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自分が嫌になると泣くのをやめたい!心理背景や原因と克服法を解説

[最終更新日]2021/07/13

こんにちは、伊庭和高です。

 

自分のことが嫌になる瞬間は、

生きていれば1度はあると思います。

 

大きな失敗をした時や、

上手くいかない毎日を過ごしてたりと、

ネガティブ思考が強まると自己嫌悪の気持ちも出てくるのです。

 

そして自分で自分が嫌になり、

涙が出てくることもあります。

 

「自分が嫌になる現状を変えたい」

「泣いてしまう状況を何とかしたい」

こうした声を聞くことも多いです。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

自分が嫌になり涙を流してしまう心理背景や解決策をお伝えします。

 

ぬいぐるみ心理学無料講座

自分が嫌になる心理背景

 

「なぜ自分が嫌になってしまうのか?」

心理背景を解説します。

 

どれか1つに当てはまることもあれば、

複数に該当することもあります。

 

やりたいことがわからない

仕事でも、プライベートでも、

やりたいことがわからず過ごしていると、

自分のことが嫌になってしまいます。

 

やりたいことがわからないと、

何のために生きているのかわからなくなります。

 

流されるかの様に日々を送っている様に感じたり、

生きている意義が見出せなくなることもあるのです。

 

周りの目を気にしている

「変な風に思われたら…」

「否定されたら…」

「傷つけてしまったら…」

 

この様に周りの目を気にしていると、

そんな自分に嫌気がさしてしまいます。

 

自分の気持ちを脇に置き、

周りありきで行動する様になってしまうのです。

 

周りが求める姿を演じることもできますが、

自分で自分を大切にできていない感覚が生まれてしまいます。

 

完璧主義

「まだ足りない」

「もっとしっかりやらなきゃ」

 

この様に完璧主義の意識が強いと、

できていない点に意識が向きやすくなります。

 

日常的に自分を否定している様なものなので、

そんな自分を嫌になってしまうのです。

 

ちなみに完璧主義については、

こちらの記事で詳しく特集しています。

 

急に自分が嫌になることも

何気なく毎日を生きている中で、

急に自分が嫌になることもあります。

 

「もう嫌だ!」

「何でこんなことをしているのか?」

 

心にポッカリ穴が開いた様に、

自分の性格や境遇や人生すべてに嫌気がさしてしまうのです。

 

自分のことが嫌になった時ほど、

自分自身と向き合うタイミングです。

 

「何が嫌なのか?」

「本当はどうしたいのか?」

 

この様に問いかけながら、

自分の気持ちを明らかにしていくことが大切です。

 

なぜ涙が出てくるのか?

「なぜ涙が出てくるのか?」

 

こうした質問もよく寄せられますが、

涙という漢字は「さんずいに戻る」と書きます。

 

モヤモヤしたり苦しい状況を

泣くことで落ち着いた状態に戻すため、

限界を迎えると涙が流れるのです。

 

裏を返せば、心が限界を迎えている時に涙が流れるとも言えます。

 

とはいえ涙を流したとしても現状は変わりません。

 

一時的にスッキリすることはあっても、

自分が嫌だと思う状況は変わっていないのです。

 

我慢が限界を迎えた時に涙を流す状況を、

何度も繰り返してしまうことがあるのです。

 

自分が嫌になる原因

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだと解説しています。

 

自分が嫌になり泣いてしまうのも、

自信のなさが根本的な原因なのです。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

もし自信があれば自分が嫌になることはありません。

 

やりたいことがわからなかったり、

周りの目を気にしていたり、

完璧主義になってしまうのも、

自分に自信が持てていないからだと言えます。

 

ですが生まれた時から

自分が嫌な人はいません。

 

生まれ持った特徴ではなく、

成長する中で身についたものなので、

誰でも自分が嫌いなのを克服できる様になります。

 

自分が嫌になるのを克服する方法

 

ここからは実際に、

自分が嫌になるのを克服する方法をお伝えします。

 

2つの方法を繰り返し実践することで、

自分が嫌にならずに行動できる様になります。

 

自分の気持ちを声に出す

まず最初の方法が、

「自分で自分の気持ちを声に出すこと」

 

自分が嫌になる時ほど、

自分の気持ちを声に出していません。

 

声に出さず頭の中で考え込んでしまうのです。

 

私たち人間は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まる習性があります。

 

ネガティブ思考が強まるほど、

自己嫌悪の気持ちも強まってしまうのです。

 

どんな気持ちも、まずは声に出して受け止めることです。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、

ぬいぐるみを活用するのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座で解説していますが、

意識してぬいぐるみを活用することは、

自分が嫌になるのを克服する上で効果的です。

 

自分を主語にして問いかける

自分の気持ちを声に出した後は、

「どうしたいのか?」と問いかけます。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

 

自分が嫌になる時ほど、

自分を主語にして問いかけられていません。

 

自分よりも先に周りのことを考えているので、

自分を主語にして問いかけていないのです。

 

周りありきで行動していれば、

そんな自分のことを好きになれないのです。

 

自分を主語にして問いかけることは、

自分が嫌な気持ちをなくす上で不可欠です。

自分が嫌だと思い続けても、

一向に幸せにはなりません。

 

涙を流すことがあっても、

その瞬間はスッキリするかもしれませんが、

根本的には何も変わらないのです。

 

自分が嫌になる原因は自信のなさ。

 

自信のなさと向き合いながら、

2つの方法に取り組むことで、

自分が嫌になる現状を克服できます。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば自信が持てる様になるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださりありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。