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悲劇のヒロインを治したい!やめたい人にオススメの方法

[最終更新日]2023/05/25

こんにちは、伊庭和高です。

 

今回取り上げるのは「悲劇のヒロイン」

誰しも一度は聞いたことがあるでしょう。

 

「悲劇のヒロインをやめたい!」

「悲劇のヒロインを演じる理由を知りたい!」

 

お客様から相談を受けることはありますし、

「悲劇のヒロイン症候群」という言葉もある程、

意外と多くの人が悩んでいるテーマです。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点から、

悲劇のヒロインをやめる方法を解説します。

 

ぬいぐるみ心理学無料講座

悲劇のヒロインとは?意味を解説

「不幸な境遇でいることを嘆いている状態」

これが悲劇のヒロインの意味です。

 

ヒロインと聞くと物語の主人公に見えますが、

「悲劇の」という言葉が前に付きます。

 

「どうして私だけこんな目にあわないといけないの?」

 

苦しい境遇を嘆き続けているのが、

悲劇のヒロインの特徴だと言えます。

 

現状が不幸であることを強調する上でも、

悲劇のヒロインという言葉が使われます。

 

性別は関係ない

ヒロインと聞くと女性だけに見えますが、

男性も女性も悲劇のヒロインになり得る

 

「不幸な境遇でいることを嘆いている状態」

 

これが悲劇のヒロインの意味なので、

不幸な境遇を嘆き始めた瞬間、

誰もが悲劇のヒロインになります。

 

仕事でも恋愛でも夫婦関係でも、

誰でも悲劇のヒロインになり得るのです。

 

悲劇のヒロインの心理的特徴

悲劇のヒロインを演じてしまう時に、

どの様な心理的特徴があるのかを解説します。

 

どれか1つに当てはまることもあれば、

複数に該当することもあります。

 

周りにどう思われるかを気にしている

悲劇のヒロインを演じている人は、

周りの目を気にしていることが多いです。

 

「嫌われたらどうしよう…」

「笑われたらどうしよう…」

「変な風に思われたらどうしよう…」

 

周りにどう思われるかを気にするほど、

自分の行動に制限をかけてしまいます。

 

次第に自分で自分を苦境に追い込み、

現状を嘆いてしまうのです。

 

寂しがり屋

実は寂しがり屋な人は、

悲劇のヒロインの傾向があります。

 

寂しさをよく感じることで、

満たされない想いを抱いてしまいます。

 

寂しさが募るほど、

現状を嘆いてしまうのです。

 

寂しさと悲劇のヒロインには、

密接な関係があると言えます。

 

できない理由に目が向きやすい

仕事でもプライベートでも、

何もやるにしてもできない理由に目が向くのは、

悲劇のヒロインの特徴だと言えます。

 

できない理由ばかり考えれば、

現状を嘆く回数も増えます。

 

できないと思えば思うほど、

自分の望まない現実が生まれてしまうのです。

 

他責傾向がある

誰かや何かのせいにし、

現状がうまくいかないのを嘆いている。

 

これを他責傾向と言いますが、

悲劇のヒロインの人によく見られます。

 

「どうしてこんな境遇になったのか…」

 

自分は悪くないという意識が、

心の奥にあるからこそ、

悲劇のヒロインを作り上げてしまいます。

 

悲劇のヒロインを演じる原因

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだと解説しています。

 

悲劇のヒロインを演じてしまうのも、

自分の自信のなさが原因です。

 

詳細は無料メール講座でも解説しますが、

そもそも自分に自信が持てていれば、

不幸な境遇を嘆き続けることはありません。

 

自信が持てずに苦しんでいるからこそ、

気づけば不幸な境遇を嘆いてしまうのです。

 

悲劇のヒロインを演じる心理的メリット

「悲劇のヒロインを治したい!」

こうした声を受けることも多いですが、

実は悲劇のヒロインにも心理的なメリットがあります。

 

たとえば悲劇のヒロインを演じることで、

周りが気にかけてくれます。

 

「どうしてこんなにつらいの…」

この様に嘆いていると、

友達や同僚が心配してくれるかもしれず、

寂しさを埋めることもできます。

 

わざわざランチで集まって、

仕事や夫婦関係の苦境を嘆き続ける人がいますが、

その瞬間は周りが聞き耳を立ててくれます。

 

悲劇のヒロインを演じることによって、

気にかけたり注目してもらえるメリットがあるのです。

もちろんメリットは一時的なもので、

長い目で見ればデメリットだけです。

 

不幸な境遇が続くことになり、

良いことなど1つもありません。

 

悲劇のヒロインをやめることで、

幸せな毎日を送れる様になります。

 

悲劇のヒロイン度を診断する方法

先ほど紹介した様に、

悲劇のヒロインを演じている人の多くが、

寂しさを心の中で感じています。

 

自分の寂しがり屋度がどれくらいかは、

12個の質問(2択)に答えるだけで診断できます。

 

ここで判明した寂しがり屋度は、

悲劇のヒロイン度とほぼ同じなのです。

 

診断したいという場合は、

一度チェックしてみてください。

 

悲劇のヒロインの治し方2ステップ

悲劇のヒロインはやめることができます。

 

ここではぬいぐるみ心理学の視点で、

悲劇のヒロインの治し方を紹介します。

 

2ステップで解説しますが、

どちらのステップも実践することが重要です。

 

自分で自分の気持ちを声に出す

最初に紹介するステップが、

自分で自分の気持ちを声に出すこと。

 

私たち人間は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まる傾向があります。

 

悲劇のヒロインになってしまう人も、

声に出さず頭の中で考える癖があります。

 

どんな気持ちでも良いので、

まずは自分の気持ちを声に出すことが大切です。

ここでのポイントは、

「自分で」自分の気持ちを声に出すこと

 

友達や同僚やパートナーに、

不満やグチをこぼしてしまうのは、

自分で自分の気持ちを声に出せていません。

 

まず相手に吐き出してしまえば、

相手は嫌な気分になります。

 

「また始まったよ…」

「早く終わらないかな…」

多少スッキリしても、

相手との関係が悪化してしまいます。

 

自分で声に出すことが重要なのです。

 

ちなみに声に出す上では、

ぬいぐるみを活用するのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座で解説していますが、

ぬいぐるみを意識して活用することで、

悲劇のヒロインを抜け出せます。

 

「どうしたいのか?」と問いかける

自分の気持ちを声に出した後は、

「どうしたいのか?」と問いかけます。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

 

悲劇のヒロインを演じている人は、

主語を自分にして問いかけられていません。

 

周りの目を気にしたり、

他責傾向が出てしまったりと、

自分より周りのことを先に考えてしまうのです。

 

「どうしたいのか?」という問いかけは、

悲劇のヒロインをやめる上で不可欠です。

 

悲劇のヒロインを続けても幸せになれない

悲劇のヒロインを続けていれば、

不幸な境遇を嘆き続けることになります。

 

その瞬間に周りの気を引けても、

不幸な境遇が変わることはないので、

幸せな未来につながらないのです。

 

自信のなさと向き合いながら、

2つのステップを実践することで、

悲劇のヒロインをやめることができます。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば自信が持てるのか?」

 

無料メール講座でも詳細を解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださりありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。