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自己否定癖は育ちに原因が!心理背景を徹底解説!

[最終更新日]2023/12/19

こんにちは、伊庭和高です。

 

仕事でもプライベートでも、

自己否定を続けても苦しいだけです。

 

常に自分を否定している様なもので、

ネガティブな気分になるでしょう。

 

人間関係が上手くいかなかったりと、

良いことはないのです。

 

「自己否定が癖になっている」

「自己否定が止まらない」

 

年齢や性別を問わず、

こうした相談はよく寄せられます。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

自己否定をする原因を詳しく解説します。

 

自己否定の原因は育ちにある?

そもそも冷静に考えてみれば、

生まれた時から自己否定をする人はいません。

 

自分を否定する赤ちゃんなど、

どう考えてもいませんよね。

 

ですが成長し大人になる中で、

自分で自分を否定し始めるのです。

 

また私たちは親との関係が、

すべての人間関係のスタートです。

 

親と関わる中で自己否定を始め、

人生に影響を与えるケースも多いです。

 

「親にダメ出しばかりされてきた」

「親の顔色をうかがってきた」

「親も自己否定の癖があった」

 

たとえばこうした場合だと、

子供にも悪影響が及ぶのです。

 

つまり自己否定をしてしまうのは、

これまでの育ちにも原因があります。

 

自己否定をしてしまう根本原因

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

自己否定をしてしまうのも、

自分の自信のなさが根本原因です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自信があれば自己否定はしません。

 

たとえ自己否定しそうになっても、

すぐに気持ちを切り替えられるのです。

 

自身のなさに直面した時に、

自分を否定してしまいます。

 

また私は、自分の自信のなさの度合いを診断する心理テストを開発しました。

 

12個の質問(二択)に答えるだけで、

自信のなさをどれだけ感じているかが判明します。

こちらも合わせてやってみてください。

 

自己否定をしてしまう心理背景

 

次に自己否定をする時に、

どんな心理背景があるかを解説します。

 

3つの心理背景がありますが、

どれか1つに該当することもあれば、

複数に当てはまることもあります。

 

周りの目を気にしている

「変に思われたらどうしよう…」

「予想外の反応が返ってくるかも…」

「怒られない様にしないと…」

 

この様に周りの目を気にするほど、

自己否定をしがちになります。

 

自分の気持ちよりも先に、

周りにどう思われるかを気にしてしまうのです。

 

言いたいことを飲み込んだり、

無理して周りに合わせてしまい、

そんな自分を否定的に見るのです。

 

失敗が怖い

「間違えたらどうしよう…」

「ミスをしない様に…」

 

この様に失敗を怖がるほど、

自分を否定しがちになります。

 

やりたいことがあっても、

否定的なことを考えブレーキを踏むのです。

 

確かに失敗を怖がっていれば、

実際に失敗することはないでしょう。

 

ですが同時に成功することもありません。

 

その意味では失敗を怖がることが、

実は最大の失敗だと言えます。

 

完璧主義

「完璧にやらなければ…」

「まだ十分ではない…」

 

この様に完璧主義の人ほど、

否定的に物事を考えがちです。

 

完璧さを求めるのは否定しませんが、

完璧主義まで行くとやり過ぎです。

 

自分で自分を追い込んでしまい、

できていない点ばかり意識が向くのです。

 

結果的に否定ばかりして、

生きづらさを感じてしまいます。

 

悩みは形を変えて繰り返される

「異動すれば…」

「転職すれば…」

「付き合う相手を変えれば…」

 

この様に環境を変えることで、

現状を好転しようと思う人は多いです。

 

確かに環境が変われば気分もリセットできます。

 

ですが周りが変わっても自分が変わらないと、

新たな環境でも自己否定を始めるのです。

 

その意味で自己否定が癖になる状況は、

時間が解決してはくれないのです。

 

先ほどもお伝えした様に、

自己否定をする根本原因は自信のなさ。

 

自信のなさと向き合い、

現状を変えるために行動する必要があります。

 

自己否定をやめる方法については、

こちらの記事で詳しく特集しています。

 

自己否定を克服したお客様の声も、

エピソードを交えて紹介しているので、

合わせて読んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。