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失言した後悔を手放す3ステップ!心理背景や原因も解説

[最終更新日]2023/02/16

こんにちは、伊庭和高です。

 

「仕事で失言してしまった…」

 

「友達と一緒にいる場面で失言してしまった…」

 

「思ってもいないことを言ってしまった…」

 

この様に失言についての相談は、

私の元にもよく寄せられます。

 

失言して良いことはないですし、

人間関係も悪化してしまいます。

 

「何であんなことを言ってしまったのか…」

 

後悔の気持ちを引きずるのも苦しいです。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

失言した後悔を手放す方法を解説します。

 

また失言してしまう心理背景を紹介し、

失言しない自分に変わるための方法もお伝えします。

 

失言した後悔を手放す3ステップ

 

失言した後悔を手放すためには、

3つのステップがあります。

 

順番に実践することで、

後悔を引きずらなくなります。

 

もし失言をしてしまっても、

すぐにリカバリーできるのです。

 

後悔の気持ちを声に出す

まず最初のステップが、

後悔の気持ちを声に出すこと。

 

後悔している気持ちを、

ブツブツと声に出してください。

 

私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が増大する習性があります。

 

つまり失言した後悔も、

頭で考えるほど引きずるのです。

 

後悔している気持ちも、

まずは声に出すこと。

 

誰かに吐き出す必要はなく、

独り言で構いません。

 

自分の気持ちを声に出すことを、

意識してみてください。

 

「本当はどうしたかったのか?」と問いかける

そして声に出した後は、

「本当はどうしたかったのか?」と問いかけます。

 

失言したのは過去のことです。

 

私たち人間は過去の出来事ではなく、

そこで抱いた感情を引きずっています。

 

「本当はどうしたかったのか?」

 

この様に問いかけても、

過去の出来事は変えられません。

 

ですが過去に抱いた感情を手放せるので、

早く後悔がなくなるのです。

 

「次はどうしたいか?」と問いかける

そして過去を振り返った後は、

未来へと意識を向けます。

 

「次はどうしたいか?」と問いかけます。

 

これから先の未来に意識を向けることで、

後悔の先へ進むことができます。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

 

自分を主語に問いかけることで、

自分が望む行動を選択できる様になります。

 

なぜ失言してしまうのか?

「そもそも失言してしまうのはなぜか?」

 

理由を知ることは重要です。

 

失言した後悔を手放せる様になるより、

失言しない自分に変わる方が大事です。

 

失言してしまう心理背景を知り、

今から対策を立てる必要があります。

 

失言してしまう背景には、

3つの心理があります。

 

どれか1つに当てはまることもあれば、

複数に該当することもあります。

 

周りの目を気にしている

「嫌われたらどうしよう…」

「変に思われてないかな…」

「上手く伝えられるかな…」

 

この様に周りを気にするほど、

失言の可能性が上がります。

 

周りを気にするほどに、

自分の気持ちがわからなくなります。

 

思ってもいないことを言ったり、

何が言いたいのかわからなくなってしまうのです。

 

周りの反応や評価が気になるほど、

緊張したり言葉が出てこなくなることもあります。

 

沈黙が怖い

会話の沈黙が怖い人ほど、

うっかり失言をしやすいです。

 

「沈黙を止めなければ」と焦り、

思ってもいないことを言ってしまうのです。

 

確かに沈黙は止まりますが、

気まずい雰囲気が流れたり、

誤解を与えてしまうこともあります。

 

「沈黙の何が怖いのか?」と問いかけ、

自分の気持ちを落ち着かせることが大切です。

 

見栄を張っている

周りによく思われようとしたり、

マウントを取ってしまったりと、

見栄を張る時ほど失言も増えます。

 

事実と違うにも関わらず、

自分を良く見せようとするのです。

 

見栄を張れば張るほど、

自分で自分を苦しめてしまいます。

 

常に見栄を張り続けなければいけず、

バレた時には信頼も失ってしまうのです。

 

失言してしまう根本原因

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

失言してしまうのも、

自分の自信のなさが原因です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自信があれば失言することは限りなくゼロにできます。

 

たとえ失言をしても、

すぐにリカバリーできるのです。

 

周りの目を気にしたり、

沈黙を恐れたり、

見栄を張ってしまうのも、

自信がない時の共通点です。

 

つまり自信の有無が、

失言しないための分かれ道なのです。

 

また私は、自分の自信のなさの度合いを診断する心理テストを開発しました。

 

12個の質問(二択)に答えるだけで、

自信のなさをどれだけ感じているかが判明します。

こちらも合わせてやってみてください。

 

失言は繰り返される

転職や異動、

引越しや付き合う相手を変えたり…

 

環境や相手が変わっても、

悩みは形を変えて繰り返されます。

 

失言してしまう自信のなさに向き合い、

自分自身が変わらなければ、

失言してしまう状況は続くのです。

 

時間が解決してくれることはあり得ないのです。

 

ですが冷静に考えれば、

生まれた時から失言に悩む人はいません。

 

生まれ持った性格ではなく、

後天的に身についたものなので、

誰でも今から現状を変えられます。

 

失言しない2つの方法

 

次にぬいぐるみ心理学の視点で、

失言しない2つの方法を解説します。

 

後悔を手放す方法と一部同じですが、

2つの方法を普段から習慣化すれば、

そもそも失言する機会をなくせるのです。

 

自分で自分の気持ちを声に出す

失言しないためには、

普段から自分の気持ちを声に出すことが大切です。

 

声に出さず頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が増大してしまいます。

 

一説には1日で考えることの9割が、

ネガティブな事柄だと言われています。

 

周りの目が気になったり、

沈黙が怖くなったり、

見栄を張ってしまう時も、

頭の中で考えているのです。

 

どんな気持ちでも構いませんので、

自分の気持ちを声に出すことが、

失言をしないことにもつながります。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、

ぬいぐるみと関わるのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

意識してぬいぐるみと関わるほど、

自分の気持ちに気づきやすくなります。

 

「どうしたいのか?」と問いかける

そして声に出した後は、

「どうしたいのか?」と問いかけます。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分。

 

失言してしまう時ほど、

自分を主語にできておらず、

周りのことを先に考えてしまいます。

 

「した方がいい」

「しなければいけない」

「するべきだ」

「してあげる」

 

たとえばこれらの言葉は、

相手のことを考えている時に出てきます。

 

「どうしたいのか?」と問いかけるのは、

失言しない自分に変わるために不可欠なのです。

失言を続けても、

幸せな未来は待っていません。

 

後悔の気持ちも引きずり、

仕事や人間関係で悩み続けてしまいます。

 

失言してしまう原因は自信のなさ。

 

自信のなさと向き合い、

2つの方法を実践することで、

失言しない自分に変わることができます。

 

「自信のなさとは何なのか?」

 

「どうすれば自信が持てる様になるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。