみを活用することで、
虚無感を抱かず過ごせる様になります。
<ステップ2>自分を主語にして問いかける
自分の気持ちを声に出した後は、
「どうしたいのか?」と問いかけます。
「どうしたいのか?」の主語は自分自身。
虚無感を抱いてしまう時ほど、
自分を主語にして問いかけられていません。
自分よりも先に相手のことを考え、
相手ありきで行動してしまうのです。
相手のことを先に考えてしまうから、
自分の気持ちがわからなくなってしまい、
結果的に虚しさを抱いてしまうのです。
自分を主語にして問いかけることは、
虚無感を手放す上で不可欠です。
虚無感を抱き続けても、
自分が本当に望む人生は送れません。
周りに流されることも増え、
自分の気持ちを抑えて過ごす様になります。
虚無感がひどくなる原因は自信のなさ。
自信のなさと向き合いながら、
2つの方法に取り組むことで、
虚無感がひどい状況を抜け出せる様になります。
「自信のなさとは何なのか?」
「どうすれば自信が持てる様になるのか?」
詳細は無料メール講座でも解説しているので、
合わせて学んでみてください。
本日も最後まで読んでくださりありがとうございました!
このコラムの執筆者
伊庭 和高(いば かずたか)
千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。