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べき思考を手放す2つの方法!治し方をぬいぐるみ心理学で解説

[最終更新日]2023/05/23

こんにちは、伊庭和高です。

 

「〜するべきだ」

 

仕事でもプライベートでも、

「べき思考」に悩む人は多いです。

 

「意見を言うべきか」

「指示を出すべきか」

「我慢するべきか」

 

この様に「するべき」が出てくると、

自分が望まない選択をしてしまいます。

 

物事が上手くいかず、

人間関係にも悩んでしまいます。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

「べき思考」をしてしまう原因を解説します。

 

その上でべき思考を手放す方法を、

独自の切り口でお伝えします。

 

「べき思考」をしてしまう原因

無意識に「するべき」と思ってしまうのは、

自分以外の誰かのことを気にしているからです。

 

「相手の反応を伺ったり…」

「合ってるか気になったり…」

「立場や役職を気にしたり…」

 

周りの目が気になっているのです。

 

するべきだと思うほど、

緊張したり気を張ってしまいますし、

自分の気持ちを我慢しやすくなります。

 

自分の気持ちよりも、

相手の反応を優先してしまうのです。

 

「この人と結婚するべきだ!」の末路

これは恋愛や結婚にたとえるとイメージしやすいです。

 

「この人と付き合いたい!」

「この人と結婚したい!」

 

これは自分の本心ですし、

自分の気持ちに素直になれています。

 

「この人と付き合うべきだ!」

「この人と結婚するべきだ!」

 

自分の気持ちが乗っていないのは、

声に出してみると一目瞭然です。

 

先ほども解説したとおり、

するべきだと思っている背景には、

自分以外の誰かのことを気にしています。

 

「周りが次々に結婚しているから…」

 

「このチャンスを逃したら結婚できないから…」

 

「親が結婚しろってプレッシャーをかけるから…」

 

こうした気持ちが隠れているのです。

 

するべきだと思い行動しても、

幸せな未来は待っていないのです。

 

悩みの根本原因は自信のなさ

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

「するべき」だと思ってしまうのも、

自分の自信のなさが根本原因です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自信があれば周りの目は気にしません。

 

自分の気持ちを犠牲にしたり、

難しく考え過ぎることもありません。

 

一方で自信のなさが出てくる時ほど、

周りが気になってしまいます。

 

「するべき」だと思い、

本心から遠ざかってしまうのです。

 

また私は、自分の自信のなさの度合いを診断する心理テストを開発しました。

 

12個の質問(二択)に答えるだけで、

自信のなさをどれだけ感じているかが判明します。

こちらも合わせてやってみてください。

 

悩みは形を変えて繰り返される

自信のなさと向き合わないと、

悩みは形を変えて繰り返されます。

 

職場を変えても、

付き合う相手を変えても、

べき思考が浮かぶ癖は消えません。

 

周りが変わっても自分が変わらないと、

同じ壁に直面してしまうのです。

 

その意味で、時間が解決してはくれないのです。

 

ですが冷静に考えれば、

生まれた時からべき思考に悩む人はいません。

 

「ここは泣くべきだ!」なんて、

赤ちゃんは思わないでしょう。

 

べき思考が癖になったのも、

生まれ持った性格ではなく、

後天的に身についたものです。

 

自信のなさと向き合うことで、

今から現状は変えられます。

 

べき思考を手放す2つの方法

 

次にぬいぐるみ心理学の視点で、

べき思考を手放す方法を解説します。

 

2つの方法を繰り返し実践することで、

べき思考の癖を治すことができます。

 

自分で自分の気持ちを声に出す

まず最初の方法は、

自分の気持ちを声に出すこと。

 

べき思考に悩む時ほど、

声に出さず頭の中で考えています。

 

私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まる特性があります。

 

周りの目が気になったり、

難しく考え過ぎてしまったり、

「するべきだ」と思ってしまうのも、

頭の中で考えている時なのです。

 

どんな気持ちもまずは自分で、

ブツブツ声に出してみましょう。

 

「今、するべきだと思ったな」

 

この様に声に出すだけでも、

べき思考に流されなくなります。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出すには、

ぬいぐるみを活用するのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

意識してぬいぐるみと関わるほど、

声に出すことに慣れていきます。

 

「どうしたいのか?」と問いかける

自分の気持ちを声に出した後は、

「どうしたいのか?」と問いかけます。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

 

「したい」は自分が主語で、

「するべき」は相手のことを考えています。

 

自分を主語に問いかけないと、

物事は上手く進みません。

 

どれだけ相手のことを考えても、

相手の気持ちはわからないのです。

 

「今、するべきだと思ったな」

「自分はどうしたいのか?」

 

この様に声に出して問いかけると、

自分を主語に行動を選択できます。

 

「どうしたいのか?」という問いかけは、

べき思考を手放す上で不可欠です。

「するべき」と思い続けても、

息苦しさが強まるだけです。

 

周りの目を気にして、

自分の気持ちを犠牲にしてしまいます。

 

べき思考の原因は自信のなさです。

 

自信のなさと向き合い、

2つの方法を実践することで、

べき思考を手放すことができます。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば自信が持てる様になるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。