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自責の念が消えない3つの心理!解決策は3ステップ

[最終更新日]2023/06/27

こんにちは、伊庭和高です。

 

自責の念に駆られることは、

誰しも一度はあるでしょう。

 

「後悔の気持ちから自分を責め続けること」

 

これが自責の念です。

 

過去の失敗を引きずったり、

上手くいかなかったことを責めている状態です。

 

「どうしてできなかったのか…」

「自分のせいで…」

 

心の中で自分を責め続けても、

苦しい状態が続くだけです。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

自責の念が消えない原因や心理背景を解説します。

 

またどうすれば自分を責めなくなるのか、

解決策をお伝えします。

 

なぜ自責の念が消えないのか?

 

自責の念が消えないのは、

3つの心理背景があります。

 

どれか1つに当てはまることもあれば、

複数に該当することもあります。

 

自分の気持ちに素直に行動できなかった

自分の気持ちに素直に行動できないと、

間違いなく後悔するでしょう。

 

失敗を恐れてしまったり、

勇気を持って行動できないと、

後悔の気持ちを引きずるのです。

 

「どうして自分で決断しなかったのか…」

「やりたいことは別にあったのに…」

 

自分自身を責め続け、

いつまでも苦しんでいるのです。

 

周りの目を気にしている

周りの目を気にしがちな人ほど、

何かにつけて自分を責めてしまいます。

 

「嫌われたらどうしよう…」

「怒られない様にしないと…」

「世間体を気にした方がいいな…」

 

こうした気持ちが頭に浮かび、

自分の気持ちを抑え込んでしまうのです。

 

周りを優先して行動するので、

後悔することも増えます。

 

周りの反応に一喜一憂したり、

上手くいかないと自分を責めやすくなります。

 

自分を責めることで自分を守っている

また人によっては自分を責めることで、

現状が悪化しない様にしていることもあります。

 

「自分を責めることで、これ以上怒られない様にしないと…」

 

「自分を責めていれば、次第に相手も落ち着くだろう…」

 

自分を責めることが、

自分を守ることにつながるのです。

 

反省していると思われたり、

言い争いになったりするのを防ぐために、

まず自分に原因を求めている状態です。

 

確かに一時的には自分を守れても、

自分を責めているのはつらいです。

 

自分で自分を傷つけている様なものなので、

生きづらさを感じやすくなります。

 

自分を責め続ける原因は自信のなさ

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

自分を責め続けてしまうのも、

自信のなさが根本的な原因です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自信があれば自分を責め続けません。

 

過去を振り返り、

未来を変えるために行動へ移せるのです。

 

ですが自信が持てていない人ほど、

いつまでも過去を引きずってしまいます。

 

自分の気持ちに素直に行動できなかったり、

周りの目を気にしてしまうのも、

自信のなさに直面しているからです。

 

自分を責め続けた末路

自分を責め続けても、

幸せな未来は待っていません。

 

ネガティブな気持ちを抱き、

前向きに生きれないのです。

 

何かにつけて自分を責めれば、

仕事や人間関係も壁に直面します。

 

信頼を失ってしまったり、

大きなミスをすることもあるのです。

 

そして自信のなさと向き合わなければ、

悩みは形を変えて繰り返されます。

 

自分を責め続ける状況が、

環境を変えても続くのです。

 

時間が解決してくれることはないのです。

 

自信のなさと向き合いながら、

現状を変えるために行動することが必要です。

 

自責の念を手放す3つの方法

 

次にぬいぐるみ心理学の視点で、

自責の念を手放す方法を解説します。

 

3つの方法を順番に実践することで、

自分を責め続ける状況を抜け出し、

前を向いて歩める様になります。

 

自分で自分の気持ちを声に出す

まず最初の方法が、

自分の気持ちを声に出すこと。

 

自責の念に駆られる時ほど、

自分の気持ちを声に出していません。

 

声に出さず、頭の中で考え続けてしまいます。

 

私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が増大する習性があります。

 

頭の中で考えるほど、

過去の後悔を引きずり、

自分を責め続けてしまうのです。

 

自分を責めてしまった気持ちも、

まずは自分で声に出しましょう。

 

ネガティブな気持ちも含め、

自分で声に出して受け止めることで、

自責の念に駆られる状況を止められます。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、

ぬいぐるみを使うのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

意識してぬいぐるみと関わるほど、

自分の気持ちを受け止めやすくなります。

 

「本当はどうしたかったのか?」と問いかける

そして自分の気持ちを声に出した後は、

「本当はどうしたかったのか?」と問いかけましょう。

 

確かに過去の出来事は変えられませんが、

過去から後悔する気持ちを引きずっているのです。

 

「本当はどうしたかった?」と問いかけると、

過去から引きずっている感情を手放せます。

 

「どうするべきだったのか?」

「どうしなければいけなかったのか?」

 

この様に問いかけてしまうと、

自責の念は消えません。

 

「どうしたかったのか?」と、

「〜したかった」の形で問いかけましょう。

 

自分の気持ちを受け止め、

次第に心が軽くなります。

 

「これからどうしたいのか?」と問いかける

そして過去を振り返った後は、

未来に意識を向けます。

 

「これからどうしたいのか?」と問いかけましょう。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

 

自分を主語に問いかけることで、

自分が望む行動を選択できます。

 

自責の念を感じている時ほど、

自分を主語に問いかけていません。

 

周りの目が気になったり、

自分の決断に自信が持てなくなるのです。

 

「私はどうしたらいいの?」と考え、

自分がしたいことに気づけないこともあります。

 

「どうしたいのか?」という問いかけは、

自分の気持ちに素直に行動する上で不可欠です。

自責の念に悩まされ続けても、

幸せな未来は待っていません。

 

過去を引きずってしまい、

今この瞬間を充実させることができません。

 

仕事でもプライベートでも、

自分を責めることが増え苦しいままです。

 

自責の念に悩まされる根本原因は自信のなさ。

 

自信のなさと向き合い、

3つの方法を実践することで、

今から現状は変えられます。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば自信が持てる様になるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。