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頑張りたいのに頑張れないのは甘えではない!自己嫌悪の前に向き合うこと

[最終更新日]2024/08/20

こんにちは、伊庭和高です。

 

「頑張りたいのに頑張れないのは甘えではないか?」

 

こうした相談は毎日の様に、

私の元へ寄せられています。

 

仕事でもプライベートでも、

頑張りたいのに頑張れないのは辛いです。

 

そんな自分が嫌になってしまったりと、

良いことは何もありません。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点から、

頑張りたいのに頑張れない原因と解決策をお伝えします。

 

頑張りたいのに頑張れないのは甘えではない

まず結論からお伝えすると、

頑張りたいのに頑張れないのには理由があります。

 

「自分が甘いのではないか…」

 

この様に思い悩む人もいますが、

決してそんなことはないのです。

 

「一体どんな心理背景があるのか?」

 

代表的な2つの心理背景について、

具体的に解説します。

 

疲れているから

そもそも疲れているので、

頑張りたくても頑張れないのです。

 

ただし注意が必要なのは、

決して肉体的な疲れが原因とは限らないこと。

 

「気疲れ」という言葉がありますが、

精神的な疲れを感じていることで、

頑張りたくても頑張れなくなる人は多いのです。

 

・周りの目や評価が気になる

・必要以上に気を使い過ぎている

 

たとえばこうした場合は、

気疲れをため込みやすくなります。

 

そして蓄積された精神的な疲れで、

行動へ移す気力もなくなってしまうのです。

 

やりたいことではないから

仕事でもプライベートでも、

やりたいことではないと頑張れなくなります。

 

言われたことばかりこなしたり、

やりたくもないことをやらされていては、

モチベーションも高まらないのです。

 

「自分のやりたいことがわからない」と、

そもそもやりたいことに気づいていない人もいます。

 

やりたいことがわからないままだと、

頑張る気力もなくなってしまうのです。

 

また「するべき」「しなければ」が浮かぶ時も、

やりたいことではないので、

頑張りたくても頑張れなくなります。

 

どこかで必ずガス欠を起こしてしまうのです。

 

自信のなさが根本原因です

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの根本原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

頑張りたいのに頑張れないのも、

自分の自信のなさが根本的な原因です。

 

やりたいことがわからなかったり、

気疲れをため込んでしまうのも、

自分に自信が持てないことが影響しています。

 

自信があれば必要以上に気を使わず、

周りの目や評価も気にしません。

 

やりたいことに気づき、

行動へ移すこともできています。

 

頑張りたいのに頑張れない状況は、

自信の有無で抜け出せるのです。

 

幼少期の記憶が影響することも?

私たちの自信のなさは、

幼少期の経験から形作られます。

 

生まれた時から自信がない人はいません。

 

成長する中で周りを気にしたりと、

自分に自信が持てなくなってしまうのです。

 

また私たちは親との関係が、

すべての人間関係のスタートです。

 

親と関わる中で自信が持てなくなり、

頑張りたくても頑張れなくなる人もいます。

 

「親の顔色をうかがってきた」

「良い子を演じてきた」

「親に怒られるのが怖かった」

 

たとえばこうした場合は、

子供にも悪影響が出てしまうのです。

 

悩みは形を変えて繰り返される

異動や転職や引っ越しなど、

環境を変えれば一時的に気持ちも楽になるでしょう。

 

ですが環境を変えても自分が変わらないと、

新たな環境でも同じ悩みに直面してしまいます。

 

頑張りたいのに頑張れない状況が、

形を変えて繰り返されてしまうのです。

 

「また頑張れなかった…」と自己嫌悪して、

苦しい状況を迎えてしまいます。

 

だからこそ自信のなさと向き合い、

今から現状を変えていく必要があります。

 

現状を好転する2つの方法

 

次にぬいぐるみ心理学の視点で、

現状を好転する方法をお伝えします。

 

2つの方法を繰り返し実践することで、

頑張りたい時に頑張れる様になります。

 

自分で自分の気持ちを声に出す

まず最初に取り組むのは、

自分で自分の気持ちを声に出すこと。

 

頑張りたいのに頑張れない人ほど、

自分の気持ちを声に出していません。

 

普段から声に出さず、頭の中で考えがちなのです。

 

私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まる習性があります。

 

一説では1日に考えることの9割が、

ネガティブな事柄だと言われています。

 

気疲れをため込んだり、

やりたいことがわからなくなるのも、

頭の中で考えている時です。

 

そして頭の中で考え過ぎてしまい、

行動へ移せなくなってしまいます。

 

どんな気持ちでも大丈夫です。

まずは自分で自分の気持ちを声に出すことが、

現状を変える第一歩です。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、

ぬいぐるみを活用するのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

意識してぬいぐるみに触れることは、

自分の気持ちを声に出す上でも効果的です。

 

「どうしたい?」と問いかける

そして自分の気持ちを声に出した後は、

「どうしたい?」と問いかけます。

 

「どうしたい?」の主語は自分自身。

 

頑張りたいのに頑張れない人は、

自分を主語に問いかけていません。

 

自分以外の誰かのことを考えています。

 

「した方がいい」

「するべきだ」

「しなければならない」

「してあげる」

「して欲しい」

 

たとえばこれらの言葉は、

自分以外の誰かのことを考えている時に浮かびます。

 

相手のことを先に考えてしまい、

気疲ればかり蓄積してしまったり、

やりたいことがわからなくなります。

 

また「どうしたい?」ではなく、

「どうすればいい?」と考えがちなのも、

頑張りたいのに頑張れない人の特徴です。

 

「私はどうすればいいの?」と考え、

答えを周りに求めてしまうので、

いつまでも自分の気持ちがわからないのです。

 

「どうしたい?」と自分を主語に問いかけるのは、

頑張りたい時に頑張れる自分に変わるために不可欠です。

頑張りたいのに頑張れないままだと、

幸せな未来は待っていません。

 

自己嫌悪の気持ちも強まりますし、

疲れを感じるばかりです。

 

頑張りたいのに頑張れない根本原因は自信のなさ。

 

自信のなさと向き合い、

2つの方法を実践することで、

現状を好転していきましょう。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば自信が持てる様になるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。